【症例報告】野球肩|13歳・男子(投手)|大会直前の肩の痛みが投球可能に

■来院者情報

  • 年齢・性別:13歳・男子

  • スポーツ・ポジション:野球(投手)

  • 来院のきっかけ:1週間後に大会を控え、投球時の肩の痛みを改善したいとの希望で、コーチの紹介により来院。


■症状の経過と訴え

  • 発症のきっかけ:3週間前、体育のバレーボール授業中、アタック・サーブの動作時に肩へ違和感が発生。

  • 痛みの性質:日常生活では痛みなし。投球動作、とくにキャッチボール程度でも肩に痛み。

  • 診断・処置歴:整形外科でレントゲン検査、異常なし。野球肩と診断され、湿布と安静の指示を受けた。


■初回評価・施術所見

  • 肩関節の前方挙上(屈曲)は最大170度で完全には挙上できず。

  • 外転90度では痛みなしだが、90度からの外旋・内旋時に痛みが出現

  • 肘関節の完全伸展に制限あり。

  • 腹斜筋に強い硬結を確認。

  • 初回施術後のシャドー投球では痛みが消失、可動域も左右差が解消。


■施術経過と変化

  • 2回目:翌日来院、投球動作の確認と再調整

  • 3回目:1日おきに来院、痛みのない投球が可能に

  • 4・5回目:2日おきに来院し、最終的に全力投球時にも痛み消失

  • 大会前に万全の状態で投球が可能となる


■施術者からのメッセージ

肩や肘の痛みは、我慢して練習を続けてしまうと、初期の損傷とは異なる二次・三次の障害を引き起こす可能性があります。悩み出したその時が「来るタイミング」です。
早期の調整によって、短期間でも体の状態は大きく変わります。

保険のきかない施術ということで、判断が難しい方も多いとは思います。しかし、数ヶ月・あるいは一生競技を続けられなくなる可能性と比べれば、早めの調整で根本から整えられることの価値は計り知れません

当院では、施術中に思わず眠ってしまうほど心地よい刺激で、筋肉と神経系にアプローチしています。
知覚運動神経反射弓に加え、副交感神経にもインパクトを与えることで、疲労の回復力や代謝力を高め、痛みが出にくく、パフォーマンスの維持向上につながる身体づくりを目指しています。

今まさに体を酷使している学生さんにこそ、「長く続けられる体」へと整えるお手伝いをしたいと考えています。


▼同じような症状でお悩みの方へ

  • 投球時の肩の痛み、肘の違和感

  • 整形外科では「異常なし」でも改善しない症状

  • 大会前・受験前など、限られた期間での回復を目指したい方

お気軽にご相談ください。症状の背景や身体全体のバランスを見ながら、根本からの回復をお手伝いします。


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