神経筋整復法について

施術風景

神経筋肉の連絡器官「シナップス」、このゆがみを調整する整体の方法が「神経筋整復法」です。関節をスライドさせたり、関節を瞬間的に押したりする整体ではありません。

まず、感覚器(視覚、嗅覚、味覚、聴覚、触覚)から、例えば触覚器官「皮膚」「筋肉」が異物を感知したら、脳、あるいは脊髄にその情報が感覚神経から伝達されます。そして、脊髄および脳が運動神経に、筋肉を動かすように指令を出して、シナップスを反応させて筋肉を動かすことで、異物からの退避をさせるわけです。異物が体にとって良いもので合っても、シナップスを反応させて筋肉を働かします。そして、充てがったり、覆ったりするわけです。
この一連の反応を、「神経反射」と表現します。
脳や脊髄からの指令は「シナップス」がなければ筋肉へ伝達することができません。

シナップスも十分な休息が取れていないと働けないうえに、筋肉が疲労を蓄積したままになってしまうと、筋肉内で作られる「アセチルコリン」とよばれるシナップスの間に流れ込む内分泌物質の量が減り、十分な神経伝達が行われなくなってしまいます。

また、人は一日何もしていないつもりでも、疲労します、この疲労を回復するために「睡眠」をとり筋肉内に溜まった疲労物質を代謝します。しかしこの睡眠によって疲労物質が取り除けない場合、筋肉内に蓄積してしまい機能低下を起こしてしまいます。この状態が積み重なってしまうと、筋肉が関節をまたいで付着している骨の位置を近づけて、少しでも効率よく動かせるようにします。これが「関節のゆがみ」の始まりです。働きの悪くなった筋肉が増えていくと、必然的に複雑に入り組んだ関節のゆがみがおきて、関節の動く範囲が狭くなることが非常に多くなります。この頃から痛みが出始めます。

神経筋整復法は、筋肉のゆがみを整えるのと同時に、ゆがんだ関節を並び合わせて、連動する複数の関節の位置関係を整えて、神経反射を整えて、シナップスを呼び起こして、筋肉の活動も呼び起こし、アセチルコリンの再合成する力も整えてシナップスの間にアセチルコリンが流れ込むことができるようにするための画期的な整体法です。

それから筋肉の働きが悪くなると、弊害として働けない筋肉へ血液を送る必要性が減ってしまうため、冷え性の原因になる、ことも考えられます。さらにより末端まで血液を送り届けるため血管内圧を高めなければならず、血圧の上昇ということも考えられます。なぜこのような考えが生まれるのかというと、この神経筋整復法を施術した後は、血圧が下がる、ということが反応として多くみられることと、末端が冷たかった感覚が、逆に末端が温かくなったということの経験があるからです。

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