肩こり改善に必要なのは「筋肉の協調性」を取り戻す事

「肩が痛いから、肩を揉んでもらう」

「首がこるから、首をストレッチする」

これは、慢性的な肩こりに悩む多くの方が、当たり前に取っている行動だと思います。

でも、もしそれであなたの肩こりが一向に改善しないのであれば、アプローチする場所が間違っているかもしれません。

なぜなら、体は一つの精密な機械のようなもの。肩こりという症状は、「肩だけ」の問題ではなく、関連する多くの筋肉がうまく連携できていない、すなわち「筋肉の協調性(きょうちょうせい)」が崩れてしまった結果として現れている可能性が高いのです。

この記事では、なぜ「協調性」が肩こり改善に必要なのか、その理由を分かりやすくお話しします。

久喜市にある「ひのくま整骨院」では、「神経筋整復法」という専門的な整体で、この崩れてしまった筋肉のシステム(協調性)を整え、根本改善をサポートしています。

「痛い場所=悪い場所」という大きな誤解

「肩こりがひどくて、マッサージに行くといつも驚かれる」

「肩甲骨の内側が特に痛くて、そこを強く押してもらわないと効かない」

当院(久喜市)に来られる患者様からも、こうしたお話をよく伺います。

確かに、痛む場所(肩や首)の筋肉はガチガチに緊張し、血行も悪くなっています。そこを刺激すれば、一時的に「楽になった」と感じるでしょう。

ですが、考えてみてください。なぜ、そこがガチガチにならなければならなかったのでしょうか?

もしかしたら、肩の筋肉は、「働かなくなった別の筋肉」の分まで、無理して頑張りすぎているだけなのかもしれません。

例えば、デスクワークで背中が丸くなると、胸や脇の下の筋肉は縮こまって「サボり」始めます(機能停止)。すると、その分、背中側にある肩甲骨周りの筋肉(僧帽筋そうぼうきん など)が、頭や腕を支えるために「常に引っ張られながら」過剰に頑張る必要があります。

この場合、本当にアプローチすべき「原因」は、痛みが出ている肩ではなく、サボっている「胸」や「脇」の筋肉なのです。

筋肉の「協調性」が崩れるとは?

体は一つのチームで動いている

私たちの体は、一つの動作(例えば「腕を上げる」)を行うときでさえ、一つの筋肉だけで動いているわけではありません。

  • メインで働く筋肉(主働筋)
  • それをサポートする筋肉(協調筋)
  • 反対側でブレーキをかける筋肉(拮抗筋)

これらの筋肉が絶妙なタイミングで連携し、協調することで、初めてスムーズな動きが可能になります。

しかし、慢性的な肩こりを抱える方は、このチームワーク(協調性)が崩れています。

一部の筋肉が「機能停止(サボり)」を起こし、そのしわ寄せがすべて「肩」の筋肉に集中している状態。これが、あなたの肩こりがマッサージだけでは治らない本当の理由です。

このシステムの崩れを放置すると、関節のゆがみが起こり、関節の隙間が狭くなり、腱の通り道がずれて摩擦が起こる…という悪循環で、さらに痛みを引き起こします。

一般的な治療では「協調性」は戻らない

一般的な医療機関や整体院では、痛む場所(結果)に対して、マッサージ、電気、湿布などで対処します。しかし、それは「サボっている筋肉」を起こすアプローチではありません。

頑張りすぎている筋肉を一時的に休ませても、サボっている筋肉がそのままでは、結局また同じ筋肉が頑張るしかなく、すぐに症状がぶり返してしまうのです。

「神経」に働きかけ、協調性を取り戻す整体

久喜市で唯一の「神経筋整復法」

当院では、この崩れた「協調性」を取り戻すため、久喜市では唯一となる「神経筋整復法(しんけいきんせいふくほう)」という専門的な手技療法を行います。

これは、リハビリ理論(PNF)をベースに、春日スポーツ医学研究所の春日啓先生が考案した「神経筋整合法(別名:玉垂療法たまたれりょうほう)」とも呼ばれる、非常に高度な施術法です。

私がこの施術法に感銘を受けているのは、まさにこの「筋肉のシステム(協調性)」にアプローチできる点にあります。

神経のネットワークを再構築する

神経筋整復法は、痛い場所を強く揉むのではありません。

施術者の「手」で、サボっている筋肉(機能停止)に関連する皮膚のセンサー(感覚受容器)を優しく刺激します。

その刺激が「感覚神経」を通って中枢(脳・脊髄)に届くと、中枢は「あ、ここの連携がうまくいっていなかった!」と気づきます。

そして、「運動神経」を通じて、サボっていた筋肉には「働け!」と、頑張りすぎていた筋肉には「休んでいいぞ」と、チーム全体の連携を調整する「正しい指令」を出し直してくれるのです。

この神経回路(神経反射弓)を整合することで、筋肉は正しい協調性を取り戻します。

その結果、筋肉がエネルギーから力を生み出すシステム(筋代謝力)が向上し、血液循環も促され、疲労が代謝しやすい体(=根本改善)へと変わっていくのです。

「原因は肩じゃなかった」40代女性の体験談

【42歳・女性・事務職・久喜市在住】

「長年、肩こりがひどく、特に肩甲骨の内側が痛むのが悩みでした。マッサージに行くと、いつも『ガチガチですね』と言われ、そこを強く揉んでもらっていました。

でも、どんなにほぐしても、数日後には元通り。もう治らないと諦めかけていた時、こちら(ひのくま整骨院)のホームページを見つけました。

初回の検査で、先生から『肩こりの原因、肩じゃなくて胸と脇の筋肉がサボっているせいですよ』と言われ、半信半疑でした。施術は痛みのある肩ではなく、胸や脇、腕などを中心に、トントンと優しく刺激されるものでした。

終わった後、あれほど重かった肩が軽くなり、腕がスムーズに上がることに驚きました。

5回ほど通った頃には、あんなに痛かった肩甲骨の内側の痛みがほとんど気にならなくなりました。チームワーク(協調性)の大切さを実感しています」

※個人の感想であり、効果を保証するものではありません。

まとめ:本当の原因にアプローチしませんか?

痛む場所だけをマッサージし続けても、あなたの慢性肩こりは根本的には改善しないかもしれません。

大切なのは、体全体のバランスを見つめ直し、崩れてしまった「筋肉の協調性」を取り戻すことです。

「私の肩こりの本当の原因はどこにあるんだろう?」

そう思い始めたら、ぜひ一度、私たち専門家にご相談ください。

本気でその悩みを治したい方へ

もしあなたが「もうマッサージ通いは終わりにしたい」と本気で考えているなら、

最後の砦として、一度ひのくま整骨院にご相談ください。

当院の「神経筋整復法」は、あなたの体が本来持っている「協調性」を、「神経」から呼び覚ますお手伝いをします。全力であなたをサポートします。

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