恥骨結合炎の痛みを根本改善する整体施術とは?歩行困難から運動復帰まで

はじめに

歩くたびに恥骨のあたりがズキンと痛む。階段の上り下りがつらい。スポーツの練習に復帰したいのに、恥骨の痛みが引かない。産後から恥骨周辺の違和感が続いている…。

そんな恥骨結合炎の痛みに悩まされていませんか?

病院では「安静にしてください」と言われるだけで、いつになったら良くなるのか不安な日々を過ごしている方も多いのではないでしょうか。痛み止めを飲んでも一時的にしのげるだけで、根本的な解決にはなっていない…そう感じている方もいらっしゃるかもしれません。

実は、恥骨結合炎の多くは「筋肉の機能低下」が原因で起こっています。だからこそ、筋肉そのものにアプローチする神経筋整復法という整体施術が、根本改善への道を開くのです。

この記事では、恥骨結合炎とはどんな症状なのか、一般的な医療での対応、そして久喜市で神経筋整復法を用いた施術を行う私たちの考え方と実際の改善例まで、詳しくお伝えしていきます。最後まで読んでいただければ、あなたの恥骨の痛みが「なぜ起こっているのか」「どうすれば良くなるのか」が見えてくるはずです。

安心してください。恥骨結合炎は、正しいアプローチで必ず改善への道が開けます。一緒に、痛みのない生活を取り戻しましょう。

目次

  • はじめに
  • 恥骨結合炎ってどんな症状?多くの人が悩む理由
  • 神経筋整復法が恥骨結合炎にアプローチする理由
  • 恥骨結合炎の一般的な医療での説明と治療
  • ひのくま整骨院が考える恥骨結合炎の本当の原因
  • 実際の改善例:スポーツ復帰を果たした患者さんの体験談
  • まとめ:恥骨の痛みから解放されるために

恥骨結合炎ってどんな症状?多くの人が悩む理由

恥骨結合炎と聞いても、あまりピンとこない方もいらっしゃるかもしれません。でも実は、スポーツをしている学生さん、産後のお母さん、そして慢性的な骨盤周りの痛みを抱えている中高年の方まで、幅広い年代の方が悩まされている症状なんです。

恥骨結合というのは、骨盤の前側、ちょうど下腹部の下あたりにある左右の恥骨がつながっている部分のことです。ここに炎症が起こると、歩行時や階段の上り下り、スポーツ動作の際に鋭い痛みを感じるようになります。

こんな症状に心当たりはありませんか?

  • 歩くたびに恥骨のあたりが痛む
  • 片足で立つとズキンとくる
  • 走ったり、ジャンプしたりすると激痛が走る
  • 産後から恥骨周辺の違和感が続いている
  • 寝返りを打つときに痛みを感じる
  • 長時間座っていた後、立ち上がると痛い

これらは恥骨結合炎の典型的なサインです。

特に厄介なのは、「安静にしていれば痛くないけれど、動くと痛む」という状態が続くこと。仕事や学校、スポーツを休むわけにもいかず、痛みをこらえながら無理を重ねてしまう…そんな悪循環に陥っている方が本当に多いんです。

でも、なぜこんなにも多くの人が恥骨結合炎に悩まされるのでしょうか?

それは、恥骨結合周辺には非常に多くの筋肉が集まっているからです。腹筋、内転筋、骨盤底筋群…これらの筋肉たちが協調して働くことで、私たちは歩いたり走ったりできるのですが、どこか一つの筋肉の働きが悪くなると、そのバランスが崩れてしまいます。

すると恥骨結合部分に過度な負担がかかり、炎症を起こしてしまうというわけです。

この記事を読み進めていくと、あなたの恥骨の痛みがどこから来ているのか、そしてどうすれば根本から改善できるのかが見えてきます。焦らず、一緒に理解を深めていきましょう。

神経筋整復法が恥骨結合炎にアプローチする理由

ここからは、私たちが恥骨結合炎の改善に用いている「神経筋整復法」という施術方法についてお話しします。

「聞いたことがない」という方がほとんどだと思います。実は、神経筋整復法を行っている整骨院は、久喜市内では当院だけなんです。

神経筋整復法とは?

神経筋整復法は、PNF(固有受容性神経筋促通法)という理論をベースに研究開発された手技療法です。春日スポーツ医学研究所の春日啓先生が考案された「神経筋整合法」とも呼ばれています。

少し難しく聞こえるかもしれませんが、簡単に言うと「筋肉そのものを元気にする整体」です。

普通のマッサージは、筋肉をほぐして一時的に楽にすることが目的ですよね。でも神経筋整復法は違います。筋肉の中にある感覚受容器という小さなセンサーを刺激して、「この筋肉、ちゃんと働いて!」という指令を脳から送り直すんです。

例えるなら、コンセントが抜けかかっている家電製品をしっかり差し込み直すような感じでしょうか。電気の流れが良くなれば、家電も本来の力を発揮できますよね。筋肉も同じで、神経の伝達がスムーズになれば、筋肉は本来持っている力を取り戻せるんです。

筋代謝力の向上がカギ

神経筋整復法のもう一つの大きな特徴は、筋代謝力を向上させることです。

筋代謝力って何?と思われるかもしれません。これは、筋肉がエネルギーから「力」を生み出すシステムのことです。筋肉がしっかり働けば、血液の流れも良くなり、酸素や栄養がきちんと届くようになります。すると疲労物質も流れやすくなって、痛みを出す必要のない体内環境が整っていくんです。

これが私たちの考える「根本改善」です。

恥骨結合炎に対する神経筋整復法のアプローチ

恥骨結合炎の場合、恥骨周辺の筋肉たち——内転筋群、腹直筋、腸腰筋、骨盤底筋などが協調して働けていないことが多いんです。

神経筋整復法では、これらの筋肉一つ一つに丁寧にアプローチし、神経回路を整えていきます。すると、筋肉の活動量が増えて、恥骨結合部分への過度な負担が減っていくんです。

さらに、筋肉の働きが良くなると血管の働きも活発になり、副交感神経の機能も促進されます。つまり、自律神経系にも良い影響を与えることができるんです。体全体がリラックスして、自然治癒力が高まっていく…そんなイメージですね。

久喜市内で恥骨結合炎の根本改善を目指すなら、ぜひこの神経筋整復法を体験していただきたいと思っています。

恥骨結合炎の一般的な医療での説明と治療

ここで一度、整形外科やスポーツクリニックなど、一般的な医療機関ではどのように恥骨結合炎を説明し、治療しているのかを見ておきましょう。

恥骨結合炎とは(医学的説明)

恥骨結合炎は、骨盤の前方中央にある恥骨結合部に炎症が生じる疾患です。医学的には「恥骨結合部の炎症性疼痛」と分類されます。

主な原因としては以下が挙げられます。

  • スポーツによる繰り返しの負荷:サッカー、ランニング、バスケットボールなど、急な方向転換やキック動作を繰り返すスポーツで発症しやすい
  • 妊娠・出産:妊娠中のホルモン変化により恥骨結合が緩み、出産時に負担がかかることで炎症が起こる(産後の恥骨痛)
  • 加齢による変性:中高年になると骨盤周辺の筋力低下や関節の変性により発症することもある

一般的な治療方法

整形外科では、主に以下のような治療が行われます。

1. 安静・運動制限
まず第一に指示されるのが安静です。スポーツ選手の場合は練習を休止し、日常生活でも痛みを感じる動作を避けるよう指導されます。安静期間は症状の程度によりますが、軽度で2〜4週間、重度だと2〜3ヶ月以上かかることもあります。

2. 消炎鎮痛剤の処方
痛みや炎症を抑えるため、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)が処方されます。湿布や塗り薬が併用されることもあります。

3. 物理療法
電気治療や超音波治療、温熱療法などが行われます。患部の血流を改善し、炎症を鎮める目的です。

4. リハビリテーション
炎症が落ち着いてきたら、理学療法士の指導のもとストレッチや筋力トレーニングが開始されます。骨盤周辺の筋力を強化し、再発を防ぐことが目的です。

5. 重症例では手術も
まれですが、保存療法で改善しない場合や恥骨結合の不安定性が著しい場合は、外科的手術が検討されることもあります。

一般的な治療の経過

軽度の恥骨結合炎であれば、安静と消炎鎮痛で2〜6週間程度で症状が軽減することが多いとされています。しかし、スポーツ復帰となると、さらに数週間から数ヶ月のリハビリ期間が必要です。

産後の恥骨痛の場合は、ホルモンバランスが整う産後3〜6ヶ月で自然に軽快することもありますが、中には慢性化してしまうケースもあります。

ただし、これらはあくまで「炎症を抑える」「痛みを和らげる」という対症療法が中心です。「なぜ恥骨結合部に負担がかかったのか」という根本原因までは、なかなかアプローチできていないのが実情なんです。

だからこそ、痛みが取れたと思ってスポーツを再開したらまた痛くなった…という再発に悩む方が多いんですね。

ひのくま整骨院が考える恥骨結合炎の本当の原因

ここからは、私たちが長年の臨床経験から導き出した、恥骨結合炎の本当の原因についてお話しします。

痛みには3つの種類がある

まず知っていただきたいのは、痛みには大きく分けて3つの種類があるということです。

1. ケガや感染による炎症性疼痛
転んで打撲した、骨折した、感染症で炎症が起きている…こういった場合の痛みです。これは患部そのものに問題があります。

2. むくみや腱鞘炎などの代謝性疼痛
血流が悪くなって老廃物がたまり、むくみや炎症が起こる痛みです。腱鞘炎もこのタイプに含まれます。

3. 筋肉の閾値低下による痙攣性疼痛
筋肉の機能が落ちて、ちょっとした負荷で痛みが出てしまう状態です。

実は、慢性的な恥骨結合炎の多くは、この3番目の「筋肉の閾値低下による痙攣性疼痛」なんです。

痛いところに原因があるとは限らない

ここが重要なポイントです。

「恥骨が痛いんだから、恥骨に原因があるんでしょう?」と思いますよね。でも実は、痛みが出ている場所と、痛みの原因になっている場所は違うことがとても多いんです。

筋肉というのは、単独で働いているわけではありません。いくつもの筋肉が連続性、協調性、拮抗性を持って働くことで、私たちは滑らかに体を動かすことができています。

例えば、歩くという動作一つとっても、太ももの筋肉、お尻の筋肉、ふくらはぎの筋肉、そして骨盤周りの筋肉…たくさんの筋肉がタイミングよく協力し合っているんです。

ところが、どこか一つの筋肉の機能が低下すると、このシステムのバランスが崩れてしまいます。すると、他の筋肉が「代わりに頑張らなきゃ!」と過剰に働くことになり、常に緊張状態になってしまうんです。

その結果、筋肉への負荷がその時点での筋肉のキャパシティを超えてしまったとき…痛みが発症します。

恥骨結合炎のメカニズム

恥骨結合炎の場合で考えてみましょう。

例えば、腸腰筋(お腹の奥にある筋肉)の機能が低下していたとします。すると、股関節を曲げる動作や歩行時に、内転筋群(太ももの内側の筋肉)が過剰に働いてカバーしようとします。

内転筋群は恥骨に付着しているので、ここに過度な引っ張りの力がかかり続けると、恥骨結合部分にストレスが集中してしまうんです。

さらに、筋肉の機能障害がシステムのバランスを崩すと、関節周囲の均衡も崩れます。すると骨盤にゆがみが生じ、関節の隙間が狭くなったり、腱の通り道がずれたりして、摩擦が発生します。この摩擦が熱を生み、炎症を引き起こすんです。

つまり、恥骨結合炎の根本原因は「筋肉の機能障害」なんです。

だから「根本改善」が必要

ここまで読んでいただければ、なぜ安静にしたり痛み止めを飲んだりするだけでは再発してしまうのか、お分かりいただけたのではないでしょうか。

炎症を抑えても、筋肉の機能障害が残ったままでは、また同じことの繰り返しです。

私たちの整体施術では、恥骨周辺だけでなく、腸腰筋、大腿部、下腿部、そして股関節や膝関節の動きまで、全身の筋肉と関節のバランスを丁寧に検査します。

そして神経筋整復法を用いて、機能が低下している筋肉を一つ一つ元気にしていきます。すると筋代謝力が向上し、血流が改善され、疲労物質がきちんと流れるようになります。

その結果、痛みを出す必要のない体内環境が構築され、本当の意味での「根本改善」が実現するんです。

恥骨結合炎でお悩みのあなた。痛みを我慢したり、あきらめたりする必要はありません。筋肉にきちんとアプローチすれば、体は必ず応えてくれます。

実際の改善例:スポーツ復帰を果たした患者さんの体験談

ここで、実際に当院で恥骨結合炎が改善した患者さんの体験談をご紹介します。

【患者さんのプロフィール】

17歳、男性、高校生
部活:サッカー部(ポジション:フォワード)
体格:やや細身
症状:3ヶ月前から恥骨周辺に痛みが出始め、ダッシュやキック動作で激痛が走るようになった

来院までの経緯

彼は県大会を控えた大事な時期に、練習中の急なターンで恥骨のあたりに痛みを感じました。最初は「ちょっと痛いかな」程度だったので、そのまま練習を続けていたそうです。

でも日に日に痛みが強くなり、シュートを打つたびにズキンとくるように。整形外科を受診したところ、「恥骨結合炎」と診断され、「2ヶ月は運動を控えるように」と言われました。

真面目な彼は、言われた通りに部活を休み、湿布を貼って安静にしていました。2ヶ月後、痛みが少し落ち着いたので練習を再開したのですが…なんと3日で再び激痛が。

「このままでは大会に出られない。もう間に合わないかもしれない」と不安でいっぱいになり、お母さんと一緒に当院を訪ねてきてくれました。

初診時の検査と施術

まず、仰向けになってもらい、足首・膝関節・股関節を曲げた状態で、それぞれの関節の軸が正しく並んでいるかを検査しました。この検査では特に問題は見られませんでした。

次に、うつ伏せになってもらい、腸腰部(腰からお尻にかけて)と大腿部、膝関節、下腿部(すねの部分)の捻れを確認する検査を行いました。すると、ここで陽性反応が出たんです。

つまり、彼の恥骨の痛みの原因は、腸腰部から下腿部にかけての筋肉の捻れと、それによる関節のズレにあったんです。

初回の施術では、腸腰部・大腿部・膝関節・下腿部の屈曲捻転軸合わせと、伸展位での軸合わせ調整を丁寧に行いました。

施術後、もう一度歩いてもらうと…「あれ?さっきより痛くない!」と驚いた様子。痛みが約6割減っていました。

3回目までの施術

その後も週に2回のペースで来院してもらい、同じように関節の並べ合わせ施術を続けました。3回目の施術後には、歩行時の痛みはほぼ消え、軽いジョギングもできるようになりました。

10回の施術で運動復帰

その後、合計10回の施術を行いました。徐々に股関節の内旋・外旋の動きがスムーズになり、膝の屈曲伸展の角度も広がっていきました。そして何より、関節の軸が安定してきたんです。

10回目の施術後、試しにグラウンドでダッシュやキック動作をしてもらいましたが、痛みは全く出ませんでした。

「本当に痛くない!信じられない!」と、彼もお母さんも涙を浮かべて喜んでくれました。

その後、無事に部活に復帰し、県大会にも出場。しかもゴールまで決めたそうです!お母さんからお礼の連絡をいただいたときは、私も本当に嬉しかったです。

なぜ改善できたのか

彼の場合、恥骨結合部そのものに問題があったわけではありませんでした。腸腰筋や大腿部の筋肉の機能低下と、それに伴う関節の捻れが根本原因だったんです。

神経筋整復法で筋肉の機能を回復させ、関節の軸を正しく整えたことで、恥骨結合部への過度な負担がなくなり、痛みが消えていったんですね。

これが、私たちが目指す「根本改善」です。

まとめ:恥骨の痛みから解放されるために

ここまで長い記事を最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。

恥骨結合炎は、多くの方が「安静にするしかない」「痛みと付き合っていくしかない」と諦めかけている症状です。でも、この記事を通してお伝えしたかったのは、「恥骨結合炎は根本から改善できる」ということです。

痛みの本当の原因は、恥骨結合部そのものではなく、筋肉の機能障害にあることが多いんです。だからこそ、筋肉そのものにアプローチする神経筋整復法が効果を発揮します。

久喜市で恥骨結合炎の根本改善を目指すなら、ぜひ一度、私たちの整体施術を体験してみてください。

こんな方におすすめです

  • 恥骨の痛みで歩行が困難になっている方
  • 産後の恥骨痛が慢性化して悩んでいる方
  • スポーツ復帰を目指しているけれど、なかなか痛みが取れない方
  • 整形外科で「安静に」と言われたけれど、いつまで待てばいいかわからない方
  • 痛み止めや湿布では限界を感じている方
  • 本気で恥骨結合炎を治したい方

私たちは、最新の医療機器に頼るのではなく、あなた自身が持っている自然治癒力を引き出す、優しい手技療法であなただけの施術プランを提供します。

あなたの体は、必ず応えてくれます。

一人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください。あなたが痛みから解放され、笑顔で日常生活やスポーツを楽しめる日が来ることを、心から願っています。

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初回は詳しくお話を伺い、丁寧に検査をさせていただきますので、60分程度お時間をいただいております。どんな小さな疑問や不安でも構いません。あなたのお悩みにしっかりと向き合い、一緒に解決策を見つけていきましょう。

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久喜市で唯一の神経筋整復法による根本改善をぜひ体験してください。

スタッフ一同、心よりお待ちしております。

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