古傷(後遺障害)

日常的に習慣が人それぞれで、関節のゆがみを作ります。

そのような私たちの体は、ケガをしてから我慢すれば痛みが落ち着く、だから軽い捻挫はそのままにする、という考えの人たちがたくさんいます。

実際、そのまま放置をしてみて、現在私自身も痛みが出やすいし、足もつまずきやすいという現象があります。中には、医療機関に通われても、最初の整復はせず、固定して(最近は固定をする医療機関も少ない)痛みがなくなるまで安静という指導で終わられたという人も。

私の場合は、中学生の時のケガがまず発端だと今は考えています。

たぶん骨折をしていたんだと思うんですが、いまさらもうその形は変わりません。(この時は、クラブ活動にちょいちょい、顔を出す接骨院の先生の所へ通院していたんです)

指のケガでも、足首のケガでも足の裏を地面につけることを、無意識的にやりたがらないものです。まず、「足をつくと痛い!」という思考がそうさせます。つまり足をつける時、「踵」だけで、指を浮かせるようにしてしまいがちです。そうすると、無意識の体の働きで、指先を地面に付けるように足の裏の筋肉に「りきみ」が起こります。それを回避しようと指を特に小指薬指のケガでなければ、親指側を上げようとします。つまりここで、3本の足の裏のアーチの強制が起こります。初めはごくわずかです。また整復をしていないケガは、整復をしたものに比べて、痛みは長期化します。だからより、強制期間が伸び元のアーチの戻れなくなります。(本当の安静ができていればまたそれも違うのかもしれませんが・・・)

この足の強制が、痛みが落ち着いてから、足を着いたとき踵を指先に近づく方へ、膝から遠ざかる方へ、足の裏の筋肉たちが引っ張ってしまいます。ふくらはぎにある筋肉たちは、その引っ張られることで危険察知しもとの位置の戻そうと、綱引き状態になります。自然とその筋肉の綱引き状態が、膝、股関節、骨盤、背骨へと波及します。初めのゆがみは小さなものですが、とても優秀な私たちの体のセンサーが、常に計算し体を支えてきているのです。それでもそのシステムがパンクしてしまいそうになると、痛みを起こして休ませようとします。

寒くなると古傷が痛むのは、システムの機能に加えて、熱産生の強制がプラスされ、限界になるから痛み出すと考えています。高熱が出たときの関節痛も同じです。雨の日、湿度の高い日、これらは、滑りやすいという記憶領域にレコーディングされているので慎重な体の使い方をしようとしてやっぱりシステムの機能がオーバーワークし痛みを起こすと考えられます。

なぜそう言えるのかといえば、正しく整ったものは雨が降り出しそうになろうが、台風が来ようが、寒くなっても痛み出しにくくなるということが臨床上経験しているからです。

なんだか古傷が痛む、寒くなるのが不安だという方は、一度施術を受けにいらしてください。

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