その痛み、いつまで我慢し続けますか?
こんにちは。久喜市でスポーツ選手の体を専門的にケアしている、ひのくま整骨院の日隈です。
ボールを蹴る瞬間、走り出す一歩目、方向転換をするとき…股関節の付け根あたりに、ズキッとした鋭い痛みが走る。
病院に行っても「恥骨結合炎ですね。しばらく休んでください」と言われるだけ。真面目に練習を休んでも、いざ復帰すると痛みがぶり返し、パフォーマンスはどんどん落ちていく。いつ治るか分からない不安と焦りの中で、大好きなサッカーや陸上を続けることさえ、諦めかけていませんか?
もしあなたが今、そんな出口の見えないトンネルの中にいるのなら、この記事が希望の光になるかもしれません。
その繰り返す痛みは、決してあなたの根性が足りないからでも、体が弱いからでもありません。痛みを引き起こしている「本当の原因」に、まだ手が届いていないだけなのです。
この記事では、なぜあなたの恥骨結合炎が治りにくいのか、その根本原因を解き明かし、当院の整体「神経筋整復法」が、どのようにしてその原因にアプローチし、あなたを完全復帰へと導けるのか、その具体的な道筋をお話しします。
【目次】この記事でわかること
- 恥骨結合炎とは?痛みが起こるメカニズム
- 犯人は痛む場所にはいない!骨盤の安定性を揺るがす「筋肉のサボり」
- なぜ安静にするだけではダメなのか?対症療法の限界
- 神経筋整復法:骨盤を安定させる”インナーマッスル”へのスイッチを入れる
- 【症例紹介】大学サッカーへの道を閉ざしかけた痛みが、なぜ改善したのか
- その痛み、もう一人で悩まないで。久喜市で待っています
恥骨結合炎とは?痛みが起こるメカニズム
まず、痛みが出ている場所について理解しましょう。「恥骨結合」とは、骨盤の正面にある左右の恥骨が、軟骨を介して繋がっている部分のことです。ここは、非常に頑丈な靭帯で補強されており、本来はほとんど動きません。
しかし、サッカーのキック動作やランニングのように、片足立ちで体を捻るような動作を繰り返すと、この恥骨結合部には、ハサミで紙を切るような「剪断(せんだん)ストレス」という、非常に強力な力がかかります。
通常であれば、骨盤周りの筋肉(特に腹筋や内ももの筋肉)が鎧のように骨盤を安定させ、このストレスを吸収・分散してくれます。しかし、何らかの原因でこの「筋肉の鎧」がうまく機能しなくなると、ストレスが恥骨結合部に集中し、炎症や微細な損傷を引き起こします。これが、恥骨結合炎の正体です。
犯人は痛む場所にはいない!骨盤の安定性を揺るがす「筋肉のサボり」
ここが最も重要なポイントです。
恥骨結合炎を引き起こす根本原因は、痛む恥骨そのものではなく、骨盤を安定させるべき筋肉たちが、本来の役割を果たしていないことにあります。
私たちは、これを「筋肉のサボり」と呼んでいます。特に、恥骨結合炎の選手に共通して見られるのが、
- 腹筋群(特に腹横筋などのインナーマッスル)
- 内転筋群(内ももの筋肉)
- 臀筋群(お尻の筋肉)
といった、体幹と股関節を繋ぐ重要な筋肉たちの機能不全です。
これらの筋肉が”サボって”しまうと、骨盤はグラグラと不安定な状態になります。その結果、キックやダッシュのたびに、不安定な骨盤が恥骨結合部を無理やり引き剥がすような形になり、痛みを引き起こすのです。
なぜ安静にするだけではダメなのか?対症療法の限界
安静にすれば、恥骨結合部にかかるストレスは一時的になくなるため、炎症は治まり、痛みは楽になります。しかし、根本原因である「サボり筋」たちは、休んでいる間に勝手に働き方を思い出してくれるわけではありません。
そのため、痛みが引いたからといって練習を再開し、以前と同じように体に負担をかければ、サボり筋が原因で骨盤が不安定なままであることに変わりはないため、すぐに痛みが再発してしまうのです。
痛む場所に湿布を貼ったり、電気を当てたりするのも同様です。これらは炎症を抑える対症療法であり、「なぜ炎症が起きるのか」という大元の原因を解決するものではないのです。
神経筋整復法:骨盤を安定させる”インナーマッスル”へのスイッチを入れる
では、どうすれば「サボり筋」たちを目覚めさせることができるのでしょうか。
そこで、私たちの専門整体「神経筋整復法」の出番です。
この施術は、単に硬い筋肉を揉みほぐすのではありません。脳から筋肉へと指令を伝える「神経」の働きに着目します。
専門的な検査で、あなたの体の中でどの筋肉がサボっているのかを正確に特定し、その筋肉を支配する神経に対して、皮膚の上から非常にソフトな刺激を送ります。
すると、脳と筋肉の間の通信がリセットされ、今まで眠っていたインナーマッスルたちに「スイッチ」が入ります。これにより、あなたは意識しなくても、体が自然と骨盤を安定させる使い方を思い出してくれるのです。
この、筋肉の働きそのものを”再教育”するアプローチこそが、痛みの再発を防ぎ、根本改善へと導く鍵となります。
【症例紹介】大学サッカーへの道を閉ざしかけた痛みが、なぜ改善したのか
(G君・18歳・高校3年生・サッカー部)
強豪校でプレーし、大学でもサッカーを続けることを目標としていたが、最後の大会前に恥骨結合炎を発症。複数の整形外科や整骨院を回るも改善せず、「このままサッカーができなくなるかもしれない」という絶望感の中で来院しました。
彼の体を調べると、長年の激しいプレーの影響で、腹筋群と内転筋群の連携が完全に崩れ、全く機能していない状態でした。骨盤が極度に不安定で、歩くだけでも痛みがあるほどでした。
施術では、腹横筋と内転筋の神経にアプローチし、その連携を取り戻すことに集中。初回の施術で歩行時の痛みが半減し、彼自身が「お腹に力が入る感覚が分かる」と変化に驚いていました。その後、週1回の施術と、自宅でできる簡単なトレーニングを組み合わせ、約2ヶ月でプレーに完全復帰。最後の大会では痛みなく走り回り、見事、目標としていた大学への推薦を勝ち取ることができました。
その痛み、もう一人で悩まないで。久喜市で待っています
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
恥骨結合炎の痛みは、経験した人にしか分からない、深く辛い悩みです。
しかし、その痛みは決して治らないものではありません。正しい原因を見つけ出し、的確なアプローチを行えば、あなたの体は必ず応えてくれます。
もし、あなたが
- 原因不明の股関節痛に、本気で向き合いたい
- 一日でも早く、痛みなくプレーできる状態に戻りたい
- 再発の不安なく、最高のパフォーマンスを発揮したい
と心から願うなら、もうこれ以上、一人で悩み続けないでください。
私たちは、あなたのその悔しさも、未来への希望も、すべて受け止め、ゴールまで伴走する覚悟があります。
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その痛みの本当の原因、私たちと一緒に見つけ、解決しませんか?
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