なぜ、あなたの首の痛みは治らないのか
むち打ちになってから、もう3ヶ月。いや、半年以上経つのに、まだ首が痛い…。そんな悩みを抱えていませんか?
整形外科に通って、レントゲンも撮った。「骨には異常ありません」と言われて、痛み止めと湿布をもらった。電気治療も受けた。リハビリも真面目に通った。でも、なかなか良くならない。
朝起きると首がこわばっている。デスクワークをしていると、だんだん首から肩にかけて重くなってくる。振り向くときに痛みが走る。頭痛も時々出る。「このまま一生、この痛みと付き合っていくのかな…」。そんな不安が、心のどこかにありませんか?
実は、むち打ちの首の痛みが治らないのには、ちゃんと理由があるんです。そして、その理由を理解すれば、改善への道筋が見えてきます。
久喜市にあるひのくま整骨院では、「神経筋整復法」という特別な手技療法で、治らないと思っていたむち打ちの痛みにアプローチしています。骨や炎症だけを見るのではなく、「筋肉の機能」に着目することで、根本からの改善を目指しているんです。
この記事では、なぜあなたの首の痛みが治らないのか、その本当の原因と、どうすれば改善できるのかを、分かりやすくお伝えしていきます。「もう治らない」とあきらめる前に、ぜひ最後まで読んでみてください。あなたの痛みを改善するヒントが、必ず見つかるはずです。
目次
– 導入
– 治らない首の痛み、その苦しみに寄り添って
– 神経筋整復法が「治らない痛み」にアプローチする理由
– むち打ち症の一般的な医療説明
– ひのくま整骨院が考える「治らない理由」の正体
– 長引く痛みから解放された患者さんの体験談
– まとめ:治らないと思っていた痛みに、もう一度向き合ってみませんか
治らない首の痛み、その苦しみに寄り添って
「治らない」という言葉ほど、心を重くするものはありません。特に、痛みが何ヶ月も続いているとき、その重さは日に日に増していきますよね。
むち打ちは、交通事故の瞬間に起こります。追突されたとき、あるいは衝突したとき。首が急激に前後に振られて、筋肉や靭帯がダメージを受ける。その瞬間は一瞬のできごとなのに、その後の痛みは何ヶ月も、時には何年も続くことがあります。
最初のうちは、「そのうち治るだろう」と思っていました。医師も「時間が経てば良くなります」と言っていたし。でも、1ヶ月経っても、2ヶ月経っても、痛みは続く。
日常生活のあらゆる場面で感じる痛み
治らない首の痛みは、日常生活のあらゆる場面であなたを苦しめます。
仕事中、パソコンの画面を見ているだけで首が痛くなる。1時間も座っていると、首から肩にかけてガチガチに固まってくる。会議で横を向いて話すのもつらい。
車の運転も怖くなりました。バックで駐車するとき、後ろを振り向くと痛みが走る。だから、何度も何度も確認しなければならず、時間がかかってしまう。高速道路での車線変更も、首を動かすのが怖くて不安になります。
家に帰っても、痛みは続きます。料理をするときに上の棚を見上げるのもつらい。洗濯物を干すのに腕を上げると、首に響く。テレビを見ていても、ソファーに座っているだけで首が疲れてくる。
夜、ベッドに入っても、なかなか楽な姿勢が見つからない。横を向いても、上を向いても、どこか痛い。やっと眠れても、朝起きると首がこわばっていて、「また今日も痛いのか…」という気持ちで一日が始まります。
見えない痛みの苦しさ
むち打ちの痛みは、外から見えません。骨折していれば、ギプスをしているから周りも分かってくれる。でも、むち打ちは見た目には何も変わらない。だから、周りの人には理解されにくいんです。
「まだ痛いの?」「もう事故から半年も経つのに?」。そんな言葉に、傷つくこともあります。痛みを訴えても「気のせいじゃない?」と言われたり。自分でも「本当に治らないのかな」「私の気持ちの問題なのかな」と、不安になってしまうこともあるでしょう。
でも、違います。あなたの痛みは、決して気のせいではありません。ちゃんとした原因があって、痛みが続いているんです。
「治らない」という不安
何より苦しいのは、「このまま治らないかもしれない」という不安ですよね。
いろいろな治療を試してみた。でも、どれも一時的に楽になるだけで、すぐにまた痛みが戻ってくる。「本当にこのまま一生、この痛みと付き合っていくのかな」。そう思うと、先が見えなくて、心まで疲れてしまいます。
仕事を続けられるだろうか。趣味のスポーツは、もうできないのかな。旅行にも行きにくいし、友達との約束もキャンセルしがち。痛みのせいで、やりたいことができない。人生の楽しみが減っていく感じがして、本当につらいですよね。
でも、あきらめないでください
ここまで読んで、「そうそう、まさに私のこと…」と思った方も多いと思います。治らない首の痛みの苦しさ、私たちは本当によく理解しています。
でも、ここからが大事なんです。「治らない」と思っていた痛みでも、実は改善する方法があるかもしれないということを、これから詳しくお伝えしていきます。
なぜ痛みが治らないのか。その本当の理由を知れば、「なるほど、だから治らなかったんだ」と納得できるはずです。そして、その理由に対する適切なアプローチがあることも、分かっていただけると思います。
あきらめるのは、まだ早い。一緒に、あなたの痛みと向き合ってみませんか?
神経筋整復法が「治らない痛み」にアプローチする理由
さて、ここから本題に入っていきます。ひのくま整骨院で行っている「神経筋整復法」。これが、なぜ治らないと思われていたむち打ちの痛みにアプローチできるのか。それを詳しく説明していきますね。
神経筋整復法とは
神経筋整復法は、PNF(固有受容性神経筋促通法)という理論をベースに、研究開発された手技療法です。春日スポーツ医学研究所の春日啓先生が考案された「神経筋整合法」の別名でもあります。
この施術は、一言で言えば「筋肉のための整体」です。でも、ただ筋肉をほぐすだけではありません。筋肉と神経の関係を整えることで、筋肉が本来持っている機能を回復させていくんです。
筋肉と神経の深い関係
筋肉は、神経からの指令で動いています。これは誰でも知っていることですよね。でも、その仕組みをもう少し詳しく見てみましょう。
筋肉の中には、「感覚受容器」というセンサーがあります。このセンサーが、筋肉の状態(伸びているか、縮んでいるか、疲れているか)を常に感じ取っています。
その情報は、感覚神経を通って脊髄や脳に伝わります。すると脳や脊髄は、「この筋肉を働かせよう」「関連する筋肉も一緒に動かそう」という指令を出します。その指令が運動神経を通って筋肉に届き、筋肉が動く。これが、筋肉が働く基本的な仕組みです。
この一連の流れを「神経反射弓」と呼びます。神経筋整復法は、この神経反射弓を整える施術なんです。
なぜ「治らない痛み」に効果的なのか
むち打ちで首を痛めると、筋肉がダメージを受けます。すると、筋肉の中の感覚受容器もダメージを受けて、正しい情報を脳に送れなくなることがあります。
正しい情報が届かないと、脳からの指令もうまく伝わりません。すると筋肉は、適切に働くことができなくなります。働けない筋肉は、常に緊張した状態になったり、逆に力が入らなくなったりします。
この状態が続くと、痛みが長引くんです。炎症は治まっているのに、筋肉の機能が回復していないから、痛みが続く。これが、「治らない痛み」の正体なんですね。
神経筋整復法は、筋肉の感覚受容器を刺激することで、神経反射弓を正常な状態に戻していきます。すると筋肉は、本来の働きを取り戻すことができます。筋肉が正常に働くようになれば、痛みも自然と軽減していくんです。
筋代謝力の向上
神経筋整復法のもう一つの特徴は、「筋代謝力」を向上させることです。
筋代謝力とは、筋肉がエネルギーから力を生み出すシステムのことです。車のエンジンに例えると分かりやすいでしょう。エンジンがガソリンから動力を生み出すように、筋肉は栄養と酸素から力を生み出します。
むち打ちで筋肉がダメージを受けると、この筋代謝力が低下します。すると筋肉は十分な力を出せなくなり、少しの負荷でも疲れてしまいます。疲れた筋肉は血流が悪くなり、疲労物質がたまります。すると、ますます痛みが出る…という悪循環に陥ります。
神経筋整復法で筋肉の活動量が増えると、筋肉は酸素と栄養を必要とします。すると、それを運ぶために血管の働きが活発になります。血流が良くなれば、疲労物質も流れていき、筋肉の回復も早まります。
さらに、血管の働きには副交感神経が関係しています。副交感神経は、体をリラックスさせる神経です。神経筋整復法で血流が改善されると、副交感神経の機能も促進されます。つまり、自律神経系にも良い影響を与えることができるんです。
根本改善という考え方
ひのくま整骨院では、「根本改善」という考え方を大切にしています。
痛み止めは、確かに一時的に痛みを和らげてくれます。でもそれは、痛みを感じにくくしているだけで、原因を治しているわけではありません。だから、薬が切れるとまた痛みが戻ってきます。
根本改善とは、痛みを出す必要のない体内環境を作っていくことです。筋機能が向上すれば、血管の末端にある細かい血管(集合管)が再構築されます。すると疲労物質の代謝が促進され、体が自分で回復しようとする良いサイクルが生まれます。
このサイクルが重なっていくことで、痛みを出す必要のない体になっていく。これが、根本改善の考え方なんです。
久喜市で唯一の神経筋整復法
整骨院や整体院は、久喜市内にもたくさんあります。マッサージ、電気治療、骨盤矯正…いろいろな施術がありますよね。
でも、神経筋整復法を行っているのは、ひのくま整骨院だけなんです。
多くの医療機関では、最新の電気治療器や機械を使います。もちろんそれも効果的な場合があります。でも、ひのくま整骨院では、機械に頼るよりも、あなた自身が持っている自然治癒力を引き出すことを重視しています。
一人ひとりの体の状態は違います。だから、施術もその人に合わせたプランで行う必要があります。神経筋整復法は、優しい手技療法で、あなただけの施術プランを組んでいきます。
「治らない」と言われた痛みにこそ
「いろいろな治療を試したけど、治らなかった」。そんな方にこそ、神経筋整復法を試していただきたいんです。
なぜなら、神経筋整復法は、他の治療とはアプローチが違うからです。炎症を抑えるのではなく、筋肉の機能を回復させる。骨格を矯正するのではなく、筋肉が本来の働きをできるようにする。
「治らない」と思っていた痛みの原因が、実は筋肉の機能障害だったとしたら。神経筋整復法で、その機能を回復させることができれば。あなたの痛みは、改善する可能性があるんです。
むち打ち症の一般的な医療説明
ここで、むち打ち症について、一般的な医療ではどのように説明されているのかを整理しておきましょう。医学的な知識を持つことも、自分の体を理解する上で大切ですからね。
むち打ち症とは
むち打ち症は、医学的には「頸椎捻挫(けいついねんざ)」「頸部挫傷」「外傷性頸部症候群」などと呼ばれます。
主に交通事故で、首に急激な衝撃が加わることで発症します。追突事故の場合、まず体が前に押し出されて頭が後ろに反り返り(過伸展)、次に頭が前に倒れ込む(過屈曲)という動きが瞬間的に起こります。この動きが、ムチがしなるように見えることから「むち打ち」と呼ばれています。
この急激な動きによって、首の筋肉、靭帯、関節包、椎間板などの軟部組織が損傷します。骨折や脱臼がなくても、これらの軟部組織の損傷だけで、強い症状が出るのがむち打ち症の特徴です。
主な症状
むち打ち症の症状は、人によってさまざまです。最も多いのは、首の痛みと首の動きの制限です。特定の方向に首を動かすと痛みが走ったり、可動域が狭くなったりします。
その他の症状として、肩こり、背中の痛み、頭痛、めまい、吐き気、耳鳴り、目のかすみ、集中力の低下などがあります。また、腕や手のしびれ、脱力感などの神経症状が出る場合もあります。
特徴的なのは、事故直後には軽い症状でも、翌日や数日後から痛みが強くなることが多いということです。これは、事故直後は緊張やショックで痛みを感じにくくなっているためです。時間が経って緊張が解けると、痛みがはっきりと現れてきます。
診断方法
整形外科では、まずレントゲン撮影を行います。これは、骨折や脱臼、骨の異常がないかを確認するためです。むち打ち症の場合、多くはレントゲンで異常が見つかりません。
症状が強い場合や、神経症状がある場合には、MRIやCTなどの詳しい検査を行うこともあります。これらの検査で、椎間板ヘルニアや神経の圧迫、軟部組織の損傷などを確認します。
ただし、画像検査で異常が見つからなくても、症状がある場合は「むち打ち症」と診断されます。これは、軟部組織の微細な損傷は画像に映りにくいためです。
一般的な治療方法
むち打ち症の治療は、時期によって変わります。
急性期(事故直後から1〜2週間)
急性期は、炎症を抑えることが優先されます。安静を保ち、消炎鎮痛剤や湿布が処方されます。首を固定する頸椎カラーを着用することもありますが、最近では長期間の固定は避ける傾向にあります。長く固定すると、かえって筋肉が弱ってしまうからです。
亜急性期(2週間〜1ヶ月)
炎症が落ち着いてきたら、少しずつ首を動かし始めます。理学療法士の指導のもと、軽いストレッチや運動療法が開始されます。温熱療法や電気治療も行われます。
慢性期(1ヶ月以降)
この時期になっても症状が続く場合、積極的なリハビリテーションが行われます。首の筋肉を強化する運動、姿勢の改善、日常生活指導などが中心になります。
治療期間
軽症の場合は、1〜3ヶ月程度で症状が改善すると言われています。ただし、これには大きな個人差があります。
中等症から重症の場合、3ヶ月以上かかることも珍しくありません。中には、半年、1年、あるいはそれ以上症状が続く「むち打ち後遺症」に悩まされる方もいます。
なぜ治らないケースがあるのか
一般的な医療では、むち打ち症が治りにくい理由として、以下のようなことが言われています。
• 軟部組織の損傷が、画像検査では確認できないほど微細であるため、適切な治療が難しい
– 痛みが続くことで筋肉が緊張し、血流が悪くなり、さらに痛みが増すという悪循環に陥る
– 心理的なストレスや不安が、痛みを長引かせる要因になる
– 事故に対する補償問題などが解決しないことで、心理的な負担が続く
確かに、これらはすべて重要な要因です。でも、ひのくま整骨院では、もう一つ大きな理由があると考えています。それは、「筋肉の機能障害」です。次の章で、詳しく説明していきますね。
ひのくま整骨院が考える「治らない理由」の正体
さて、ここが この記事の核心部分です。なぜ、あなたの首の痛みは治らないのか。ひのくま整骨院が考える「治らない理由」の正体について、お話ししていきます。
痛みには3つの種類がある
まず、痛みには大きく分けて3つの種類があることを理解してください。
1. ケガや感染に関する炎症性疼痛
これは、組織が損傷したり、細菌が入ったりして炎症が起こることで生じる痛みです。むち打ち直後の首の痛みは、まさにこれです。筋肉や靭帯が傷ついて、炎症反応が起きている状態。この痛みは、適切な治療で時間とともに改善していきます。
2. 水腫や腱鞘炎などの代謝性疼痛
むくみや、腱の通り道が狭くなることで起こる痛みです。血流が悪くなって、疲労物質や老廃物がたまることでも起こります。長時間同じ姿勢でいると痛みが増すのは、この代謝性疼痛が関係しています。
3. 筋肉の閾値低下による痙攣性疼痛
これが、「治らない痛み」の大きな原因なんです。筋肉が常に緊張状態になり、ちょっとした負荷でも痛みを感じるようになってしまう状態です。筋肉の「痛みを感じるハードル」が下がってしまっているんですね。
むち打ちで最初に起こるのは炎症性疼痛です。でも、時間が経つにつれて、痙攣性疼痛や代謝性疼痛に変わっていきます。そして、この痙攣性疼痛こそが、「治らない痛み」の正体なんです。
痛い場所が原因とは限らない
「首が痛いんだから、首が悪いんでしょう?」。そう思いますよね。でも、実は違うことも多いんです。
筋肉は、一つだけで働いているわけではありません。いくつもの筋肉が、連続性を持って、協調しながら働いています。例えば、首を右に回すとき。首の右側の筋肉が縮むだけでなく、左側の筋肉が適度に伸び、肩の筋肉も関係し、背中の筋肉も微妙に調整しています。
このように、筋肉は複雑なシステムとして働いています。このシステムのどこか一箇所でもバランスが崩れると、全体に影響が出ます。
むち打ちで首を痛めると、首の筋肉だけでなく、肩、背中、場合によっては腰の筋肉まで、バランスを崩してしまいます。すると、首が痛くても、実は肩や背中の筋肉の機能障害が原因になっていることもあるんです。
筋肉の機能障害とは
もう少し詳しく説明しますね。筋肉の機能障害とは、筋肉が本来の働きをできなくなった状態のことです。
むち打ちで筋肉がダメージを受けると、筋肉の中の感覚受容器も傷つきます。すると、筋肉の状態を正しく脳に伝えられなくなります。脳は正しい情報を受け取れないので、適切な指令を出せません。
すると筋肉は、どう働いていいか分からなくなります。常に緊張した状態になったり、逆に力が入らなくなったりします。こうして、筋機能が低下していきます。
筋機能が低下すると、その筋肉への負荷が、その時点での筋肉のキャパシティを超えやすくなります。すると、ちょっとした動作でも痛みが出るようになってしまうんです。
例えば、通常なら100の力を出せる筋肉が、機能障害によって50の力しか出せなくなったとします。すると、60の負荷がかかっただけで、キャパシティを超えてしまい、痛みが発生します。これが、「治らない痛み」のメカニズムなんです。
筋肉の機能障害が関節のゆがみを生む
筋肉の機能障害は、さらに問題を広げていきます。
関節の周りには、たくさんの筋肉があります。それらの筋肉がバランス良く働くことで、関節は正しい位置に保たれ、スムーズに動きます。
でも、筋肉の機能障害があると、このバランスが崩れます。ある筋肉が強く引っ張り、ある筋肉が十分に支えられなくなる。すると関節にゆがみが生じます。
関節がゆがむと、関節の隙間(関節間隙)が狭くなったり、腱の通り道がずれたりします。こうなると、関節を動かすたびに摩擦が起きます。摩擦は熱を生み、その熱が炎症を起こし、痛みにつながります。
つまり、最初は筋肉のダメージだったものが、筋機能の低下を経て、関節のゆがみにまで発展してしまう。そして、この段階になると、ますます治りにくくなるんです。
悪循環のサイクル
ここまでの話を整理すると、こんな悪循環が見えてきます。
1. むち打ちで筋肉がダメージを受ける
2. 筋肉の機能が低下する
3. 筋肉が常に緊張状態になる
4. 血流が悪くなり、疲労物質がたまる
5. 痛みが出る
6. 痛みのせいで、さらに筋肉が緊張する
7. ますます筋機能が低下する
8. 関節のゆがみが起こる
9. 関節の動きが悪くなり、摩擦が起きる
10. さらに痛みが増す
このサイクルが繰り返されることで、痛みは慢性化していきます。そして、いくら炎症を抑える治療をしても、このサイクルが断ち切れないと、痛みは治らないんです。
だから一般的な治療では治らない
整形外科での治療は、主に炎症を抑えることに重点が置かれます。痛み止めや湿布は、確かに炎症を抑え、一時的に痛みを和らげてくれます。
でも、筋肉の機能を回復させることはできません。筋機能が回復しない限り、悪循環のサイクルは続きます。だから、薬が切れるとまた痛みが戻ってくるんです。
電気治療も、筋肉をほぐす効果はあります。でも、神経反射弓を整えることはできません。マッサージも同じです。一時的に筋肉はほぐれますが、筋肉が本来の働きを取り戻すわけではないんです。
神経筋整復法が必要な理由
ここまで読んでいただければ、なぜ神経筋整復法が必要なのか、お分かりいただけたと思います。
神経筋整復法は、筋肉の機能を回復させることに特化した施術です。感覚受容器を刺激して神経反射弓を整えることで、筋肉が本来の働きを取り戻します。
筋肉が正常に働くようになれば、悪循環のサイクルは断ち切られます。筋肉の緊張がほぐれ、血流が改善し、疲労物質が流れていく。関節のバランスも整い、ゆがみも改善されていきます。
これが、「治らない」と思われていた痛みを改善する道筋なんです。
あなたの自然治癒力を引き出す
最後に、大切なことをお伝えします。
神経筋整復法は、外から何かを加えて強制的に治す施術ではありません。あなたの体が本来持っている自然治癒力を引き出す施術なんです。
体は、自分で治る力を持っています。でも、筋機能の低下や、悪循環のサイクルによって、その力が十分に発揮できなくなっている。神経筋整復法は、その力が発揮できる環境を整えるお手伝いをします。
「もう治らない」と思っていた痛みでも、体の機能が回復すれば、改善する可能性はあります。あきらめる前に、もう一度、あなたの体の力を信じてみませんか?
長引く痛みから解放された患者さんの体験談
ここで、実際にひのくま整骨院で施術を受けて、治らないと思っていた首の痛みから解放された患者さんの体験談をご紹介します。
Tさん(38歳・男性)のケース
Tさんは、仕事の帰り道で信号待ちをしているときに、後ろから追突される事故に遭いました。会社員で、普段はデスクワークが中心の生活です。
事故直後は「それほど強い衝撃じゃなかったから大丈夫だろう」と思っていたそうです。でも、翌朝起きると首が痛くて、動かすのもつらい状態になっていました。
すぐに整形外科を受診し、レントゲン検査を受けました。結果は「骨に異常なし」。むち打ち症(頸椎捻挫)と診断され、頸椎カラーを着けて2週間安静にするように言われました。痛み止めと湿布も処方されました。
治らない痛みに悩む日々
2週間後、カラーを外してリハビリが始まりました。温熱療法と電気治療を週3回受けました。でも、3ヶ月経っても、首の痛みはほとんど改善しませんでした。
Tさんの痛みは、特に首を左に回したときと、上を向いたときに強く出ました。デスクワークをしていると、1時間もすると首から肩にかけて重だるくなり、集中力が続かなくなりました。夕方になると頭痛も出るようになり、仕事の効率が大幅に落ちてしまいました。
「このままでは仕事に支障が出る」と不安になったTさんは、整体院やカイロプラクティックにも通ってみました。でも、どこに行っても一時的に楽になるだけで、翌日にはまた痛みが戻ってくる。「もう治らないのかな」と、半ば諦めかけていたそうです。
事故から5ヶ月が経った頃、会社の同僚からひのくま整骨院を紹介されました。「神経筋整復法っていう特別な施術で、筋肉の機能を回復させるらしいよ」と聞いて、「もう一度だけ試してみよう」という気持ちで来院されました。
初診時の状態と施術方針
初診時、Tさんの首の可動域を確認すると、左回旋が右に比べて30度近く制限されていました。また、後屈(上を向く動き)でも痛みが強く、角度も制限されていました。
触診してみると、首の後ろ側の筋肉(後頸筋群)だけでなく、肩甲骨周りの筋肉、特に僧帽筋と肩甲挙筋が非常に硬くなっていました。
詳しく検査すると、実は肩甲骨の動きが非常に悪くなっていることが分かりました。デスクワークで長時間前かがみの姿勢を取っているため、肩甲骨が前に引っ張られて固まってしまっていたんです。
肩甲骨の動きが悪いと、首の筋肉に余計な負担がかかります。これが、Tさんの首の痛みが治らない大きな原因でした。
そこで、まずは肩甲骨周りの筋肉の機能を回復させることから始める施術プランを立てました。
施術の経過
初回〜4回目(最初の2週間)
肩甲骨を動かす筋肉(僧帽筋、菱形筋、前鋸筋、肩甲挙筋など)に対して、神経筋整復法で施術していきました。
初回の施術後、Tさんは「肩が軽くなった。深呼吸がしやすくなった気がします」と言ってくださいました。首の痛みも、10段階で8くらいだったのが、6くらいまで軽減しました。
3回目、4回目と施術を重ねるうちに、肩甲骨の動きが明らかに改善してきました。それに伴って、首の可動域も少しずつ広がってきました。
5回目〜8回目(3週目〜4週目)
肩甲骨周りが整ってきたところで、首の筋肉により直接的にアプローチを始めました。特に、後頸部の深層筋(頭半棘筋、頸半棘筋、多裂筋など)の機能回復を重点的に行いました。
この頃になると、Tさんからは「パソコン作業が楽になってきました。以前は1時間で首が痛くなったのが、2時間くらいは大丈夫になりました」という声が聞かれるようになりました。
左を向く動きも、ほぼ痛みなくできるようになってきました。ただ、上を向く動きには、まだ少し痛みと制限が残っていました。
9回目〜15回目(5週目〜7週目)
上を向く動きを改善するために、首の前側の筋肉(斜角筋群、胸鎖乳突筋)と、胸の筋肉(大胸筋、小胸筋)にもアプローチしていきました。
デスクワークで前かがみの姿勢が続くと、これらの筋肉が縮んで硬くなります。すると、上を向こうとしても筋肉が伸びないため、動きが制限されてしまうんです。
神経筋整復法でこれらの筋肉の機能を回復させると、Tさんの首の可動域は大きく改善しました。15回目の施術が終わる頃には、上を向く動きもほぼ正常になり、痛みも10段階で1か2程度まで軽減しました。
16回目〜20回目(8週目〜10週目)
さらに、姿勢の改善と、再発予防のための施術を行いました。背骨(胸椎)の動きを改善させ、体幹の筋肉のバランスを整えていきました。
20回目の施術が終わる頃には、Tさんの首の痛みはほぼ消失しました。デスクワークを一日中行っても、以前のような痛みは出なくなったそうです。
Tさんの言葉
施術を終えたTさんからは、こんな言葉をいただきました。
「正直、最初は半信半疑でした。もう5ヶ月も痛みが続いていて、いろいろな治療を試してもダメだったから。でも、先生が『筋肉の機能を回復させれば改善できます』と言ってくれて、なぜ痛みが治らないのか、丁寧に説明してくれたんです。それで『もう一度頑張ってみよう』と思えました。
施術は全く痛くなくて、むしろ気持ち良かったです。他のマッサージとは全然違う感じでした。回数を重ねるごとに、確実に良くなっているのが実感できました。今は首の痛みを気にせず、仕事に集中できています。本当に感謝しています。もっと早く来ればよかったって、心から思います」
改善には個人差があります
Tさんのケースでは、20回程度の施術で大きく改善しました。でも、すべての方が同じように改善するわけではありません。
事故の衝撃の強さ、損傷の程度、発症からの期間、年齢、生活習慣、仕事の内容など、さまざまな要因によって、回復のスピードは変わります。
早い方では10回程度で大きく改善する場合もありますし、もっと時間がかかる方もいらっしゃいます。大切なのは、あきらめずに続けることです。
ひのくま整骨院では、一人ひとりの状態に合わせて、丁寧に施術プランを組んでいきます。「○回で必ず治ります」とは言えませんが、「一緒に改善を目指していきましょう」と、心を込めてお伝えしたいと思っています。
まとめ:治らないと思っていた痛みに、もう一度向き合ってみませんか
ここまで長い記事を読んでくださって、本当にありがとうございます。治らない首の痛みで悩んでいるあなたに、少しでも希望を持っていただけたでしょうか。
この記事でお伝えしたこと
改めて、この記事の内容を簡単にまとめますね。
• むち打ちの首の痛みが治らないのは、筋肉の機能障害が原因であることが多い
– 筋機能が低下すると、悪循環のサイクルに陥り、痛みが慢性化する
– 一般的な治療は炎症を抑えることが中心で、筋機能の回復にはアプローチしていない
– 神経筋整復法は、筋肉と神経の両方にアプローチして、筋機能を回復させる
– 筋機能が回復すれば、悪循環のサイクルが断ち切られ、痛みは改善する可能性がある
– 久喜市で神経筋整復法を行っているのは、ひのくま整骨院だけ
– 実際に「治らない」と思っていた痛みが改善した患者さんもいる
「治らない」は、本当に治らないのか
「もう治らない」。そう思ってしまう気持ち、本当によく分かります。何ヶ月も痛みが続いて、いろいろな治療を試してもダメだったら、誰でもそう思ってしまいますよね。
でも、「治らない」と思っていた痛みの原因が、実は筋肉の機能障害だったとしたら。そして、その筋機能を回復させる方法があるとしたら。
あなたの痛みは、まだ改善する可能性があります。あきらめるのは、神経筋整復法を試してからでも遅くありません。
あなたの体は、まだ頑張っています
どんなに長く痛みが続いていても、あなたの体は治ろうとしています。毎日、細胞は修復され、筋肉は回復しようとしています。
でも、筋機能が低下していたり、悪循環のサイクルに陥っていたりすると、その力が十分に発揮できないんです。
神経筋整復法は、あなたの体が本来持っている自然治癒力を引き出します。体が治ろうとする力を、最大限に発揮できる環境を整えます。それが、根本改善につながるんです。
本気で改善したいなら、一度ご相談ください
もしあなたが、「本気でこの痛みを何とかしたい」「もう一度、痛みのない生活を取り戻したい」と思っているなら、ぜひひのくま整骨院にご相談ください。
初回のカウンセリングでは、あなたの症状について詳しくお聞きします。いつから痛いのか、どんなときに痛むのか、これまでどんな治療を受けてきたのか。そして、実際に体を触診させていただき、筋肉の状態や関節の動きを確認します。
その上で、神経筋整復法があなたの症状に適しているか、正直にお伝えします。無理に施術を勧めることはしません。あなたが納得して、「この先生と一緒に頑張ってみよう」と思っていただけたときに、初めて施術を始めます。
久喜市で、治らない首の痛みに悩んでいるあなたへ
交通事故後の首の痛みが何ヶ月も続いている方。整形外科や他の整骨院で「これ以上良くならない」と言われた方。「もう治らないかも」と半ば諦めている方。
あなたの痛みは、筋肉の機能を回復させることで、改善する可能性があります。
ひのくま整骨院の神経筋整復法は、他の治療とはアプローチが違います。筋肉と神経の関係を整えることで、あなたの体が本来持っている回復力を引き出していきます。
「治らない」とあきらめる前に、もう一度だけ、あなたの体の力を信じてみませんか?
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日曜日、祝日
「治らない」と思っていた痛みにも、改善への道筋はあります。あなたの「痛みのない生活」を取り戻すために、ひのくま整骨院が全力でサポートいたします。まずはお気軽にご相談ください。
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。
あなたの首の痛みが一日も早く改善し、笑顔で毎日を過ごせるようになることを、心から願っています。治らないと思っていた痛みから解放される日が、必ず来ると信じています。
ひのくま整骨院で、あなたにお会いできる日を楽しみにしています。一緒に、痛みのない生活を取り戻しましょう。