院長・日隈からあなたへ
「朝、布団から起き上がろうとするとき、お腹に力を入れようとしても、なぜかうまく入らない……。そのせいで腰だけに負担がかかって、ズキッとしてしまう」
そんな経験はありませんか?歩くたびに腰が重くなる、立ち上がる瞬間に腰がつらい。しかし、「なぜ慢性腰痛でお腹に力が入らないのか」は、意外と説明されないことが少なくありません。
そこで今回は、慢性腰痛でお腹に力が入らないと感じる方に向けて、その背景にある体の状態と、当院がどのように考えているかを、できるだけわかりやすくお話しします。
慢性腰痛でお腹に力が入らない方へ——そのお悩み、お一人で抱え込んでいませんか?
朝、目が覚めて起き上がろうとしたとき、お腹に力を入れたいのに、うまく入らない。その結果、腰だけがギュッと緊張して痛みが走る。こうした状態が毎日のように続いている方は少なくありません。
また、椅子から立ち上がるときも同じです。「よいしょ」と体を起こそうとすると、お腹ではなく腰の筋肉ばかりが頑張ってしまう。さらに、歩いているうちに腰が重だるくなり、気づけばかばいながら歩いている——。このような流れが、慢性腰痛を長引かせている可能性があります。
こんなお悩み、当てはまりませんか?
- ✔朝、布団から起き上がる動作がつらい
- ✔椅子から立ち上がる瞬間に腰が痛む
- ✔歩いているうちに腰が重だるくなってくる
- ✔お腹に力を入れようとしても、うまく入らない
- ✔慢性腰痛が長く続いていて、原因がよくわからない
これは決して、あなたの体が弱いからでも、根性が足りないからでもありません。体の使い方や筋肉の働き方のバランスが少しずつズレているだけかもしれません。そこを丁寧に見ていくことが大切です。
一般的な医療機関での診断と対処法
腰が痛くて整形外科を受診すると、多くの場合はレントゲンやMRIで、背骨や椎間板の状態を確認します。その中で見つかりやすいのが、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、筋・筋膜性腰痛症などです。
🏥 医療機関で行われる一般的な対処法
- ●消炎鎮痛薬・筋弛緩薬の処方:痛みや筋肉の緊張をやわらげます
- ●湿布・注射療法:局所の炎症を抑えるための方法です
- ●物理療法:温熱や牽引などで負担軽減を図ります
- ●体幹トレーニングの指導:腹筋・背筋を鍛えて腰を支える力を高めます
これらはどれも大切な対処法です。特に、しびれが強い、足に力が入らない、排尿・排便の異常がある、安静にしていても強い痛みが続く、といった場合には、まず整形外科での評価が大切です。
一方で、検査では大きな異常が見つからないのに、慢性腰痛でお腹に力が入らない感覚だけが残るという方もいます。当院では、そうした方に対して少し違う視点から体の状態を見ています。
慢性腰痛でお腹に力が入らない原因として、当院が注目していること
では、なぜお腹に力が入りにくくなるのでしょうか。当院では、その背景に筋肉が「縮んだまま戻りにくくなっている状態」が関係しているのではないかと考えています。
💡 筋肉が「縮みっぱなし」になるとどうなるのか
筋肉には本来、「縮む」と「ゆるむ」を交互にくり返す働きがあります。ところが、長年の姿勢のクセや日常の動作パターンが重なると、ある筋肉が縮んだまま抜け出しにくい状態になることがあります。
このような状態では、その筋肉をさらに使おうとしても、うまく働かないことがあります。つまり、力がないというより、すでに緊張しすぎていて、必要な場面でうまく使えないイメージです。
当院が特に注目しているのが、腹直筋(お腹の前面にある縦に走る筋肉)です。腹直筋は恥骨付近から肋骨にかけてつながっており、ここが慢性的に緊張していると、体の使い方に影響する可能性があります。
🔍 当院が考える連鎖のイメージ
STEP 1
腹直筋が慢性的に緊張し、骨盤まわりを引き上げる方向に働き続ける
STEP 2
すでに縮んでいる筋肉は、起き上がりや立ち上がりの場面でうまく働けず、「お腹に力が入らない」と感じやすくなる
STEP 3
その結果、腰の筋肉ばかりに負担が集中し、慢性腰痛が続きやすくなる
つまり、痛い場所がそのまま原因の場所とは限りません。腰から少し離れたお腹の筋肉の状態が、腰痛の引き金になっている可能性があると当院では考えています。
また、腹直筋の緊張は骨盤の傾きや背骨のカーブにも影響しやすく、結果として姿勢の崩れや、背中・股関節まわりの不調にもつながることがあります。
神経筋リセット療法という、やさしいアプローチ
では、当院ではどのようにアプローチしているのかを少しご紹介します。
当院が行っている神経筋リセット療法は、バキバキと骨を鳴らすような施術ではありません。施術中に眠くなってしまう方もいらっしゃるほど、ソフトな手技でお体の状態を整えていきます。
⚙️ 神経筋リセット療法の考え方
「縮みっぱなし」になっている筋肉を、無理に押し込んだり強くねじったりするのではなく、手の感覚で丁寧に状態を確認しながら、働き方の偏りを整えていくイメージです。
理論的な土台としては、PNF(固有受容性神経筋促通法)という、神経と筋肉の反射を利用する考え方を参考にしています。これに柔道整復術の視点を組み合わせながら、神経と筋肉の連携を整えることを目指します。
特に、お腹まわりの筋肉がうまく働かないと感じる方には、どの動きで緊張が入りやすいのかを確認しながら、少しずつ負担の少ない状態へ導いていきます。
当院が大切にしていること
- ▶電気機器に頼らず、手技で丁寧に確認します
- ▶料金は一律7,000円:施術部位が増えても料金は変わりません
- ▶現在通院中の方もご相談ください:今の施術を大切にしながら、お体の状態を丁寧に見ていきます
慢性腰痛でお腹に力が入らない方からよくある質問
Q. お腹に力が入らないのは、腹筋が弱いからですか?
必ずしも腹筋が弱いだけとは限りません。筋肉が緊張しすぎてうまく使えない、姿勢や骨盤のバランスが崩れている、といったケースも考えられます。
Q. 検査で異常なしでも、慢性腰痛が続くことはありますか?
はい、あります。画像検査で大きな異常が見つからなくても、筋肉や姿勢、体の使い方の偏りによって痛みが続くことがあります。
Q. どんなときに整形外科を優先したほうがよいですか?
しびれが強い、足に力が入らない、排尿・排便の異常がある、発熱を伴う、安静時も激しく痛むなどの場合は、まず整形外科での確認をおすすめします。
まとめ|慢性腰痛でお腹に力が入らないなら、体の使い方を見直すことが大切です
「お腹に力が入らない」「歩くたびに腰が重くなる」という慢性腰痛の背景には、お腹まわりの筋肉の緊張や、姿勢・動作のバランスの崩れが関係している可能性があります。そのため当院では、痛い場所だけでなく、体全体のつながりから原因を探ることが大切だと考えています。
「長く悩んでいるけれど、どこに相談していいかわからない」「慢性腰痛でお腹に力が入らない状態を何とかしたい」という方は、どうかひとりで抱え込まず、お気軽にご相談ください。あなたのペースに合わせて、一緒に考えていきます。
🌿 ひのくま整骨院
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