揉んでも流れない?肩こりの正体は「筋ポンプ」の機能停止

「肩こりがつらいから、血行を良くしよう」

そう考えて、マッサージで筋肉を揉みほぐしたり、お風呂で温めたりしていませんか?

もちろん、それは一時的には正解です。血が巡れば、体は楽になります。

でも、もしあなたが「揉んでもらっても、すぐにまた凝ってしまう」のなら、それは血液を流すための「エンジン」そのものが止まっているからかもしれません。

私たちの体には、心臓とは別に、血液やリンパ液を全身に巡らせるための強力なポンプがあります。それが「筋ポンプ作用」です。

この記事では、なぜ慢性肩こりの人の体ではこの「ポンプ」が機能停止しているのか、そしてどうすれば再起動できるのかをお話しします。

久喜市にある「ひのくま整骨院」は、マッサージで外から無理やり流すのではなく、あなたの筋肉自身の力で血流を改善させる「神経筋整復法」という専門的な整体を行っています。

揉んでもすぐに戻るのは「ポンプ」が動いていないから

「マッサージを受けた直後は体がポカポカするけど、家に帰る頃にはもう冷えている…」

当院(久喜市)に来られる患者様からも、よくそんな声を耳にします。

これは、マッサージが「外からの力」で一時的に血液を押し流しているに過ぎないからです。

本来、血液は筋肉が「収縮(縮む)」と「弛緩(緩む)」を繰り返すことで、その動きがポンプとなり、血管を圧迫・開放して全身に送り出されます。これが「筋ポンプ作用」です。

しかし、慢性的な肩こりに悩む方の筋肉は、ガチガチに固まって動かないか、あるいはサボって動いていない状態(機能停止)にあります。

つまり、ポンプが動いていない状態で、手動で水を流しているようなもの

手(マッサージ)を止めれば、当然、流れはまた止まってしまいます。これが、あなたの肩こりが治らない根本的な理由です。

「筋ポンプ」が止まると起きる「汚染」

老廃物がゴミ捨て場に行けない

筋ポンプ作用が低下すると、単に血行が悪くなるだけではありません。

筋肉の中で生まれた疲労物質や発痛物質(ブラジキニンなど)といった「体のゴミ(老廃物)」が、回収されずにその場に溜まり続けてしまいます。

新鮮な酸素や栄養が届かず、ゴミばかりが溜まっていく…。

言わば、筋肉の中が汚れた水で溢れているような状態です。

痛みでさらにポンプが止まる悪循環

この「汚染」された環境が続くと、筋肉は危険を感じて「痛み」という信号を出します(代謝性疼痛や痙攣性疼痛)。

すると体は、痛いから動かしたくないと反応し、筋肉をさらに硬直させます。これによってポンプはますます動かなくなり、ゴミはさらに溜まる…という「負のスパイラル」に陥ってしまうのです。

この状態では、いくら外から揉んでも、根本的な解決にはなりません。

ポンプを再起動させる「神経筋整復法」

筋肉を「働かせる」ことで流す

では、どうすればこの止まったポンプを再起動できるのでしょうか?

それには、筋肉に「正しく動くこと」を思い出させる必要があります。

当院が久喜市で唯一行っている「神経筋整復法(しんけいきんせいふくほう)」は、まさにそのための施術です。

これは、春日スポーツ医学研究所の春日啓先生が考案した「神経筋整合法(別名:玉垂療法)」とも呼ばれる、PNF(固有受容性神経筋促通法)の理論をベースにした専門的な手技療法です。

神経への刺激でエンジンがかかる

私たちは、筋肉を強く揉むことはしません。

施術者の「手」で皮膚のセンサー(感覚受容器)を刺激し、神経のネットワーク(神経反射弓)を使って、脳や脊髄といった中枢に働きかけます。

中枢から「筋肉よ、動け!」という指令が正しく出されるようになると、サボっていた筋肉(機能停止)が目覚め、再び収縮と弛緩のリズムを取り戻します。

これにより、自前の「筋ポンプ」が再起動します。

ポンプが動き出せば、溜まっていた老廃物は自然に流され、新鮮な酸素と栄養が筋肉の隅々まで行き渡ります。これが「筋代謝力(きんたいしゃりょく)」の向上であり、痛みのない体への近道なのです。

「体が芯から温まるのを感じました」患者様の体験談

【42歳・女性・事務職・久喜市在住】

「万年肩こりで、冷え性もひどく、冬場は特に肩が石のように固まっていました。マッサージに行くとその時は気持ちいいのですが、すぐに冷えて固まってしまうのが悩みでした。

『自分の筋肉で流す』という考え方に興味を持ち、ひのくま整骨院さんに伺いました。

施術は、マッサージのようにグイグイ押すものではなく、トントンとリズミカルに刺激されるような不思議な感覚でした。でも、施術を受けている途中から、肩だけでなく背中や手足の先まで、じわじわと温かくなってくるのを感じたんです。

先生が『ポンプが動き出しましたね』と言ってくれた時、すごく納得しました。

5回ほど通ううちに、自分でも肩がポカポカしている時間が長くなり、10回目にはあれほど悩んでいた冷えと肩こりをほとんど感じなくなりました。誰かに流してもらうんじゃなくて、自分で流せる体になるって大事ですね」

※個人の感想であり、効果を保証するものではありません。

まとめ:あなたの「ポンプ」、錆びついていませんか?

外からの力に頼るマッサージは、あくまで一時的なものです。

一生、誰かに流してもらい続けますか?

それとも、自分自身の筋肉を「使える」状態にして、自然に血が巡る体を手に入れますか?

もし後者をお望みなら、ぜひ一度、ご相談ください。

本気でその悩みを治したい方へ

慢性肩こりで止まってしまったあなたの「筋ポンプ」。

ひのくま整骨院で、もう一度再起動させましょう。

私たちは専門家として、あなたの筋肉の状態をしっかり見極め、根本改善に向けて全力でサポートします。

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ひのくま整骨院 整骨院情報

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