「レントゲンはありますか?」
ケガをして来院される患者さんから、真っ先に聞かれることが多い言葉です。
整骨院にはレントゲン設備がありません。それはその通りです。でも、「レントゲンがなければケガの判断ができない」かというと、そうとも言い切れないと思っています。
というか、私、そういう修業を積んできたので・・・。
この記事では、整骨院でのケガへの対応の実情を、包み隠さずお伝えします。骨折の疑いがあるときの対応、整形外科との連携のこと、保険診療のルールについてまで、久喜市のひのくま整骨院が正直にお話しします。
その症状、あなただけじゃありません
ケガをして飛び込んできた患者さんの多くが、受付でこうおっしゃいます。
「レントゲンはありますか?」
「レントゲンがなくても、診てもらえますか?」
それから「どうなさったのですか?」というやり取りが始まります。
現代では「痛みがあれば画像診断」というのが当たり前の感覚になっていますよね。レントゲンやCT・MRIで確認しないと不安、という気持ちはよくわかります。目に見えないものですから、確かめたいというのは自然なことだと思います。
でも、「画像がなければ何もわからない」かというと、そうではないとも感じています。経験を積んだ柔道整復師の目と手には、画像診断とは別の判断の根拠があります。
「整骨院でどこまで診てもらえるの?」という疑問を持ったまま迷っている方に、この記事がお役に立てれば嬉しいです。
一般的な医療機関での診断と対処法
まず、整形外科などの医療機関では、ケガに対してどのような対応が行われるのかを整理しておきましょう。
画像診断でわかること
整形外科ではレントゲン(X線)撮影を行い、骨折の有無や骨のずれ(転位)を画像で確認します。必要に応じてCTやMRIを用いることで、骨だけでなく靭帯・筋肉・軟骨の損傷状態も把握できます。
画像診断は、骨折・脱臼の確定診断において非常に重要な手段です。特に骨のずれや複雑な骨折がある場合には、手術の必要性を判断するためにも欠かせません。
整形外科での一般的な処置の流れ
- 問診・視診・触診
- レントゲン(必要に応じてCT・MRI)
- 診断名の確定(骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷など)
- 固定(ギプス・シーネ・テーピングなど)・投薬・安静指示
- 重症例は手術・入院の検討
安静・固定の期間はケガの種類や程度によって異なりますが、軽度の捻挫で1〜2週間、骨折では部位によって数週間〜数か月かかることもあります。
整骨院の視点から見た、その症状の原因
レントゲンがなくても、見えるものがある
整骨院にはレントゲン設備はありません。ただ、視診・触診・動作確認などを組み合わせることで、ある程度の判断はできると考えています。
たとえば内出血の状態。骨折の疑いがある場合と捻挫の場合とでは、腫れ方や内出血の広がり方に明らかな違いが出ることが多いんです。
骨折が疑われる場合、内出血がパンパンに膨れ上がるように広がることがあります。これは、長管骨(足の骨や腕の骨など、長い形をした骨)の骨髄で血液が産生されているため、骨が破断するとそこから血液があふれ出してしまうからです。捻挫の内出血とは、明らかに出血量が違うと感じられます。
もちろん、これを自己判断していただく必要はありません。ただ、経験を積んだ柔道整復師には、こうした違いを見極める視点があるということをお伝えしたいのです。
骨折・脱臼の疑いがあるときの対応
骨折や脱臼が疑われる場合、ひのくま整骨院では早めに整形外科への受診をご案内しています。
来院時の状況によって、対応は以下のように変わります。
- 画像検査を希望される場合・不安が強い場合
整復は行わず、そのまま整形外科への受診をおすすめします。 - 応急処置としての整復を希望される場合
応急処置として整復・固定を行ったうえで、確認のための画像検査へ赴いていただくようご案内しています。
「整骨院で整復してもらってから病院に行ってもいいの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。応急処置としての整復は柔道整復師の業務範囲内ですので、ご安心ください。
整形外科との連携について、正直にお伝えします
以前は近隣の病院と連携が取れており、「整復後に来院していただければレントゲン検査をします」とご対応いただける先生がいらっしゃいました。検査後はひのくま整骨院で引き続き療養していただく流れが取れていたのですが、その先生がお亡くなりになり、病院も移転されてしまったため、現在はその連携が取れない状況です。
そのため、現在は整形外科・病院での画像検査後は、そのまま転医していただく形になっています。
「検査後もひのくま整骨院で続けたい」という場合
もしひのくま整骨院での施術を継続ご希望の場合は、完全自費診療となります。
理由は保険診療のルールにあります。医師の指示のもと整骨院での療養を許諾いただかなければ、保険の二重請求となってしまうからです。
少しわかりにくいかもしれませんので、簡単に整理すると…
- 整形外科で保険診療を受けながら、同じ症状で整骨院でも保険を使うことは原則できません
- 医師から「整骨院での療養を許可する」という指示があれば、整骨院での保険診療が可能になります
- その許可がない場合、ひのくま整骨院での施術は自費診療となります
わかりにくい部分はご来院時にも丁寧にご説明しますので、疑問はなんでもお気軽にお聞きください。
神経筋整復法というアプローチ
ケガの急性期(受傷直後)の来院時から、ひのくま整骨院では「神経筋整復法」という手技療法を取り入れながら、回復をサポートしていきます。
なぜ回復期に手技療法が必要なのか
ケガをして固定・安静の期間が続くと、患部だけでなく周辺の筋肉も動かせない状態が続きます。その間に、筋肉が本来の働きをできなくなってしまう「筋機能の低下」が起こりやすいと考えています。
筋肉は神経からの電気信号を受け取って動きます。しかし、固定による血流の滞りや老廃物の蓄積などによって、筋線維が機能を停止してしまうことがあると考えています。この状態が続くと、ケガそのものが回復しても、慢性的な痛みや動かしにくさが残ってしまう可能性があります。
神経筋整復法とは
神経筋整復法は、PNF(固有受容性神経筋促通法)の理論をベースに研究開発された手技療法です。柔道整復術の「関節整復」と「筋整復」の考え方を土台とし、筋肉・関節・神経システム全体のバランス回復を目指しています。
- 関節整復:関節の可動範囲の回復と偏りの修正を目指すアプローチ
- 筋整復:筋肉と関節の連携のズレを整え合わせるアプローチ
筋肉や関節内部の感覚受容器を刺激し、感覚神経→脊髄・脳→運動神経→筋肉という神経の回路(神経反射弓)を整えることを目指した施術です。電気療法などの機械には頼らず、手技のみでお一人おひとりの状態に向き合います。
「痛みを出す必要のない体」を目指して
ひのくま整骨院が目指しているのは、「痛みを出す必要のない体内環境づくり」です。ケガの応急処置から回復期のサポートまで、その方の状態に合わせながら、患者さん自身がもっている自然治癒力を引き出す施術を心がけています。
まとめ・ひのくま整骨院へのご案内
整骨院にレントゲンはありませんが、視診・触診・動作確認などの経験から、ケガの状態を判断する視点があります。骨折・脱臼の疑いがある場合は整形外科へのご案内もしており、保険診療のルールについても正直にお伝えしています。「どこに行けばいいかわからない」というときは、まずひのくま整骨院にご相談ください。あなたの状態に合わせて、一緒に考えます。
本気でそのお体の不安をどうにかしたいなら、一度ひのくま整骨院にご相談ください。
🏥 ひのくま整骨院
📍 所在地:〒346-0012 埼玉県久喜市栗原2-2-7
📞 電話番号:0480-31-7775
🕐 診療時間
月〜金:午前 8:30〜13:00 / 午後 15:00〜20:00
土曜日:午前 8:30〜13:00 / 午後 15:00〜17:00
🔴 休診日:日曜日・祝日
🔰 はじめてご予約される方へ
予約画面を開くと「ご予約内容の選択」という画面が表示されます。
画面中央の右側にある 「▼(下向きの三角形)」 マークを押していただくと、メニュー一覧が表示されます。
※ケガでお悩みの場合は、受傷した部位に応じて 「片上肢」(腕・手首・指など) または 「片下肢」(足・足首・膝など) をお選びくださいね。












