お尻から足にかけての痛みがなくなったら

今日は寒いですね。 (^^)

なんだか今年は、

コメ不足の年を思い出してしまいます。

でも嫌なことばかり考えても、良くないですよね。

( ^ω^ )

さて、おしりから足にかけて痛い、ということでお悩みだった方のお話。

結構いらっしゃると思うんですが、

まず、早く来院しなさいよ!

と、言いたかったんですが、

半年前から座っていて痛みが出てくるということなんです。他の日常でのお悩みはどうなのかをたずねても、特にないそうなんです。

ただ、ひのくま整骨院に来てくださる前に、

職場の方からの紹介で整形外科を受診されたそうなんです。そこでは、レントゲンによる検査と、触診、問診で特にレントゲン写真を診ながら問題を指摘されることはなかったのだとか。あるとすれば、椎間板が狭くなっているね、と言われたことなんだそうです。

半年前の症状なので、変化はないのか、たずねるんですけど変わりがないという返答、ただ、3週間ぐらい前からお散歩を始めたようで、これも今までどおりで痛みはないし、変化はないということなんです。ただ、立ち上がるときに、踏ん張れないようでふらつくということがあるようです。

もちろん原因も定かではありません。

うつ伏せてもらって背中から腰から臀部まで押しても痛みが出ることはなく、可動域を診てみることにしました。

案の定、触って硬かったんですから、膝を伸ばして股関節を曲げてみると曲がらず、膝ん曲げて股関節を曲げてみても硬い。脚の裏の突っ張る痛みは強く、膝を曲げた時の股関節をの前側は圧迫されて痛いと。

膝を曲げて股関節を曲げた状態で、股関節をうち回しすると、内側に倒れない、外回しも、骨盤が一緒に動いてしまう、つまり股関節周りはカッチカッチの状態。

更に膝を伸ばして脚を上げた時の膝は完全に伸びきることなく、更に足首は膝が最大に伸展した状態では、90度まで曲がらない、とても、この体で今までよく耐えられたなというのが私の感覚です。

ちなみに今までの検査は患者さんが自分で動いたものではないので、自分で前屈したり、後屈、側屈、ひねり、全てしてもらうんですが、その中でも右に倒した時に左が痛い、ねじった時はどっちも痛いという結果でした。

前屈や後屈はほとんど曲がらずです。

結局なにの判断をしたかというと、座り過ぎによる腰周りの筋肉の疲労と、それにともなった足首膝股関節骨盤の関節の軸ズレ。

進行すると坐骨神経痛を考えないといけない、

そんな危機的な状態でした。

足首から膝にかけて軸を揃えながらハムストリングスの調整をしつつ、仙結節靭帯の整合性を確保する、専門療法をするとそれだけで、膝や足首はしっかり可動域がよみがえってきて、そのまま、股関節を内外旋できるように軸を合わせて、腰周りの腹斜筋腹横筋の筋整復整合をすると、立ち上がって先ほどのように体の可動域を検査してみると、側屈ひねりにおいての痛みはなくなり、前屈と後屈の曲がりは大きく動くようになりました。

一度でもうこなくても安心して生活できますよ、ということはないのです、座っていて出ていた痛みは仕事か自宅かどちらでも、何でもないようにならないと、私も心配ですからね。それが責任だと思ってますし。

その人はその後4回で、大丈夫だと判断したので終わりました。

人によって痛みを感じる程度は様々です、でも、放っておくと取り返しが、、、、、、。

あんまりマイナスの話をしても良くないですね。

皆さんの駆け込み寺になれればと思ってこれからもがんばります。

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