デスクワークで悩む女性必見!肩こりと姿勢の本当の関係とは

「姿勢を正さなきゃ」と思っても、すぐに戻ってしまうあなたへ

パソコンに向かって仕事をしていると、気がつけば背中が丸くなっている。首が前に出て、肩が内側に丸まっている。「あ、また猫背になってる」と気づいて、背筋を伸ばす。でも、10分もすればまた元の姿勢に戻ってしまっている。

「姿勢が悪いから肩がこるんだ」と分かっている。だから、意識して背筋を伸ばそうとする。でも、気を抜くとすぐに戻ってしまう。そして午後になると、肩が重くて仕事に集中できなくなる。

「私、意志が弱いのかな」「もっと姿勢に気をつけなきゃいけないのに」

そんな風に、自分を責めていませんか?

実は、姿勢を維持できないのは、あなたの意志が弱いからではないんです。筋肉が正しい姿勢を保つ機能を失っているからなんです。

久喜市のひのくま整骨院では、神経筋整復法という筋肉の機能回復に特化した施術で、多くのデスクワークで悩む女性が「意識しなくても自然と良い姿勢を保てる体」を取り戻しています。

この記事では、なぜ姿勢を正そうとしても維持できないのか、姿勢と筋肉の機能の本当の関係、そして実際にデスクワークを続けながら肩こりを改善された患者さんの事例も交えながら、詳しくお伝えしていきます。

「姿勢を正さなきゃ」というストレスから解放されて、仕事に集中できる体を取り戻しませんか。

目次

なぜ姿勢を正そうとしても維持できないのか

「姿勢が悪いから肩がこる」これは多くの方が知っている事実ですよね。だから、姿勢を正そうと努力されている方も多いと思います。

でも、こんな経験はありませんか?

朝、出社したとき。「今日は姿勢に気をつけよう」と決意して、背筋を伸ばして椅子に座る。でも、メールチェックをして、資料を作って、会議に出て…と仕事をしているうちに、気がつけば背中が丸まっている。

「また猫背になってる!」と気づいて、慌てて背筋を伸ばす。でも、また集中すると戻ってしまう。この繰り返し。

そして夕方には、「今日も姿勢を正せなかった」と自己嫌悪に陥る。

実は、これはあなたの意志や努力の問題ではないんです。筋肉の機能の問題なんですね。

正しい姿勢を保つには、実はたくさんの筋肉が協力して働く必要があるんです。

背筋を伸ばすためには、背中の筋肉(脊柱起立筋、広背筋)が働く必要があります。肩を正しい位置に保つためには、肩甲骨を内側に引き寄せる筋肉(菱形筋)や、肩甲骨を安定させる筋肉(前鋸筋、僧帽筋下部)が働く必要があります。首をまっすぐ保つためには、首の深い筋肉(深頸筋群)が働く必要があります。

これらの筋肉がすべて適切に働いて初めて、良い姿勢を楽に保つことができるんです。

ところが、長年のデスクワークで、これらの筋肉の多くが機能低下を起こしてしまっているんですね。

筋肉の機能が低下すると、正しい姿勢を保つために必要な力を発揮できなくなります。だから、意識的に姿勢を正そうとしても、すぐに疲れてしまって、楽な姿勢(つまり猫背)に戻ってしまうんです。

例えて言うなら、エンジンの調子が悪い車のようなものです。アクセルを踏んでも、エンジンが本来の力を出せないから、スピードが出ない。姿勢を保つ筋肉も同じなんです。

「姿勢を正そう」と意識することは、アクセルを踏むことに相当します。でも、エンジン(筋肉)の調子が悪ければ、いくらアクセルを踏んでも(意識しても)、車は進まない(姿勢は保てない)んですね。

さらに問題なのは、姿勢を保つ筋肉が機能低下を起こすと、逆に別の筋肉に過度な負担がかかってしまうことなんです。

例えば、肩甲骨を内側に引き寄せる筋肉(菱形筋)が弱くなると、肩の筋肉(僧帽筋上部)がそれをカバーしようとして、常に緊張状態になります。これが肩こりの大きな原因になるんです。

つまり、猫背の姿勢が肩こりを引き起こすのは確かなんですが、「なぜ猫背になってしまうのか」という根本的な原因は、姿勢を保つ筋肉の機能低下にあるんですね。

だから、「姿勢を正そう」と意識するだけでは不十分なんです。姿勢を保つために必要な筋肉の機能を回復させる必要があるんです。

「でも、私の筋力が弱いから?筋トレをすればいいの?」と思われるかもしれません。

実は、これも少し違うんです。問題は筋力の強さではなく、筋肉の「機能」なんですね。

機能不全を起こした筋肉は、筋力があっても適切なタイミングで適切に働くことができません。スイッチが壊れた電気のように、オンとオフの切り替えがうまくできないんです。

だから、筋トレでただ筋肉を強くするだけでは、根本的な解決にならないことも多いんです。まずは筋肉の機能を回復させて、筋肉が適切に働けるようにすることが大切なんですね。

それから、もう一つ大切なポイントがあります。

デスクワークの姿勢は、単に「悪い姿勢」というだけでなく、「長時間同じ姿勢」という問題もあるんです。

人間の体は、動くようにできています。同じ姿勢を長時間続けることは、体にとって大きなストレスなんですね。たとえそれが「正しい姿勢」であっても、何時間も同じ姿勢を続けることは、筋肉や関節に負担をかけます。

だから、理想的には、デスクワークでも定期的に姿勢を変えたり、立ち上がって動いたりすることが大切です。でも、仕事に集中していると、なかなかそれも難しいですよね。

だからこそ、筋肉の機能を回復させて、少しでも体への負担を減らすことが重要なんです。機能が回復した筋肉は、同じ姿勢を続けても疲れにくく、血流も保たれやすくなるんですね。

筋肉の機能回復が「自然と良い姿勢」への近道です

では、「筋肉の機能回復」とは具体的にどういうことなのでしょうか。そして、なぜそれが姿勢改善と肩こり解消につながるのか、詳しく説明しますね。

ひのくま整骨院で行っている神経筋整復法は、まさにこの「筋肉の機能回復」に特化した施術方法なんです。

神経筋整復法は、PNF(固有受容性神経筋促通法)療法の理論をベースに、春日スポーツ医学研究所の春日啓先生が研究開発された手技療法です。筋肉の筋代謝力を向上させることを目的としています。

筋代謝力というのは、筋肉がエネルギーから力を生み出すシステムのことです。このシステムがうまく働いていないと、筋肉は力を出したくても効率よく力が出せないし、疲れやすくなってしまうんです。

デスクワークで姿勢が崩れてしまう方の筋肉は、このシステムがうまく働いていない状態なんですね。

では、神経筋整復法では具体的にどういうことをするのか、もう少し詳しく説明します。

筋肉の中には、「感覚受容器」という小さなセンサーがたくさんあります。このセンサーが、「今、筋肉がどのくらい伸びているか」「どのくらい力が入っているか」といった情報を、神経を通じて脳に送っているんです。

脳はその情報を受け取って、「もっと力を入れなさい」とか「もう少し緩めなさい」といった指令を、また神経を通じて筋肉に送り返します。このやり取りがスムーズに行われることで、筋肉は適切に働くことができるんですね。

正しい姿勢を保つというのも、実はこの脳と筋肉のやり取りが常に行われているんです。背中が丸まってきたら、センサーがそれを感知して脳に伝え、脳が背中の筋肉に「もっと力を入れて」と指令を出す。これが無意識のうちに行われているんですね。

ところが、長年のデスクワークで、このセンサーの感度が鈍くなってしまっています。すると、背中が丸まっても脳に正確な情報が届かず、脳からの指令も筋肉にうまく伝わらなくなる。だから、姿勢が崩れても気づかないし、意識的に正そうとしても維持できないんです。

神経筋整復法では、この感覚受容器を適切に刺激することで、神経のコミュニケーションを回復させます。

感覚受容器が刺激されると、感覚神経を通じて中枢(脊髄・脳)へ情報が伝達されます。すると、中枢器官は刺激を受けた筋肉だけでなく、それに関連する筋肉たちも働かせるために、運動神経へ情報伝達を行うんです。

運動神経の末端である神経終末から、筋肉内の神経筋接合部に伝播されて、筋肉が活動を起こす。この一連の神経回路を「神経反射弓」と呼びます。神経筋整復法は、この神経反射弓を整える施術なんです。

もう少し分かりやすく例えてみましょう。

筋肉と脳の関係は、自動運転システムのようなものです。センサー(感覚受容器)が道路状況(筋肉の状態)を常にチェックして、コンピュータ(脳)に情報を送る。コンピュータはその情報をもとに、車(筋肉)に適切な指示を出す。

この自動運転システムがうまく働いていれば、ドライバー(あなたの意識)が常に気を配らなくても、車は安全に走行できます。姿勢も同じで、神経反射弓がうまく働いていれば、意識しなくても自然と良い姿勢を保てるんです。

ところが、センサーの調子が悪くなると、自動運転システムは機能しなくなります。すると、ドライバーが常に気を配らなければならなくなる。これが「意識して姿勢を正さなければならない」状態なんですね。

神経筋整復法は、このセンサーを修理して、自動運転システムを復活させるようなものなんです。

そして、これは自宅でのストレッチや、ただ筋トレをするだけでは達成できないことなんです。なぜなら、感覚受容器を適切に刺激するには、専門的な知識と技術が必要だからです。

どこを、どのタイミングで、どのくらいの強さで、どの方向に刺激するか。これらすべてが計算されて初めて、神経反射弓が正しく働き始めるんです。

さらに、神経筋整復法では、特定の筋肉だけでなく、全身のバランスを見ながら施術を進めていきます。

デスクワークの肩こりの場合、肩の筋肉だけでなく、首の筋肉、肩甲骨周りの筋肉、背中の筋肉、さらには骨盤のバランスや腰の筋肉まで、全体を評価します。そして、どこの筋肉の機能が落ちているか、どこのバランスが崩れているかを見極めて、一人ひとりに合った施術プランを組み立てていくんです。

筋肉の活動量が増えると、酸素と栄養が必要になりますよね。すると、血液の運搬に関係する血管の働きも活発になります。これは副交感神経の機能促進にもつながるため、自律神経系にも良い影響を与えることができると考えています。

つまり、神経筋整復法は、単に筋肉をほぐすだけでなく、神経系、血管系、自律神経系まで含めた、体全体のシステムを整える施術なんです。

筋肉の機能が回復すると、どうなるでしょうか。

まず、姿勢を保つために必要な筋肉が適切に働くようになります。すると、意識しなくても自然と良い姿勢を保てるようになるんです。「姿勢を正さなきゃ」と常に気にする必要がなくなります。

そして、特定の筋肉(僧帽筋上部など)への過度な負担が減ります。すると、肩こりが軽減します。

さらに、血流が改善することで、疲労物質の代謝が促進され、疲れにくい体になります。

筋機能の向上が血管の末端の集合管の再構築を促すことで、疲労の代謝を促し、改善しようとする良いサイクルが起こります。このサイクルが重なることで、重さや痛みを出す必要のなくなる体内環境を構築することができると考えています。

久喜市内で神経筋整復法を行っているのは、ひのくま整骨院だけです。

多くの医療機関では、電気治療器を使った施術が主流です。確かに、最新の医療機器は素晴らしい技術ですが、当院では機械に頼るのではなく、患者さん自身が持っている自然治癒力を引き出すことを大切にしています。

優しい手技療法で、一人ひとりの体の状態に合わせた、その人だけの施術プランを組み立てていきます。痛みのない、リラックスできる施術ですので、安心してください。

一般的な医療機関での姿勢と肩こりの治療について

ひのくま整骨院の考え方をお伝えする前に、一般的な医療機関では姿勢と肩こりがどのように治療されているのか、理解しておくことも大切です。

整形外科や一般的な接骨院では、姿勢に関連する肩こりは次のように治療されることが多いです。

姿勢指導。正しい座り方、デスクやパソコンの高さの調整、椅子の選び方などが指導されます。これは基本的なことですが、とても大切なことですね。

ストレッチ指導。硬くなった筋肉を伸ばすストレッチや、姿勢を改善するためのストレッチが指導されます。胸の筋肉を伸ばすストレッチ、肩甲骨を動かすストレッチなどが代表的です。

筋力トレーニング指導。姿勢を保つために必要な筋肉を強化するトレーニングが指導されます。背中の筋肉のトレーニング、肩甲骨周りの筋肉のトレーニングなどです。

物理療法。電気治療、温熱療法、超音波治療などが行われます。これらは血流を改善したり、筋肉の緊張を和らげたりする効果が期待されます。

マッサージ療法。硬くなった筋肉をほぐすために、マッサージが行われます。

生活指導。デスクワークの合間に休憩を取る、定期的に立ち上がって体を動かす、スマホを見る時間を減らすなど、日常生活での注意点が指導されます。

これらの治療や指導は、決して間違っているわけではありません。医学的に確立された標準的な方法であり、実際にこれらの方法で症状が改善する方もたくさんいらっしゃいます。

特に、正しい座り方を学ぶこと、定期的にストレッチをすることなどは、デスクワークをされている方にとって非常に重要です。

でも、「姿勢を正そうとしても維持できない」「ストレッチや筋トレをしても効果が続かない」という場合、これらの方法だけでは改善しにくいことも多いんです。

なぜでしょうか。それは、これらの治療法が主に「意識的な努力」や「外からのアプローチ」に頼っているからなんです。

姿勢指導は「意識して正しい姿勢を保ちましょう」という方法です。でも、筋肉の機能が低下していれば、いくら意識しても維持できません。

ストレッチは硬くなった筋肉を伸ばすことはできますが、筋肉の「機能」そのものは回復させません。

筋トレは筋力を強くすることはできますが、機能不全を起こした筋肉が適切なタイミングで働けるようにはなりません。

つまり、筋肉の「機能」という視点、神経系とのコミュニケーションという視点が抜けていることが多いんですね。

ひのくま整骨院が考えるデスクワークの肩こりの本当の原因

ひのくま整骨院では、デスクワークによる肩こりを少し違った角度から捉えています。

痛みには大きく分けて3つの種類があります。

一つ目は、ケガや感染に関する炎症性疼痛。二つ目は、水腫や腱鞘炎などの代謝性疼痛。そして三つ目が、筋肉の閾値の低下による痙攣性疼痛です。

デスクワークによる慢性的な肩こりの多くは、この3つ目の痙攣性疼痛に分類されると考えています。

「筋肉の閾値の低下」というのは、筋肉が正常に働ける限界点が下がってしまっているということです。本来100の負荷に耐えられる筋肉が、機能低下によって50の負荷にしか耐えられなくなっている状態なんですね。

デスクワークでは、同じ姿勢を長時間続けることで、特定の筋肉に持続的な負荷がかかります。特に、首の後ろの筋肉と肩の筋肉(僧帽筋上部)は、頭の重さを支え続けるために、常に働いています。

頭の重さは約5キロもあるんです。それを首と肩の筋肉で支えているわけですから、かなりの負担ですよね。

本来なら、姿勢を保つ筋肉がバランスよく働くことで、この負担を分散させています。例えば、背中の筋肉が適切に働けば、首や肩だけに負担が集中することはありません。

ところが、長年のデスクワークで、姿勢を保つ筋肉の多くが機能低下を起こしてしまっています。

肩甲骨を内側に引き寄せる筋肉(菱形筋)が弱くなると、肩が前に丸まります。すると、頭が前に出て、首の後ろの筋肉と肩の筋肉に余計な負担がかかります。

背中の筋肉(脊柱起立筋)が弱くなると、背中が丸まります。すると、さらに頭が前に出て、首と肩への負担が増えます。

首を支える深い筋肉(深頸筋群)が弱くなると、頭の位置を保つことができず、首の表面の筋肉で無理やり支えることになります。これも肩こりの原因になります。

つまり、肩こりは肩の筋肉だけの問題ではなく、姿勢を保つ筋肉全体のバランスの問題なんです。

そして、このバランスが崩れると、特定の筋肉(僧帽筋上部など)にばかり負担が集中します。その筋肉は常に緊張状態になり、やがて機能不全を起こします。

機能不全を起こした筋肉は、うまく緩むことができません。休憩時間や夜寝ているときでも、中途半端に緊張したままになってしまいます。すると、血流が悪くなり、疲労物質が溜まり、さらに筋肉の機能が落ちるという悪循環に陥ります。

これが、デスクワークによる慢性的な肩こりの本当の原因なんです。

だからこそ、「姿勢を正そう」と意識するだけでは不十分なんですね。姿勢を保つために必要な筋肉の機能を回復させる必要があるんです。

神経筋整復法で筋肉の機能を回復させることで、筋肉が本来の働きを取り戻します。すると、自然と良い姿勢を保てるようになり、特定の筋肉への過度な負担が減り、肩こりが軽減していくんです。

筋機能の向上が血管の末端の集合管の再構築を促すことで、疲労の代謝を促し、改善しようとする良いサイクルが起こります。このサイクルが重なることで、重さや痛みを出す必要のなくなる体内環境を構築することができると考えています。

よく「筋力が弱いから鍛える」という考え方がありますが、デスクワークの肩こりの場合、この考え方が逆効果になることもあるんです。

筋肉に異常があるから、重かったり痛かったりする。つまり、筋肉はあるけど働けないことが問題なんです。

機能停止してしまっている筋線維が多い状態で、そこに筋肉に負荷をか再試行日続けるけてトレーニングを行うと、まだ働けていた筋繊維にさらに負担をかけることになってしまいます。

だからこそ、まずは働けなくなっている筋肉を目覚めさせること。筋肉の機能を回復させることが、デスクワークの肩こり改善の第一歩だと考えています。

機能が回復した筋肉は、効率よく力を発揮できるようになります。無駄な緊張が減り、血流が改善し、重さや痛みが出なくなる。そして、意識しなくても自然と良い姿勢を保てるようになるんです。

デスクワークを続けながら姿勢が改善した女性の事例

ここで、実際にひのくま整骨院で施術を受けて、デスクワークを続けながら姿勢と肩こりが改善された患者さんの体験談をご紹介します。

来院されたのは、40歳の女性でした。IT企業の事務職で、1日8時間以上パソコンに向かうお仕事をされている方です。

「もう10年以上、肩こりと付き合っています」と初診時におっしゃっていました。

午後になると肩が重くなり、夕方には頭痛がして、仕事に集中できなくなる。週末にマッサージに行っても、月曜日の午後にはまた重くなってしまう。そんな状態が何年も続いていたそうです。

「姿勢が悪いのは自分でも分かっているんです。だから、意識して背筋を伸ばすようにしているんですが、気がつくとまた猫背になっている。私、意志が弱いのかなって、いつも自分を責めていました」

姿勢改善のために、いろいろなことを試してこられたそうです。YouTubeでストレッチを学んで毎朝実践し、ジムでは背中の筋トレも行っていました。オフィスチェアも姿勢サポート機能付きの高価なものに買い替えました。

「でも、どれも続けている間は少し楽になる気がするけど、根本的には変わらなくて。もう、この体質なのかなって諦めかけていたんです」

そんなとき、職場の先輩から「久喜市に神経筋整復法っていう特別な施術をやっている整骨院があるよ。姿勢と筋肉の関係を根本から見てくれるらしい」という話を聞いて、来院されました。

初診時のカウンセリングで、詳しくお話を伺いました。肩こりだけでなく、首こり、背中の痛み、眼精疲労、頭痛、そして「姿勢を維持できない自分への自己嫌悪」という精神的な負担も抱えていらっしゃいました。

体を検査してみると、予想通り、多くの筋肉が機能低下を起こしていました。

姿勢を見ると、典型的なデスクワーク姿勢でした。頭が前に出て(専門的には「頭部前方偏位」と言います)、肩が前に丸まり、背中が猫背になっています。

肩甲骨の動きを確認すると、ほとんど動いていませんでした。肩甲骨周りの筋肉が機能不全を起こして、肩甲骨が背中に張り付いてしまっているような状態でした。

肩甲骨を内側に引き寄せる筋肉(菱形筋)を触ってみると、筋肉自体はあるのですが、力が入っていない状態でした。つまり、筋力がないのではなく、筋肉が働けていないんです。

背中の筋肉(脊柱起立筋)も同様に、機能が低下していました。首を支える深い筋肉(深頸筋群)も、うまく働いていませんでした。

逆に、僧帽筋上部(肩の筋肉)は、カチカチに硬くなっていました。他の筋肉が働いていないので、僧帽筋上部だけで頭を支えようとして、常に緊張状態になっていたんですね。

「あなたの姿勢が崩れるのは、意志が弱いからではないんです。姿勢を保つために必要な筋肉が働けていないからなんです」とお伝えしました。

「え、そうなんですか?私、自分の努力が足りないんだと思っていました」と、目に涙を浮かべながらおっしゃいました。

初回の施術では、まず肩甲骨周りの筋肉と背中の筋肉の機能回復を中心に行いました。神経筋整復法で、感覚受容器を刺激し、神経反射弓を整えていきます。

施術中、「あ、なんか肩甲骨が動く感じがします」「背中がポカポカしてきました」と驚いた様子でした。

施術後、もう一度姿勢を確認すると、明らかに変化が見られました。肩の位置が少し後ろに下がり、背中のカーブが改善していました。

「え、こんなに違うんですか?」と鏡を見て驚いていらっしゃいました。

「そして、今の姿勢、楽ですか?」と聞くと、「はい、不思議なことに、楽です。いつもは背筋を伸ばすと疲れるんですが、今は自然にこの姿勢でいられる感じです」とおっしゃいました。

「これが、筋肉が本来の機能を取り戻した状態なんです。でも、長年の機能不全を完全に改善するには、継続的な施術が必要です」とお伝えしました。

最初の1ヶ月は、週に2回のペースで通院していただきました。毎回、肩甲骨周り、背中、首の筋肉の機能回復を進めていきました。

2回目の施術後、「先生、驚いたことがあるんです。昨日、仕事をしていて、ふと気づいたら姿勢が良かったんです。いつもなら猫背になっているのに」と嬉しそうに報告してくださいました。

4回目の施術後には、「午後になっても肩が重くならなくなってきました。こんなの、何年ぶりだろう」とおっしゃいました。

2ヶ月目からは、週に1回のペースに変更しました。筋肉の機能がある程度回復してきたので、デスクワークでの座り方や、仕事の合間にできる簡単なセルフケアの指導も行いました。

「でも、無理に姿勢を正そうとしなくていいんですよ。筋肉の機能が回復すれば、自然と良い姿勢になりますから」とお伝えしました。

3ヶ月が経った頃、大きな変化が現れました。

「先生、職場の同僚に『最近、姿勢が良くなったね』って言われたんです。自分では特に意識していなかったんですが、写真を撮ってもらったら、確かに以前とは全然違っていて驚きました」

そして、4ヶ月目の施術のとき、こうおっしゃいました。

「肩こりがほとんど気にならなくなりました。マッサージにも行かなくて大丈夫になりました。そして何より、『姿勢を正さなきゃ』って常に気にするストレスから解放されたことが、こんなに楽だなんて思いませんでした」

「自分を責めなくてよくなったんです。姿勢が崩れるのは、私の意志が弱いからじゃなかった。体がそうせざるを得なかったんだって、理解できました。そして、体は変われるんだって、実感できました」

その後も月に1〜2回のメンテナンスで通院を続けていただいています。現在では、デスクワークを続けながらも、肩こりはほとんど気にならないレベルまで改善しています。

「仕事のパフォーマンスも上がりました。肩こりや頭痛で集中力が途切れることがなくなったので、仕事が早く終わるようになったんです」とおっしゃっていました。

この患者さんのケースで大切なポイントは、姿勢を「意識的に正そう」とするのではなく、姿勢を保つ筋肉の機能を回復させたことでした。筋肉が本来の働きを取り戻すことで、自然と良い姿勢を保てるようになったんです。

そして、「姿勢が崩れるのは自分のせい」という自己嫌悪から解放されたことも、精神的に大きな変化だったと思います。

自分を責めないで。体は変われます

ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。

デスクワークをされているあなたは、毎日一生懸命仕事をされている。集中して、責任を持って、お仕事に取り組んでいる。その結果として、肩こりが起こっているんです。

「姿勢が悪い自分が悪い」と思わないでください。姿勢が崩れるのは、あなたの意志が弱いからではありません。姿勢を保つために必要な筋肉が、長年のデスクワークで機能低下を起こしているからなんです。

そして、これは改善できることなんです。

筋肉の機能は、適切なアプローチで回復させることができます。機能が回復すれば、意識しなくても自然と良い姿勢を保てるようになります。「姿勢を正さなきゃ」というストレスから解放されます。

ひのくま整骨院では、神経筋整復法という筋肉の機能回復に特化した施術で、あなたの体が持っている自然治癒力を引き出し、根本からの改善を目指しています。

一人ひとりの体の状態をしっかりと検査し、その人だけの施術プランを組み立てます。電気治療器に頼るのではなく、優しい手技療法で、患者さんに寄り添いながら施術を進めていきます。痛みのない、リラックスできる施術ですので、安心してください。

久喜市内で神経筋整復法を行っているのは、ひのくま整骨院だけです。

初回のカウンセリングでは、今までどんな対策をしてこられたか、どんな悩みを抱えているか、じっくりとお話を伺います。デスクワークのお仕事の内容、1日の作業時間、休憩の取り方なども教えていただいて、あなたの生活に合わせた施術プランを考えていきます。

「仕事を休めないんですが、通えますか?」というご質問もよくいただきます。当院の診療時間は、平日は夜8時まで、土曜日も午後5時まで開いていますので、お仕事帰りや週末にも通いやすくなっています。

「本当に良くなるのかな」「今までいろいろ試してきたけど、また同じなんじゃないかな」そんな不安もあるかもしれません。その気持ち、本当によくわかります。

でも、その不安を抱えたまま、肩の重さを我慢し続けるよりも、まずは一歩踏み出してみませんか。

あなたが肩の重さを気にせず、仕事に集中できる日が来ることを、私たちは心から願っています。そして、そのお手伝いをさせていただきたいと思っています。

自分を責めないでください。あなたの体は、変われます。私たちと一緒に、根本改善を目指しましょう。

ひのくま整骨院は、デスクワークで頑張るあなたを全力でサポートいたします。

💼 デスクワークで頑張るあなたへ 💼

「姿勢を正さなきゃ」というストレスから解放されませんか

筋肉の機能回復で、自然と良い姿勢を保てる体へ

📍 所在地:〒346-0012 埼玉県久喜市栗原2-2-7

📞 電話番号:0480-31-7775

🌐 予約サイト:https://airrsv.net/hinokuma-kinseifukuin/calendar

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⏰ 診療時間(お仕事帰りにも通いやすい)

月~金:午前8:30~午後1:00 / 午後3:00~午後8:00

土曜日:午前8:30~午後1:00 / 午後3:00~午後5:00

休診日:日曜日、祝日

お電話でのご予約が難しい方は、24時間受付可能なWeb予約、またはLINE公式アカウントからもご予約いただけます。

「ホームページを見て」とお伝えいただくとスムーズです

まずはお気軽にご相談ください。仕事を続けながら、体を変えていきましょう。

デスクワークによる肩こりは、筋肉の機能回復という専門的なアプローチで、改善を目指すことができます。「姿勢を正さなきゃ」というストレスから解放されて、仕事に集中できる毎日を取り戻すために、ぜひひのくま整骨院にご相談ください。

あなたのご来院を、心よりお待ちしております。

自分を責めないでください。一緒に、新しい一歩を踏み出しましょう。

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