誰にも分かってもらえない全身の痛み。強い力を使わず機能回復を目指す

「全身が痛くて、朝起き上がるのも辛い」
「病院で検査をしても『異常なし』と言われ、痛み止めだけが増えていく」
「家族や職場の人に、この辛さをサボりだと誤解されている気がする」

もし、あなたが今、このような孤独と絶望の中にいるとしたら、どうか少しだけ耳を傾けてください。あなたは決して一人ではありませんし、その痛みには必ず「理由」があります。

病院の画像診断には写らないけれど、確実にそこにある不調。それは、筋肉や神経が「働き方を忘れてしまっている」だけかもしれません。久喜市のひのくま整骨院では、薬で痛みを誤魔化すのではなく、あなたの体が本来持っている力を呼び覚ますお手伝いをしています。

1. その痛み、我慢しないで。体からの「助けて」のサインです

線維筋痛症のような全身の痛みや、原因不明の慢性痛を抱えている方の多くは、真面目で我慢強い方ばかりです。「これくらいなら動ける」「休んでいられない」と、痛みを我慢して日常生活を送っていませんか?

しかし、痛みやしびれというのは、体が発している「このままでは危険です!」という警報アラームです。この信号を無視して無理やり動き続けると、脳は「痛みがあるのが当たり前」だと誤認識し始め、痛みに対してより敏感になってしまいます。

また、かばう動作が続くことで、本来痛くなかった場所までバランスを崩し、ドミノ倒しのように全身の状態が悪化する恐れがあります。我慢は美徳ではありません。まずは「痛い」と言ってもいい場所を見つけることが、回復への第一歩です。

2. 一般的な治療と、なかなか改善しない理由

整形外科などの一般的な医療機関では、レントゲンやMRIで「骨や関節に異常がないか」を確認します。線維筋痛症などの場合、画像には異常が写らないため、「原因不明」や「心因性のもの(ストレス)」と診断されることが少なくありません。

治療の多くは、鎮痛剤や抗うつ薬の処方による「対症療法」が中心となります。もちろん、薬が必要な時期もありますが、それはあくまで「痛みを感じにくくしている」状態であり、痛みを引き起こしている根本的な身体の機能不全が解決したわけではありません。

また、マッサージ店などで「筋肉が硬いから」とグイグイ揉みほぐすこともありますが、弱っている筋肉に強い刺激を与えると、防御反応で余計に硬くなってしまうこともあります。「筋肉が弱いから鍛えましょう」という指導も、そもそも動けないほど痛い状態の患者様にとっては、拷問に近いものであり、逆効果になることさえあるのです。

3. ひのくま整骨院の「神経筋整復法」とは?

当院では、久喜市内では唯一となる独自の手技「神経筋整復法」を用いて施術を行います。これは、リハビリテーションなどで用いられるPNF(固有受容性神経筋促通法)の理論をベースに、春日啓先生が考案された「神経筋整合法(春日TT-AH施術手法)」を基に研究開発されたものです。

この施術の最大の特徴は、「電気治療器などの機械に頼らず、手技だけで患者様の自然治癒力を引き出す」点にあります。そして何より重要なのは、痛みを伴うような強い力を使わないということです。

患者様のお体は一人ひとり違います。その日の体調、筋肉の反応、痛みのレベルに合わせて、院長である私がすべてオーダーメイドで施術を行います。機械的な流れ作業ではなく、手の感覚を通じて、あなたの体と対話するように調整を進めていきます。

4. 【重要】痛みの本当の原因と、回復へのメカニズム

ここからは少し専門的なお話になりますが、非常に大切なことですので、ぜひ読んでみてください。「なぜ、筋肉はあるのに痛むのか?」「なぜ、この施術で楽になるのか?」その理由を生理学・解剖学の視点から解説します。

痛みは「筋肉の機能停止」から生まれる

私たちの体には600以上の筋肉があります。これらは単独で動いているのではなく、互いに協力し合い(協調性)、あるいは引っ張り合い(拮抗性)、鎖のように連動して(連続性)動いています。
しかし、過度なストレスや長期間の負荷がかかると、このチームワークが崩れます。すると、一部の筋肉が「機能停止(サボっている状態)」に陥ります。サボっている筋肉の分まで、他の筋肉が無理をして働き続けた結果、キャパシティを超えて悲鳴を上げている状態、それが「痛み」の正体の一つです。

つまり、「筋肉自体に傷がある」のではなく、「筋肉はあるけれど、働くための指令が届いていない」ことが問題なのです。

「神経反射弓」を整え、再起動させる

では、どうすれば筋肉は再び働き出すのでしょうか。そこで重要なのが「神経反射弓(しんけいはんしゃきゅう)」という体のシステムです。

筋肉が動くためには、脳からの指令だけでなく、筋肉自身からのフィードバックが必要です。神経筋整復法では、以下のようなプロセスで体を再起動させます。

  1. 感覚受容器への刺激:
    施術によって、筋肉の中にあるセンサー(感覚受容器)に適切な刺激を与えます。
  2. 情報の伝達(感覚神経→中枢):
    その刺激は「感覚神経」を通って、脊髄や脳といった中枢神経へ送られます。
  3. 指令の出力(中枢→運動神経):
    情報を受け取った脳は、「筋肉よ、動きなさい」という正しい指令を「運動神経」を通して送り返します。
  4. 筋肉の活動再開(神経終末→神経筋接合部):
    指令は神経の末端から筋肉とのつなぎ目(神経筋接合部)へと伝わり、ようやく筋肉が正しく収縮・活動を始めます。

この一連のループ(反射弓)を整えることで、眠っていた筋肉を目覚めさせ、「筋代謝力(エネルギーから力を生み出すシステム)」を向上させるのです。

血流が戻り、痛みのない体へ

筋肉が正しく活動を始めると、大量の酸素と栄養が必要になります。すると体は、これまで閉じていた末端の血管(特に集合管などの微細な血管網)を再構築し、血流を一気に改善させようとします。

血流が良くなれば、痛みの原因となっていた「疲労物質」や「発痛物質」が洗い流され、代謝されます。同時に、新鮮な酸素が届けられることで組織が修復されます。

また、この手技は副交感神経(リラックスする神経)の働きを促進する効果も見込めます。自律神経のバランスが整うことで、全身の緊張が解け、人間が本来持っている「治ろうとする力」が最大限に発揮されるのです。
これこそが、一時しのぎではない「根本改善」への道筋です。

5. 「以前の私に戻れた」患者様の体験談

40代女性・主婦(線維筋痛症と診断)

「ある日突然、全身が鉛のように重くなり、服が擦れるだけでも痛い日々が始まりました。病院を何件も回りましたが、原因は分からず『線維筋痛症』と診断され、大量の薬を飲む生活に。薬の副作用で頭はぼーっとするし、家事もできず、家族に申し訳ない気持ちで毎日泣いていました。

わらにもすがる思いで、ひのくま整骨院を訪ねました。先生は『痛かったね、よく頑張ったね』と話をじっくり聞いてくださり、それだけで涙が出ました。
施術は、ボキボキするような怖いものではなく、優しく体に触れながら動かしていく不思議な感覚でした。

初回の施術後、久しぶりに手足の先がポカポカと温かくなるのを感じました。通い始めて1ヶ月ほど経つ頃には、朝の激痛が和らぎ、少しずつ家事ができるように。今では薬の量も減り、友人とランチに行けるまで回復しました。『もう治らないかも』と諦めていましたが、先生のおかげで人生を取り戻せました。」

6. 最後に。痛みのない生活を諦めないでください

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
首を回した時に鳴る「コキコキ」という音。あれは関節が破壊されている音ではなく、関節内の気泡が弾ける音などだと言われています。無理な力を加えなければ心配ありません。それと同じように、体の反応にはすべて理由があり、正しいアプローチをすれば、体は必ず応えてくれます。

痛みがある生活は、本当に辛いものです。心まで暗くなってしまいます。
でも、あなたの体には、まだ眠っている「治る力」が確実に残っています。「筋肉が弱いから」ではありません。「機能が停止しているだけ」なのです。

もし、あなたがどこに行っても良くならない痛みで悩んでいるなら、一度私に相談してください。私はあなたの痛みを否定しません。一緒に、痛みのない当たり前の日常を取り戻しましょう。
あなたのご来院を、心よりお待ちしております。

本気でその悩みを治したいなら、
一度専門家にご相談ください

ひのくま整骨院

〒346-0012 埼玉県久喜市栗原2-2-7

診療時間:
月~金:8:30~13:00 / 15:00~20:00
土曜日:8:30~13:00 / 15:00~17:00
休診日:日曜・祝日

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