変形性膝関節症のつらい症状・進行の段階と原因|久喜市ひのくま整骨院の専門治療「神経筋整復法」も解説
「膝が痛くて歩くのがつらい」「階段の上り下りで膝に激痛が…」そんなお悩みはありませんか?もしかしたら、その症状は変形性膝関節症かもしれません。
変形性膝関節症は、加齢や体重増加、筋力低下などが原因で膝関節の軟骨がすり減り、関節が変形してしまう進行性の疾患です。放置すると日常生活に大きな支障をきたすこともあります。この記事では、変形性膝関節症の基本的な知識から、具体的な症状、進行の段階、主な原因、そして当院「ひのくま整骨院」で行っている専門的なアプローチ「神経筋整復法」について詳しく解説します。
変形性膝関節症とは? – 膝のクッション(軟骨)がすり減る病気
変形性膝関節症は、膝関節にある膝蓋軟骨(しつがいなんこつ)というクッションの役割をする軟骨が、長年の負担や衝撃によって徐々にすり減ってしまうことで発症します。軟骨が薄くなると、骨同士が直接ぶつかりやすくなり、炎症や痛み、さらには骨の変形(骨棘形成:こつきょくけいせい)を引き起こします。これにより、膝の動きが悪くなったり、強い痛みが生じたりします。
変形性膝関節症の主な症状 – こんなサインに要注意!
変形性膝関節症の症状は、進行度合いによって様々です。初期には気づきにくいこともありますが、以下のような症状が現れたら注意が必要です。
- 初期症状:
- 歩き始めや立ち上がり時に膝がこわばる、軽い痛みがある
- 長時間座っていた後に膝が伸びにくい
- 正座や深く膝を曲げるのが少しつらい
- 中期症状:
- 階段の上り下りで膝が痛む
- 膝を動かすとゴリゴリ、ギシギシといった音がする(轢音:れきおん)
- 膝に水がたまる(関節水腫:かんせつすいしゅ)ことがある
- 安静にしていても痛むことがある
- 末期症状:
- 膝がO脚やX脚に変形してくる
- 少し歩くだけでも強い痛みがあり、歩行が困難になる
- 膝が完全に伸びなくなったり、曲がらなくなったりする
- 日常生活に大きな支障が出る
これらの症状は必ずしも順番通りに進行するわけではなく、複数の症状が同時に現れることもあります。早期発見・早期対処が進行を遅らせる鍵となります。
変形性膝関節症の主な原因 – なぜ膝の軟骨はすり減るのか?
変形性膝関節症の発症には、膝関節への過度な負担が長期間かかることが根本的な原因として挙げられます。具体的には以下のような要因が複雑に関係しています。
1. 加齢と筋力の低下
年齢とともに軟骨の弾力性が失われ、すり減りやすくなります。また、太ももやお尻など、膝を支える下肢の筋力が低下すると、膝関節にかかる衝撃を筋肉で吸収しきれず、軟骨への直接的な負担が増大します。これが軟骨の摩耗を加速させる大きな要因です。
2. 体重増加(肥満)と生活習慣
体重が増加すると、その分だけ膝への負担も大きくなります。特に歩行時には体重の数倍の負荷が膝にかかると言われており、肥満は軟骨のすり減りを早めるリスク要因です。また、重労働やスポーツによる膝の酷使、O脚やX脚などのアライメント異常も原因となり得ます。
3. 女性特有のリスク – ホルモンバランスの変化
女性は男性に比べて筋力が弱く、関節が柔らかい傾向があります。さらに、更年期を迎えると女性ホルモン(エストロゲン)が減少し、骨代謝や軟骨の保護作用が低下するため、変形性膝関節症を発症するリスクが高まるとされています。
4. その他の要因
過去の膝の怪我(半月板損傷、靭帯損傷など)や、遺伝的な要因も関与することがあります。
変形性膝関節症の進行過程 – 放置するとどうなる?
変形性膝関節症は、一般的に以下のような段階を経て進行します。
- 膝蓋軟骨の減少・摩耗: まず、クッションである軟骨がすり減り始め、膝の動きが不安定になったり、初期の痛みを感じたりします。
- 関節軸のズレ・不安定化: 軟骨の減少や筋力低下により、膝関節の正常な動きの軸がずれ、膝がグラグラするような不安定感や、動作時の痛みが増強します。
- 骨棘(こつきょく)の形成と関節変形: 軟骨が失われた部分を守ろうとして、骨のフチにトゲのような余分な骨(骨棘)が形成されます。これにより関節の隙間が狭くなり、関節自体が変形し、動きが著しく制限され、強い痛みが生じます。
これらのステージは、明確に区切られているわけではなく、徐々に、あるいは同時に進行することが多いため、「まだ大丈夫だろう」と自己判断せず、早期に専門家へ相談することが非常に重要です。
変形性膝関節症の一般的な治療法とひのくま整骨院の専門アプローチ
変形性膝関節症の治療は、進行度や症状に合わせて様々な方法が選択されます。一般的な治療法としては、薬物療法(痛み止め、ヒアルロン酸注射など)、運動療法、物理療法、装具療法などがあり、これらを組み合わせた保存療法が中心となります。重度の場合は手術(人工関節置換術など)が検討されることもあります。
しかし、これらの治療と並行して、あるいは根本的な改善を目指す上で非常に重要なのが、低下した筋機能の回復と関節の動きの正常化です。
【ひのくま整骨院の専門治療】神経筋整復法とは?
ひのくま整骨院では、変形性膝関節症に対して「神経筋整復法(しんけいきんせいふくほう)」という専門的なアプローチで施術を行っています。
神経筋整復法は、単に筋肉を揉みほぐすのではなく、筋肉の代謝を根本から改善し、筋肉が本来持つべき正しい収縮・弛緩の能力(等尺性収縮能力)を回復させることを目的とした施術法です。
具体的には、以下のようなアプローチを行います。
- 筋細胞の膜透過性の向上: 特殊な手技により、筋肉に適切な角度と抵抗を加えながら動かすことで、筋細胞の膜の透過性を高めます。これにより、細胞内外の栄養や酸素の交換がスムーズになり、筋肉の代謝活動が活性化されます。
- 筋肉の柔軟性と弾力性の回復: 代謝が改善された筋肉は、柔軟性や弾力性を取り戻し、衝撃吸収能力や関節を安定させる力が向上します。
- 関節軸の整合: 膝関節だけでなく、股関節や足関節など、関連する関節の歪みや動きの軸を整え、膝関節が最も自然で負担のかからない状態で動けるように調整します。
この神経筋整復法により、膝関節を支える筋肉の機能が向上し、関節への直接的な負担が軽減されるため、痛みの緩和、可動域の改善、そして変形性膝関節症の進行予防が期待できます。
「手術は避けたい」「薬だけに頼りたくない」「どこへ行っても良くならなかった」という方は、ぜひ一度ひのくま整骨院の神経筋整復法をお試しください。
日常生活で気をつけること・セルフケアのヒント
専門的な治療と合わせて、日常生活でのセルフケアも症状の改善や進行予防に役立ちます。
- 適度な運動: 医師や専門家の指導のもと、膝に負担の少ない運動(水中ウォーキング、自転車こぎ、太ももや股関節周りの筋力トレーニングなど)を継続しましょう。
- 体重管理: 肥満気味の方は、バランスの取れた食事を心がけ、適正体重を維持することが膝への負担軽減につながります。
- 生活習慣の見直し: 長時間同じ姿勢でいることを避け、こまめに膝を動かすようにしましょう。床からの立ち座りや正座はできるだけ避け、椅子やベッドを使用するのがおすすめです。
- 靴の選択: クッション性があり、かかとが安定する靴を選びましょう。ハイヒールや底の薄い靴は避けましょう。
- 温める・冷やす: 炎症が強い時は冷やし、慢性的な痛みやこわばりには温めるのが効果的な場合があります。自己判断せず、専門家にご相談ください。
まとめ:変形性膝関節症でお悩みなら、久喜市ひのくま整骨院へご相談ください
変形性膝関節症は、膝の軟骨がすり減り、関節が変形することで痛みや動作制限を引き起こす疾患ですが、その背景には筋肉の機能低下が大きく関わっています。
ひのくま整骨院の神経筋整復法は、この筋肉の機能に着目し、代謝を改善することで膝関節への負担を軽減し、症状の根本的な改善を目指します。早期の適切な対処と、ご自身の状態に合った治療法の選択が、症状の悪化を防ぎ、快適な日常生活を取り戻すために非常に重要です。
もし、あなたが膝の痛みや違和感、変形性膝関節症の症状でお悩みでしたら、諦めずに一度ひのくま整骨院にご相談ください。専門的な知識と技術で、あなたの症状改善を全力でサポートいたします。
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