その手のしびれ、頚椎症かも？痛みの根本原因は筋肉にあり

ブログ 2025/9/10 2025/9/10

もしかして…と不安なその症状、原因は骨だけじゃないかもしれません

「最近、指先に力が入らない…」
「腕から手にかけて、ピリピリとした不快なしびれが続いている…」
「朝起きた時、首から肩にかけてズキッと痛む…」

そんな症状に心当たりはありませんか？
スマートフォンを見ていて、ふと顔を上げた時。デスクワークで長時間同じ姿勢をとった後。何気ない日常の動作で感じるその痛みやしびれは、もしかしたら「頚椎症」のサインかもしれません。

病院でレントゲンを撮り、「骨が変形していますね」「首の神経が圧迫されています」と言われ、湿布や痛み止め、牽引治療などを続けている方も多いでしょう。しかし、それでも症状が一向に改善しない…とお悩みなのであれば、本当の原因は、骨や神経だけではない可能性が非常に高いのです。

この記事では、久喜市、幸手市、宮代町エリアで同じような長引く症状に苦しむあなたへ向けて、その手のしびれの「本当の根本原因」と、諦めていた症状から解放されるための新しいアプローチについて、分かりやすく解説していきます。この記事を読み終える頃には、あなたの長年の悩みに対する一筋の光が見えるはずです。

しびれの正体は「筋肉の機能不全」という悪循環

多くの場合、頚椎症は加齢による首の骨（頸椎）の変形が神経を圧迫して起こると説明されます。しかし、ここで一つ考えてみてください。「なぜ、神経を圧迫するほど骨が変形してしまったのでしょうか？」

その答えの鍵を握るのが、私たちの頭を常に支え続けている「筋肉」の存在です。

約5kgもある重い頭を支える首や肩の筋肉は、常に大きな負担にさらされています。この筋肉が健康な状態を保てていれば問題ありません。しかし、一度バランスが崩れると、負のスパイラルに陥り、痛みやしびれを引き起こす「機能不全」という状態になってしまうのです。

▼痛みを引き起こす「筋肉の機能不全」サイクル▼

【疲労の蓄積】
毎日のデスクワークやスマホ操作、家事、ストレス…。これらによって首周りの筋肉は疲弊します。通常なら一晩寝れば回復するはずの疲労が、回復力を上回り、じわじわと筋肉内に蓄積していきます。
【機能低下】
蓄積した疲労が抜けなくなると、筋肉は本来持っているはずのしなやかさや力を失い、硬くこわばってきます。これが筋肉の「機能低下」です。頭を支える力が弱まり、常に首や肩に力が入っているような緊張状態が続きます。
【機能不全】
機能が低下した筋肉は、もはや正常に伸び縮みすることができなくなります。血流は悪化し、常にけいれんしているような状態に。関節の動きも悪くなり、これが「機能不全」の段階です。
【しびれ・痛みの発症】
筋肉の機能不全が限界に達すると、硬く縮んだ筋肉が、その周りを通る神経や血管を物理的に圧迫し始めます。これが、あなたの手を悩ませる「しびれ」や「痛み」の直接的な原因です。骨の変形は、この筋肉の異常な緊張が長年続いた結果として、後からついてきたものとも考えられるのです。

つまり、痛み止めで感覚をごまかしたり、硬い部分をただマッサージしたりするだけでは、この根本原因である「筋肉の悪循環」を断ち切ることはできないのです。

久喜市の整体で受ける「神経筋整復法」という根本改善アプローチ

「筋肉が原因なら、整体や整骨院でしっかり揉んでもらえばいいのでは？」
そう思われるのも当然です。しかし、ただ闇雲に硬い筋肉を刺激するだけでは、根本的な解決には至りません。大切なのは、筋肉に「正しく働くこと」を思い出させること。そのために必要なのが、筋肉をコントロールしている「神経」へのアプローチです。

そこで当院、ひのくま整骨院では、専門的な手技療法である「神経筋整復法」による施術を行っています。