首肩からくる「腰痛症」

先日もモーメントアーム性腰痛症のこと、発信したんですけど、

やっぱりこの時期、今だから多いのかもしれません。

気をつけてくださいね。

前後屈の痛みや横倒し、ヒネリの時の痛みは、ほぼ一般的な「腰痛症」とあまり変わりありません。つまり、レントゲン検査をしても、「骨には異常はありません、椎間が狭くなっているかな。」と診断してくれることが多いと思います。

ただ一般的とされる腰痛症は、自動車の運転時に、「ハンドルを持つ、ハンドルをどちらかに回すと腰が痛くなる」と言った現象は起こりにくいです。つまりこの動作をするのに必要な手や腕に何らかの異常がありますよ、とカラダから反応を起こし脳に伝えているのです。

ただ、腰の痛みがまさか、手や腕から起こるはずない!という脳の情報処理と知識として脳にインプットされていないことから、理解がしにくいということがこの施術範囲を特定できない理由でもあります。

先日の西日本豪雨災害、この堆積物をどかす仕事をし続けて発症しやすい危険があるのでとても心配しているんです。

災害にあっていないこの関東地方でも、夏場、草が生い茂り、根こそぎ草をかりとろうと一生懸命に続けた結果、この腰痛を起こすことが多いのです。

介護のお仕事をされている方、入浴補助をされていらっしゃる職員の方々も、いろんなしがらみがあったりして身体から動かすことがやりづらくなっていて、手や腕だけに頼る使い方になりがちなんだと思います。そのために起きている腰痛症は、おそらく、一般的な腰痛症と、このモーメントアーム腰痛症とが合併されてしまっているものが多いと思います。

ゆっくりできる時間ができたら、お休みされることも大切なんですが、まず手腕、首肩、足腰のストレッチをしてあげて代謝が少しでも促される状態になってからお休みになることをおすすめします。

全身で動かす習慣を身に着けたいですね、何かと悪い動作を覚えてしまい、横着になりがちです。「急がば廻れ」反対にひと呼吸おくぐらいの気持ちの使い方のほうが仕事がはかどるかもしれません。

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