歩行時の腰の痛み

歩行時に腰に痛みが感じるのは、もちろん腰が悪いということもありますが、歩行時のどんな時に痛みが出るのかにも、原因となる部位が存在すると考えます。

「どんな時に痛みがでますか?」

A:「歩くときに痛みが出ます」

「歩くときは、足をつくときに痛みが強くなるのかな?それともけりだすときに痛みが強く出るのかな?」

A:「足をつくと痛い、とおもう?」

「じゃ、ちょっと歩いてみて」

A:「やっぱり足をつくと痛い」

「ありがとう、他にどんな時に痛みが強くなるの?」

A:「腰を反った時かな」

「じゃそれもちょっとやってみて」

A:「今はあんまり痛くない」

「ありがとう」

A:「何か月か前に、反対の足を骨折して整形外科に通院していた」

「なるほど、それも関係するかもね」

「じゃ、ベッドに仰向けになって」

ということで触診開始。左の足首が案の定ズレてしまっていて、足首の内側と外側の骨の高さの差がなくなってしまっていました。

そこで整復をして、足首の内側と外側の骨の段差が出たことを確認して、歩いてもらいました。

A:「まだ少し痛いけど、足がつける」

「今度はうつ伏せになってね」

そしてうつ伏せでの触診、腰椎の前弯は少なくなっている状況、骨盤の傾きも腰椎の傾きもほぼできない環境になってしまっていて、これは痛みが起きてもおかしくない体だったけど、腰の原因よりも、足の軸ズレと可動制限が整えば、動き出すと判断し、施術しまた歩いてもらいテストすると、かなり足がつけるようになったということでした。

本当はもっと踏み込んだ施術を繰り返したかったのですが、患者さんの親御さんとの話し合いの結果、どんな施術をしているのかわからないし、実費はちょっと旦那さんとも協議しなければならないということでしたので、「何とか施術をしてもらえませんか?」という要望を聞き、体験という形での施術なのでここまでしか踏み込めませんでした。

腹斜筋の調整や骨盤の回旋運動の調整も必要になると思います、ただそれも一度にはできませんしなるべく早く終わらせてあげたい整体なんですけど、お薬と同じでたくさん飲んだらよくなるという施術ではありません、逆に体のキャパオーバーになることも考慮する必要もあります。

それでも、中学生の子供さんでしたので、まだ新陳代謝が高い年齢ですのできっかけを作ってあげればあの1っ回の施術でも普通にクラブ活動ができるようになっていると、私は考えています。

お体のことでお悩みでしたらお電話ください。

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