導入
成長期の小学生や中学生に多くみられる「オスグッド病」。膝の下が痛み、運動を続けることがつらくなり、クラブ活動や部活動を思い切りできないお子さんも少なくありません。「一日でも早く痛みから解放してあげたい」と願う親御さんにとっても、とても切実な悩みです。
ひのくま整骨院では、神経筋整復法を用いた整体で、成長期特有の膝の痛みに寄り添い、再び元気にスポーツを楽しめる体づくりをサポートしています。
目次
- 導入
- 序文:成長期の膝の痛みに共感
- 神経筋整復法によるオスグッドへのアプローチ
- オスグッドの一般的な医療的説明
- ひのくま整骨院での施術方針と考え
- 患者さんの体験談
- まとめ
序文:成長期の膝の痛みに共感
「走ると膝が痛い」「ジャンプの着地で膝下がズキッとする」…こうした症状が続くと、スポーツを頑張るお子さんも気持ちが落ち込んでしまいます。成長期に多いオスグッドは「休ませるしかない」と言われがちですが、痛みを我慢して練習を続けると悪化することもあります。
本記事では、オスグッドの一般的な医療の考え方と、ひのくま整骨院で行っている神経筋整復法によるアプローチをご紹介します。最後まで読むことで「子供の膝の痛みがどのように改善していけるのか」がイメージできると思います。
神経筋整復法によるオスグッドへのアプローチ
神経筋整復法は、PNF(固有受容性神経筋促通法)の理論をベースに研究開発された整体法です。
この方法は、筋肉内の感覚受容器を刺激し、脊髄や脳を経由して運動神経へ情報を伝えることで、筋肉の活動をスムーズに引き出します。オスグッドの原因となる大腿四頭筋(もも前の筋肉)の緊張を和らげ、筋肉と骨の引っ張り合いを軽減する効果が期待できます。
マッサージや電気治療と異なり、神経回路(神経反射弓)を整えるため、筋肉が自然に働きやすい環境をつくり、再発しにくい体の改善を目指します。
オスグッドの一般的な医療的説明
オスグッド病は、成長期の子供に多く見られる膝下の痛みで、膝のお皿の下にある「脛骨粗面」と呼ばれる部分が引っ張られて炎症を起こす状態です。
整形外科などの一般的な対応は、運動を休む・ストレッチやアイシングを行う・必要に応じて湿布や鎮痛薬を使うといった保存療法が中心です。痛みが強い場合には一定期間の安静を指導されることもあります。
ひのくま整骨院での施術方針と考え
私たちは、オスグッドの痛みを「炎症だけ」ではなく、筋肉の働きのアンバランスとして捉えます。
痛みの種類を大きく3つに分けると、
1. ケガや感染による炎症性疼痛
2. 水腫や腱鞘炎などの代謝性疼痛
3. 筋肉の閾値が低下して起こる痙攣性疼痛
オスグッドの多くは、3の「筋肉の閾値の低下」による痛みにあたります。
大腿四頭筋が常に緊張状態になり、膝下の骨に過剰な負担をかけることで発症するのです。神経筋整復法で筋肉の働きを整えることで、膝関節のバランスを回復させ、部活動を続けながらでも改善を目指せるケースがあります。
患者さんの体験談
中学2年生・男子サッカー部
練習中のダッシュやシュート時に膝下の痛みが強く、整形外科では「運動を休むように」と言われました。しかし試合も控えており、休むことに抵抗があり当院を受診。
初診では、股関節・大腿部・膝関節のバランス検査を実施。大腿四頭筋の過緊張と軸のずれを確認し、神経筋整復法で軸合わせを行いました。3回目の施術で痛みは半分以下に。10回目の時点で試合にフル出場できるまで改善しました。
まとめ
オスグッドは成長期によくある症状ですが、ただ「休ませる」だけでは解決が難しい場合もあります。
ひのくま整骨院では、神経筋整復法を通して筋肉の働きを整え、膝の痛みを根本から改善へと導くサポートをしています。
もし「子供の膝の痛みで悩んでいる」「部活動を続けながら治したい」と思われているなら、ぜひ一度ご相談ください。
所在地:〒346-0012 埼玉県久喜市栗原2-2-7
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