あの時の足首の捻挫が、今も痛みの原因だったなんて
「昔ひねった足首が、なんとなく今も痛い」——そんな声をよく聞きます。
日常生活に支障をきたすほどではないけれど、階段や坂道で痛みが出たり、長く歩くと違和感が残ったり。
このような慢性の足首の痛みには、「陳旧性足関節捻挫」という状態が関係していることがあります。
陳旧性足関節捻挫とは?
足首をひねった経験がある方は多いと思います。
通常、足首の捻挫は2〜3週間ほどで回復することが多いですが、治りきらずに残った組織の癒着や、靭帯・筋肉の機能不全が後々まで残ると、それが慢性的な痛みや不安定感の原因になります。
これが、陳旧性(=古い・長引いた)足関節捻挫です。
なぜ、時間が経ってから痛くなるのか
足首の捻挫後にきちんと治療を受けず、軽く見てしまった場合、以下のような影響が残ることがあります:
- 関節内に微細な炎症が慢性的に残る
- 靭帯の弛みや部分的な損傷がそのままになる
- 足関節周囲の筋肉バランスが崩れる
- 腱の滑走不全による可動域制限
- 神経筋接合部のシナプス遅延が改善されない
結果として、疲労がたまると足首に違和感や痛みが出たり、再び軽くひねっただけで症状が悪化することもあります。
当院でのアプローチ
ひのくま整骨院では、単に痛みのある部分だけでなく、足首周囲の筋膜、靭帯、神経反射系を評価し、原因の根本を見極めていきます。
特に重視するのが、神経筋整復法によるアプローチです。
神経筋整復法とは
当院が導入している「神経筋整復法」は、神経筋接合部(シナプス)へのアプローチにより、運動神経と筋肉の連携機能を正常化させる施術法です。
捻挫後の慢性的な筋緊張、関節不安定性に対して、無理なく筋出力を再構築することができるため、リハビリとしても非常に効果的です。
施術の一例
- 足関節を最大可動域まで動かしたうえで、緩めたい筋のゴルジ腱器官へ圧を加える
- 関節内圧を一時的に上げることで、滑膜の再活性と可動性改善を狙う
- 疼痛性筋抑制が起きている筋群への神経リリース操作
来院された方の声
「3年前の捻挫が、まさか今の痛みに関係していたとは驚きでした。
丁寧に原因を説明してもらえて納得できたし、実際に歩くのが楽になったんです。」(40代・女性)
慢性化を防ぐためには
足首をひねった直後の処置ももちろん大切ですが、「すでに時間が経っているから今さら…」と諦めないことが大切です。
たとえ何年も前の捻挫でも、適切な評価と施術を行えば、回復は十分に期待できます。
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