背中が重だるくて、脇腹にも違和感がある。そして気づけば膝の内側まで痛くなってきた…。こんな経験はありませんか?
「別々の場所が痛むから、それぞれ違う原因だろう」と思われるかもしれません。でも実は、これらの痛みはバラバラに起きているのではなく、筋肉の連鎖によってつながっている可能性があります。
体はひとつのシステムとして働いています。どこか一箇所の筋肉の機能が低下すると、その影響は連鎖的に他の部位へと広がっていきます。背中の痛みが脇腹へ、そして膝へと波及していくのは、決して珍しいことではありません。
久喜市にある「ひのくま整骨院」では、神経筋整復法という手技療法で、この痛みの連鎖に対する根本的なアプローチを目指しています。痛みが出ている場所だけでなく、その背景にある筋肉の機能低下に着目し、体全体のバランスを整えていく施術です。
目次
背中・脇腹・膝の痛み、同時に悩んでいませんか?
朝起きた時、背中がズーンと重い。デスクワークをしていると、脇腹のあたりがピリピリしてくる。そして立ち上がって歩こうとすると、膝の内側に痛みが走る——。
こうした症状は、長時間同じ姿勢で過ごすことが多い方や、運動不足が続いている方に起こりやすい傾向があります。「年のせいかな」「疲れているだけだろう」と、我慢してしまう方も少なくありません。
体のサインを長く放置すると、状態が少しずつ変化していくことがあります。気になる症状は、早めに専門家へご相談ください。
当院には、久喜市はもちろん、幸手市・加須市・白岡市・杉戸町など周辺からも、このような複数箇所の痛みでお悩みの方が多くご来院されます。
一般的な医療機関での傷病名と処置の目安
背中の痛みについて
病院では、背中の痛みに対して以下のような傷病名がつけられることがあります。
筋筋膜性疼痛症候群:筋肉や筋膜(筋肉を包む膜)に痛みが生じる状態です。長時間同じ姿勢を続けたり、急な動作で筋肉に負担がかかったりすることで起こります。消炎鎮痛剤・湿布・温熱療法・電気療法などが行われます。
胸椎椎間板症・肋間神経痛:胸椎の椎間板の変性や、肋間神経への刺激によって背中〜脇腹にかけて痛みが出る状態です。深呼吸や体をひねる動作で痛みが強くなることが特徴です。
脇腹の痛みについて
肋間神経痛:肋骨と肋骨の間を走る神経が刺激されて痛みが出る状態です。消炎鎮痛薬・神経ブロック注射・姿勢改善指導などが行われます。
腰方形筋の緊張・関連痛:腰の深部にある腰方形筋が緊張することで、脇腹〜腰にかけて鈍い痛みや張りが出ることがあります。背中の問題と連動していることが多い部位です。
膝の内側の痛みについて
鵞足炎(がそくえん):膝の内側にある3つの筋肉の腱(縫工筋・薄筋・半腱様筋)が集まる部分に炎症が起きる状態です。ランニングや階段の上り下りで痛みが強くなります。安静・冷却・消炎鎮痛薬・ステロイド注射などが行われ、運動は2〜4週間程度控えるよう指導されることがあります。
変形性膝関節症・内側側副靭帯損傷:膝の軟骨のすり減りや靭帯のトラブルによって内側に痛みが出る状態です。
これらの処置は各部位の症状緩和には有効ですが、背中・脇腹・膝という複数の部位が同時に痛む場合の関連性については、あまり深く掘り下げられないことが多いのが現状です。
膝に大きな腫れや強い痛み・膝に力が入らない・歩行が困難、といった場合は、早めに整形外科などで検査を受けることをおすすめします。
ひのくま整骨院が考える「痛みの連鎖」のメカニズム
痛みには大きく3種類あります
- 炎症性疼痛:ケガや感染など、組織に「傷がある」ことで起こる痛み。
- 代謝性疼痛:水腫・腱鞘炎など、老廃物の蓄積や循環の悪さが関係する痛み。
- 痙攣性疼痛(けいれんせいとうつう):筋肉が疲労して、常にスイッチがONになったような緊張状態が続く痛み。
背中・脇腹・膝の内側に同時に起こる痛みの多くは、3番目の「痙攣性疼痛」が関わっています。筋肉そのものが傷んでいるのではなく、筋肉が「働けない状態」になっているために痛みが出ているのです。
筋肉の連携が崩れると何が起こるか
体を動かす時、一つの筋肉だけが働いているわけではありません。歩くという動作一つをとっても、背中・お腹・お尻・太ももの筋肉が連携して働いています。
この連携には、「連続性・協調性・拮抗性」という3つの要素があります。ある筋肉が縮む時、別の筋肉は伸びて協力する。こうしたチームワークの上に、スムーズな動きが成り立っているのです。
ところが、どこか一箇所の筋肉の機能が低下すると、このチームワーク全体のバランスが崩れてしまいます。
背中→脇腹→膝の痛みの連鎖
デスクワークで長時間座っていると、背中の筋肉(特に広背筋・脊柱起立筋)が緊張して硬くなります。すると、その影響で脇腹にある腰方形筋・肋間筋・外腹斜筋も正常に働けなくなります。
さらに、背中と脇腹の筋肉がうまく働かないと、体を支えるために骨盤まわりの筋肉(大腰筋・腸腰筋)に負担がかかります。骨盤の動きが悪くなると、歩く時の体の揺れ方が変わり、膝への負担が増えます。
特に膝の内側には、縫工筋・薄筋・半腱様筋という3つの筋肉の腱が集まっていて(これを「鵞足」と言います)、この部分に過剰な負担がかかると鵞足炎につながります。
このように、背中の筋肉の機能低下が、脇腹を経由して膝にまで影響を及ぼす——これが「痛みの連鎖」です。
筋肉の機能障害が関節のゆがみを生む
筋肉がうまく働けなくなると、関節周囲のバランスが崩れ、関節にゆがみが生じます。関節の隙間が狭くなったり、腱の通り道がずれたりすると、動く時に摩擦が発生して熱を生み、さらに痛みを引き起こします。これが続くと、骨棘(こつきょく:骨のトゲ)ができて変形が進行してしまうこともあります。
神経筋整復法で筋肉の連鎖を整えるアプローチ
神経筋整復法とは?
ひのくま整骨院で行っている神経筋整復法は、筋肉の中にある感覚のセンサー(固有受容器)を活用して、神経の回路(反射の通り道)を整え、筋肉が働きやすい状態へ戻すことを目指す手技療法です。
強く揉んだり、電気機器に頼ったりするのではなく、患者さん自身の自然治癒力を引き出すやさしい手技です。患者さん一人ひとりの体の状態に合わせた施術で、体に優しく、でも確実に働きかけます。
神経筋整復法のしくみ(神経反射弓を整える)
筋肉の中にあるセンサー(筋紡錘・ゴルジ腱器官)が刺激を受けると、感覚神経を通じて脊髄・脳(中枢)へ情報が伝わります。中枢が判断して運動神経へ指令を出し、筋肉が動く——この一連の流れを「神経反射弓(しんけいはんしゃきゅう)」と呼びます。神経筋整復法は、この神経反射弓を整えることで、今まで働けなかった筋線維が動き出し、筋肉全体の活動量が増えることを目指します。
筋肉がしっかり働くようになると血流が改善され、疲労物質や老廃物が流れやすくなります。さらに副交感神経の機能も促進され、自律神経系にも相乗的な好影響が期待できます。
当院の根本的なアプローチの考え方
当院では、柔道整復術の考え方を土台とした2つのアプローチを組み合わせます。
- 関節整復:関節の可動範囲の回復・動きの偏りを整えるアプローチ
- 筋整復:筋肉と関節の連携不全(協調性・拮抗性のバランスの乱れ)を整え合わせるアプローチ
筋肉の機能が回復すると、末梢血管のネットワークが整い、疲労代謝が促進されて、体が自分自身で回復しようとする良いサイクルが生まれます。当院ではこの流れを「痛みを出す必要のない体内環境をつくること」への根本的なアプローチと表現しています。
背中・脇腹・膝への具体的なアプローチ
痛みの連鎖全体を視野に入れながら、以下の筋肉と関節に働きかけます。
背部へのアプローチ:脊柱起立筋・広背筋・菱形筋などの背中の筋肉に対して、神経反射弓を整えながら施術します。背中の筋肉が正常に働けるようになることで、脇腹への連鎖負担を軽減します。
脇腹へのアプローチ:腰方形筋・肋間筋・外腹斜筋などに働きかけます。これらの筋肉は呼吸にも関わっているため、呼吸のリズムに合わせながらやさしくアプローチします。腰椎神経叢・胸椎神経の通り道を整えることで、脇腹の違和感の改善を目指します。
膝内側へのアプローチ:鵞足を構成する縫工筋・薄筋・半腱様筋に加え、大腰筋・腸腰筋など骨盤まわりの筋肉にも働きかけます。膝関節の軸を整えながら、鵞足部分への過剰な負担を軽減することを目指します。
背中の筋肉が整えば脇腹の負担が減り、脇腹が整えば骨盤の動きが良くなり、骨盤が整えば膝への負担が軽減される。この連鎖を逆回転させることが、当院の根本的なアプローチの核心です。
自宅でできる負担の減らし方(やっていいこと・控えたいこと)
まず”悪化スイッチ”を減らす
- 長時間の同じ姿勢でのデスクワークを避け、1時間に1回は立ち上がる
- 体を強くひねる動作(重い荷物を片側で持つ・急な振り返りなど)を控える
- 背中・腰まわりを冷やさない(冷えは筋肉のこわばりを強めます)
- 膝に痛みがある時の無理な階段昇降・長距離歩行を控える
おすすめの”軽いケア”3つ(痛みが増えたら中止してください)
① 胸をひらく呼吸
背すじを軽く伸ばして、鼻から吸って口から長く吐く(30秒×2回)。背中・脇腹まわりの緊張をやさしく緩めます。
② 体幹のやさしいストレッチ
仰向けで両膝を立て、ゆっくり左右に倒す(左右各10回)。腰方形筋・脊柱起立筋をやさしく動かします。
③ お尻のやさしいストレッチ
椅子に座って片足を反対の膝の上に乗せ、上体をゆっくり前に倒す(15秒×2回)。腸腰筋・大臀筋の緊張を緩め、骨盤まわりの負担を軽減します。
控えたいこと
- 痛みが強い時の無理なストレッチや急な動作
- 腰を勢いよく捻って鳴らすような動き
- 「どうせ年のせいだから」と複数箇所の痛みを長期間放置すること
- 痛みがある膝だけを集中的に揉む・温める(連鎖の原因である背中・骨盤へのアプローチも必要です)
まとめ|あなたの悩みに向き合います
背中・脇腹・膝の内側が同時に痛むのは、筋肉のチームワークが崩れている可能性があります。それぞれの部位を別々に見るのではなく、体全体の筋肉の連鎖を整えることが、この痛みへの根本的なアプローチにつながります。
ひのくま整骨院の神経筋整復法は、薬や機械に頼らず、患者さん自身が持っている自然治癒力をサポートすることを大切にしています。背中が整えば脇腹の負担が減り、脇腹が整えば骨盤の動きが良くなり、骨盤が整えば膝への負担が軽減される——この連鎖を逆回転させる根本的なアプローチで、お一人おひとりに寄り添います。
本気でその悩みを改善したいなら、まず一度、専門家にご相談ください。
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※ 本記事の情報は一般的な健康情報を目的としており、施術の効果を保証するものではありません。症状が強い場合は医療機関をご受診ください。












