こんにちは。埼玉県久喜市にある「ひのくま整骨院」院長の日隈(ひのくま)です。
クリスマスシーズンは、ご家族との団欒、友人とのパーティー、そして大切なパートナーとのデートなど、人と会って「お喋り」をする機会が増える時期ですね。
そんな時、こんな悩みがあると、心からその場を楽しめなくなってしまいます。
「笑うとあごが痛くて、つい表情が引きつってしまう」
「ずっと喋っていると、あごがダル重くなってくる」
「静かな場所での会話中、カクン!と音が鳴るのが恥ずかしい」
「痛いからあまり喋りたくない…」と口数を減らしてしまい、相手に「つまらないのかな?」と誤解されてしまったら悲しいですよね。
今日は、クリスマスまでに不安なく会話を楽しみ、最高の笑顔を取り戻すための施術についてお話しします。
目次
1. 会話が苦痛?それはあごからのSOS
食事と違って、会話は「小さく素早く」あごを動かす連続運動です。
一見、負荷は軽そうに見えますが、顎関節症の方にとっては、この「持続的な運動」こそが大きな負担となります。
あごの筋肉が常に緊張状態にあるため、少し喋るだけで乳酸などの疲労物質が溜まり、だるさや鈍痛を引き起こします。
また、痛みをかばおうとすると、無意識に顔の筋肉がこわばり、自然な笑顔が作れなくなってしまいます。
2. 痛み止めでごまかしても「笑顔」は戻らない
「その日だけ痛み止めを飲めばいいや」と考える方もいるかもしれません。
確かに痛みは一時的に消えるかもしれませんが、あごの動きの悪さ(カクカク音や引っかかり)までは薬では治せません。
また、一般的なマッサージであご周りを揉むだけでは、複雑な会話の動きに対応できるだけの機能回復は難しいのが現状です。
必要なのは、痛みを麻痺させることではなく、「あごをスムーズに動かすための神経回路」をつなぎ直すことです。
3. スムーズな会話には「筋肉の連携」が不可欠
私たちが「あいうえお」と発音する時、あごの筋肉は非常に複雑な連携プレーを行っています。
口を開ける筋肉、閉じる筋肉、唇を動かす筋肉などが、絶妙なタイミングで協力し合っています(協調性)。
しかし、顎関節症の状態では、このチームワークが乱れています。
一部の筋肉がサボって機能停止し、一部の筋肉だけが頑張りすぎている状態です。
このバランスが崩れたまま無理に笑おうとするから、関節に無理な力がかかり、痛みや音が発生するのです。
これを解決するには、筋肉の強さではなく「神経の命令系統」を整える必要があります。
4. 自然な動きを取り戻す「神経筋整復法」
当院では、この神経の連携を取り戻すために、久喜市内で唯一の「神経筋整復法(しんけいきんせいふくほう)」を行っています。
これは、リハビリテーションの「PNF(固有受容性神経筋促通法)」の理論をベースに研究開発された、専門的な手技療法です。
少し専門的な話になりますが、これが「なぜ治るのか」の核心部分です。
① 神経反射弓(しんけいはんしゃきゅう)を整える
筋肉を動かすのは脳からの命令ですが、それが筋肉に届くまでのルート(神経)が詰まっていては意味がありません。
施術では、筋肉内のセンサー(感覚受容器)を刺激し、情報の通り道を整備します。
- 筋肉のセンサーが刺激をキャッチ
- 感覚神経を通り、情報が中枢(脊髄・脳)へ
- 脳が「スムーズに動け!」と正しい指令を出す
- 運動神経を通り、命令が戻ってくる
- 神経の末端から筋肉への接合部(神経筋接合部)へ信号が伝わる
- 筋肉が協調して働き始める
この一連の流れ(神経反射弓)を正常化することで、意識しなくても自然に、スムーズにあごが動くようになります。
② 筋代謝力の向上で痛みの物質を除去
神経が通ると、筋肉は本来の働きを取り戻し、ポンプのように活動します。
すると、血行不良で閉じていた細かい血管(集合管など)が再構築され、血流が一気に改善します。
この血流が、痛みや疲労の原因物質(会話を疲れさせる原因)を洗い流し、代わりに新鮮な酸素と栄養を運びます。
これにより、長時間お喋りしても疲れない、痛まない強いあごへと改善していくのです。
5. 副交感神経を整えて、リラックスした表情へ
クリスマスなどのイベント前は、楽しみな反面、準備などでストレスもかかりがちです。
ストレスは交感神経を優位にし、無意識の食いしばりを招きます。
神経筋整復法は、心地よいリズムの刺激により、副交感神経(リラックスの神経)の働きを促進する効果も期待できます。
自律神経が整うことで、顔全体の無駄な力が抜け、本来のあなたの魅力的な笑顔が自然と出るようになります。
6. 最後に:思い切り笑えるクリスマスを
あごの痛みは、あなたの笑顔を奪う「邪魔者」です。
でも、その邪魔者は、適切なアプローチで必ず取り除くことができます。
クリスマスの夜、痛みを気にしてうつむくのではなく、大切な人の目を見て、大きな口を開けて笑い合ってほしい。
それが私の願いです。
まだ間に合います。
最高の笑顔で当日を迎えるために、ぜひひのくま整骨院にご相談ください。
本気でその悩みを治したいなら、
一度専門家にご相談ください
ひのくま整骨院
〒346-0012 埼玉県久喜市栗原2-2-7
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