子供が「ボールを投げると肘が痛い」と言い出すと、親御さんとしてはとても心配になりますよね。
「このまま野球を続けさせていいのか」「ただの筋肉痛なのか」と悩まれる方も多いのではないでしょうか。
実際、成長期の小学生が投球を繰り返すことで肘に違和感を覚えるケースは珍しくありません。
痛みを我慢して練習を続けると、状態が長引いてしまう可能性もあります。
まずは、お子さんの体から発信されているサインをしっかり受け止めてあげることが大切だと考えています。
この記事では、野球肘の痛みの原因や、整骨院としてのサポートの考え方についてお伝えします。
その症状、あなただけじゃありません
「休日は朝から夕方まで練習している」「少し休むと痛みが引くので、つい無理をしてしまう」
スポーツを頑張るお子さんを見守る親御さんから、このようなお話をよく伺います。
野球が大好きなお子さんほど、「休んだらレギュラーから外されるかもしれない」と痛みを隠してしまうこともあるかもしれませんね。
ボールを投げるたびに肘に違和感がある状態は、決して珍しいことではありません。
「うちの子だけ投げ方が悪いのだろうか」と過度に不安になる必要はありませんが、放っておいて自然に良くなるものでもありません。
痛みのサインに早めに気づき、適切なケアをスタートすることが、大好きな野球を長く続けるための第一歩になります。
一般的な医療機関での診断と対処法
投球時に肘が痛む場合、一般的な医療機関では「野球肘」として扱われることが多いです。
これは一つの傷病名ではなく、投球動作によって肘の関節や靭帯、骨に過度な負担がかかって起こる痛みの総称です。
成長期の子供の骨や軟骨はまだ柔らかく発達段階のため、繰り返しの投球で肘の内側が強く引っ張られたり、外側の骨同士がぶつかったりしてダメージを受けやすい構造になっています。
医療機関を受診した場合、まずはレントゲン等で骨や関節の状態を確認し、一定期間の投球制限(安静)が指示されるのが一般的です。
痛みが強い時期はアイシングを行ったり、状態によっては数週間から数ヶ月ほどボールを投げずに休ませる期間が必要になることもあります。
整骨院の視点から見た、その症状の原因
私たち整骨院の視点からは、体に出る痛みには大きく分けて「炎症性疼痛」「代謝性疼痛」「痙攣性疼痛」の3種類があると考えています。
ケガや感染による「炎症」、水腫などによる「代謝」の痛みに対し、筋肉の過度な緊張やこわばりによる痛みが「痙攣性疼痛」です。
野球肘でお悩みの場合、患部の炎症だけでなく、この「痙攣性疼痛」が影響しているケースも少なくありません。
また、痛みを感じている肘の部分だけが悪いとは限らないのも重要なポイントです。
私たちの筋肉は、一つひとつが単独で動くのではなく、連続性や協調性を持って全身のシステムとして動いています。
たとえば、肩甲骨や体幹などの筋機能が低下すると、それを補うために肘に無理な負担がかかり、結果として肘の痛みが生じる可能性があります。
つまり「弱いから鍛える」という考え方よりも、「働けない状態になっている筋肉があること」が問題であると考えられます。
こうした筋機能の低下を放置すると、関節にゆがみや過剰な摩擦が生じ、長期間続くと関節へのダメージを進行させてしまう場合があると考えています。
神経筋整復法というアプローチ
当院では、低周波などの電気療法に頼らず、患者さん一人ひとりの状態に合わせた手技療法を行っています。
その施術の柱となるのが「神経筋整復法」というアプローチです。
これは、PNF(固有受容性神経筋促通法)の理論をベースに研究開発された手技療法です。
筋肉の中にある感覚を感じ取るセンサー(感覚受容器)に適切な刺激を入れ、感覚神経から脊髄・脳、そして運動神経へと伝わる「神経反射弓」という回路を整えることを目指しています。
筋肉が持つ本来の働きを引き出すことで、酸素や栄養を運ぶ血管の機能や、リラックスに関わる副交感神経の働きにも良い相乗効果が期待できると考えています。
私自身、マッサージの「いた気持ちよさ」は大好きですが、当院の施術はただ痛い場所を強くもんだり、バキバキと音を鳴らしたりするものではありません。
全身のバランスを見直し、「痛みを出す必要のない体内環境づくり」を目指すという、根本的な改善へのアプローチを大切にしています。
まとめ・ひのくま整骨院へのご案内
小学生の野球肘は、成長期のデリケートな体に大きな負担がかかっているという大切なサインです。
痛みを我慢して投げ続けるのではなく、筋肉の働きや体の連動性を見直すことが、結果的にスムーズな競技への復帰をサポートすると考えています。
お子さんの肘の痛みでお悩みでしたら、ぜひ一度専門家にご相談してみてください。
【ひのくま整骨院】
所在地 :〒346-0012 埼玉県久喜市栗原2-2-7
電話番号:0480-31-7775
予約サイト:https://airrsv.net/hinokuma-kinseifukuin/calendar
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診療時間:月〜金 午前8:30〜13:00 / 午後15:00〜20:00
土曜 午前8:30〜13:00 / 午後15:00〜17:00
休診日 :日曜日・祝日












