シンスプリント症候群

それはもしかすると「シンスプリント症候群」かもしれません。

シンスプリントは、部活に励む学生さんや市民ランナー、立ち仕事が多い方に多く見られる症状で、放っておくと痛みが慢性化し、歩行すら困難になることもあります。

この記事では、シンスプリントの症状・原因・対処法について、医療の視点から丁寧に解説し、ひのくま整骨院が行う「神経筋整復法」によるアプローチもご紹介します。

久喜市で足の痛みに悩まれている方は、ぜひ最後までご覧ください。

運動中や運動後、すねの内側が痛いとき

「最初は違和感程度だった」「歩いているときは痛くないが、ランニング後にズキズキする」

このような痛みは、運動による筋肉の使いすぎや姿勢の崩れによって起きている可能性があります。

すねの内側の下1/3あたりに痛みが集中するのが特徴で、進行すると安静時でも痛みを感じるようになります。

放置するとどうなるのか?

  • 痛みが慢性化し、運動を中断せざるを得ない
  • 疲労骨折に進行するリスクがある
  • 足の動き全体に悪影響が及ぶ

少しの痛みでも、軽視しないことが大切です。

シンスプリント症候群とは?

シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)は、すねの骨(脛骨)の内側にある骨膜に繰り返し負担がかかり、炎症が起きる状態を指します。

どのような人に起きやすい?

  • 部活動で毎日走っている学生
  • マラソン・ジョギングを習慣にしている人
  • 長時間の立ち仕事や歩行が多い職種の方

痛みの特徴

  • 脛骨の内側がズキズキ・ジンジンと痛む
  • 押すと痛みが強くなる
  • 走ったりジャンプしたりすると悪化

初期段階では「走り始めると痛むけど、途中で軽くなる」というケースもありますが、進行すると常に痛みが続きます。

原因と発症メカニズムを解説

足の使いすぎ(オーバーユース)

走りすぎ・跳びすぎによって、すね周辺の筋肉に負担が集中し、骨膜に炎症が起きやすくなります。

筋肉バランスの崩れ

特に「後脛骨筋」や「ヒラメ筋」の柔軟性低下や筋力の不均衡がシンスプリントを招きます。

フォーム・シューズの問題

  • 体重移動が偏った走り方
  • クッション性の低い靴やサイズの合わない靴
  • 硬い地面での長時間トレーニング

これらが足に余計な負担をかけ、シンスプリントを引き起こす要因になります。

ひのくま整骨院で行う施術「神経筋整復法」

神経筋整復法の原理と効果

神経筋整復法は、筋肉の緊張や機能低下の“根本的な原因”にアプローチする手技療法です。

以下の流れで、すねの痛みを改善に導きます:

  • 痛みのある関節を最大可動域までゆっくり静止
  • そこから微細な抵抗圧をかける
  • この刺激が、筋腱移行部にある「ゴルジ腱器官」を刺激
  • ゴルジ腱器官が反応し、筋肉の無意識の緊張が自然に解除される

つまり、「力を抜いてリラックスするように神経が学習する」という特殊なメカニズムです。

期待できる効果

  • 緊張した筋肉を弛緩させる
  • 骨膜へのストレスを軽減
  • 神経と筋肉の協調性を回復
  • 痛みの再発を防止

痛みを抑えるのではなく、「痛みが出ない体に戻す」ことを目的とした施術です。

他の施術法との違い(整体・カイロ・マッサージ)

施術法 目的 アプローチ方法 即効性 再発防止
整体 骨格調整 骨盤矯正・ストレッチ
カイロプラクティック 神経伝達の改善 脊椎調整
マッサージ 一時的な筋緊張緩和 指圧・揉みほぐし
神経筋整復法 筋肉・神経・骨格の連動回復 ゴルジ腱器官を利用

痛みの原因に直接アプローチし、持続的な効果を出すのが神経筋整復法の強みです。

ひのくま整骨院の理念と施術方針

筋トレをさせない理由

痛みのある筋肉に「鍛える」負荷をかけると、さらに筋繊維が傷つき、回復を遅らせる可能性があります。

当院では、トレーニング指導ではなく、“筋肉を整える”ことを重視しています。

電気治療や温熱を使わない理由

外部から刺激を与えるよりも、内部から自然に緩む反応を引き出す方が安全かつ効果的です。

神経筋整復法は、体に“気づかせる”手技です。

テーピングや固定を極力行わない理由

固定によって動きが制限されると、筋肉が“サボる”状態になり、本来の回復機能が落ちてしまいます。

当院では「動きながら治す」という理念のもと、固定に依存しない方法を採用しています。

患者様のケース紹介:それぞれのシンスプリント回復例

1.高校サッカー部・17歳男性

練習後にすねの内側がズキズキ。

整形外科では「休んで様子見」と言われたが改善せず来院。

→ 神経筋整復法で2回目以降に痛みが軽減。3週間で練習再開。

2.30代・ジョギング愛好者

月間100kmランナー。疲労の蓄積から痛みが慢性化。

→ フォームの癖と足底筋の緊張が原因。4回の施術で改善。

3.50代・立ち仕事の多い主婦

日々の買い物・通勤で足が常に張っており、シンスプリント様の症状に。

→ 日常動作での負荷を調整し、5回の施術で違和感ゼロに。

再発予防のための日常生活アドバイス

  • クッション性のある靴を選ぶ
  • トレーニング後のアイシング
  • 足首やふくらはぎを軽く動かす習慣を持つ
  • オーバートレーニングを避けるスケジュール管理

✔ ポイント:筋肉を使う前と後には“整える”時間を設けましょう。

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まとめと来院案内

シンスプリント症候群は、単なる「すねの使いすぎ」ではなく、筋肉と骨の協調バランスの乱れから起こる複雑な障害です。

ひのくま整骨院では、痛みの根本に着目した“神経筋整復法”で、負担の少ない施術と再発防止をサポートしています。

【よくある質問(FAQ)】

Q. 痛みが軽い場合は自然に治りますか?

A. 初期は休息で改善するケースもありますが、再発を繰り返す人が多く、根本的なバランス調整が必要です。

Q. 病院と整骨院、どちらに行けばよい?

A. レントゲンや骨折の診断が必要な場合は病院、動作・筋肉・神経の調整は整骨院が適しています。

Q. シンスプリントは再発しますか?

A. はい。フォームや筋バランスの問題が残ったままだと、再発リスクが高まります。神経筋整復法で再発予防のケアを行いましょう。

来院のご案内|ひのくま整骨院

所在地:〒346-0012 埼玉県久喜市栗原2‐2‐7

診療時間:月~金 午前8:30~午後1:00/午後3:00~午後8:00、土曜のみ午前8:30~午後1:00/午後3:00~午後5:00

休診日:日曜・祝日

アクセス:JR・東武久喜駅東口からバス乗車、青毛三丁目停留所下車徒歩1分/東武幸手駅西口から徒歩13分/駐車場完備2台

電話予約:0480‐31‐7775

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