「梅雨だる」対策は今から！体のだるさ、頭痛を乗り切る！【久喜市ひのくま整骨院】

ブログ 2025/6/7 2025/6/7

梅雨入りが近づくと、なんとなく体が重い、頭がスッキリしない、倦怠感が続く…そんな不調を感じる方が増えてきます。「梅雨だる」とも呼ばれるこの時期特有の体調不良は、実は体からの大切なサインかもしれません。

久喜市栗原のひのくま整骨院にも、「梅雨になると体がだるくて…」「頭痛がひどくて集中できない」といったご相談が増えています。この記事では、梅雨の不調の原因と、今からできる効果的なセルフケア、そして当院でのアプローチについて、Q&A形式で分かりやすく解説していきます。

Q1：「梅雨だる」ってどんな症状？

「梅雨だる」は医学的な病名ではありませんが、多くの方が梅雨の時期に経験する体の不調の総称です。具体的には、こんな症状が挙げられます。

体のだるさ、倦怠感
頭痛やめまい
手足のむくみ
胃腸の不調（食欲不振、下痢、便秘など）
関節の痛みや古傷の痛み
気分の落ち込み、イライラ
睡眠の質の低下（寝付きが悪い、熟睡感がない）

これらの症状が複数現れることで、日常生活に支障をきたすことも少なくありません。

Q2：なぜ梅雨に体調を崩しやすくなるの？

梅雨の時期に体調を崩しやすい主な原因は、「気圧の変化」「高い湿度」「寒暖差」の3つです。

気圧の変化
低気圧が接近すると、私たちの体はそれに合わせて自律神経のバランスを調整しようとします。特に、体をリラックスさせる「副交感神経」が優位になりがちです。これにより、血管が拡張して血圧が下がり、だるさや頭痛を引き起こすことがあります。また、気圧の変化は内耳（耳の奥にある平衡感覚を司る器官）にも影響を与え、めまいや船酔いのような症状につながることも。
高い湿度
湿度が高いと汗が蒸発しにくくなり、体の中に熱や水分がこもりやすくなります。東洋医学でいう「湿邪（しつじゃ）」の影響と似ており、体内の水分代謝が悪くなることで、むくみや消化不良、体が重く感じるなどの症状につながります。
寒暖差
梅雨時期は、日中と朝晩の気温差が大きかったり、室内外での温度差（エアコンの影響など）が大きくなりがちです。この急激な寒暖差も、自律神経に負担をかけ、体調を崩す原因となります。

これらの要因が複合的に絡み合うことで、私たちの体は常にバランスを取ろうと頑張っています。しかし、その負担が大きくなると、だるさや頭痛といった形でサインを出し始めるのです。

Q3：梅雨だるを乗り切るためのセルフケアは？

梅雨の不調を最小限に抑えるためには、体が本格的に疲弊する前に、日頃から意識してケアをすることが大切です。自宅で簡単にできる3つのセルフケアをご紹介します。

ゆっくり湯船に浸かる
シャワーだけで済ませず、38～40℃くらいのぬるめのお湯に15～20分ほどゆっくり浸かりましょう。体を芯から温めることで血行が促進され、自律神経のバランスが整いやすくなります。ご自身が心地良いと感じるアロマオイルを数滴垂らしたり、入浴剤を使ったりするのもおすすめです。湯船の中で軽く手足をマッサージするのも良いでしょう。
軽い運動を取り入れる
だるいとつい動きたくなくなりますが、適度な運動は気分転換にもなり、血行促進や自律神経の調整に役立ちます。ウォーキング、ストレッチ、ヨガなどがおすすめです。雨の日でもできる室内での軽いストレッチや、自宅でできる簡単な筋トレでも効果的です。無理のない範囲で、毎日少しずつでも体を動かす習慣をつけましょう。特に、肩甲骨を大きく動かす運動や、股関節周りをほぐすストレッチは、血流改善に効果的です。
質の良い睡眠を心がける
睡眠は、心身の疲れを回復させる最も大切な時間です。就寝前はスマートフォンやパソコンのブルーライトを避け、リラックスできる環境を整えましょう。自分がこの香りを嗅ぐと落ち着く、ほのかに安息香が漂うようなアロマを焚いたり、温かいハーブティーを飲んだりするのも効果的です。寝室の温度や湿度も快適に保ち、体を冷やさない工夫も大切です。梅雨の時期は寝苦しく感じることもありますが、質の良い睡眠を取ることで、自律神経の乱れを整え、日中のだるさを軽減できます。

これらのセルフケアは、梅雨の時期だけでなく、普段から続けることで体の状態を良好に保つことにもつながります。