痛む”肩関節”ばかり見ていませんか?
こんにちは。久喜市のひのくま整骨院、院長の日隈です。
「息子の肩の痛みが、何をしても良くならないんです…」
野球を頑張るお子様を持つ親御様から、そんな切実なご相談をいただくたびに、私はある一つのポイントに注目します。それは、痛みを訴えている「肩関節」そのものではなく、その土台である「肩甲骨」です。
病院でレントゲンを撮っても異常なし。湿布や痛み止めで様子を見る。痛い場所に電気を当てて、マッサージをする…。これらは決して間違った治療ではありません。しかし、もしそれらの治療で改善が見られないのだとしたら、アプローチする場所が根本的にズレているのかもしれません。
この記事では、なぜ野球肩の改善に「肩甲骨」が絶対的に重要なのか、そして、当院の整体「神経筋整復法」が、いかにしてその肩甲骨の動きを正常化させ、多くの野球選手を悩ませる痛みを根本から改善できるのかを、分かりやすく解説していきます。
【目次】この記事でわかること
- 肩関節は被害者?野球肩の痛みを引き起こす本当の構造
- セルフチェック!あなたの肩甲骨、ちゃんと動いていますか?
- なぜ一般的な治療では「肩甲骨」が見過ごされがちなのか
- 神経筋整復法:”錆びついた土台”を解放する専門アプローチ
- 【症例紹介】「腕がしなる感覚」を取り戻し、球速もアップ!
- その一球に全てを懸ける君へ。久喜市から未来をサポートします
肩関節は被害者?野球肩の痛みを引き起こす本当の構造
投球動作は、腕だけで行っているように見えて、実は全身を使った非常に複雑な運動です。その中でも、腕の動きの”土台”となるのが「肩甲骨」です。
肩甲骨は、肋骨の上をスルスルと滑るように動く、非常に自由度の高い骨です。腕を上げる、腕をひねるといった動作の際、肩甲骨がスムーズに連動して動くことで、肩関節にかかる負担を分散し、広くて安定した可動域を生み出しています。
しかし、猫背などの悪い姿勢や、特定の筋肉の使いすぎで肩甲骨周りの筋肉がガチガチに固まってしまうと、この”土台”が錆びついて動かなくなってしまいます。
土台が動かないのに、腕だけは無理やり投げようとする…。その結果、どうなるでしょうか?
行き場を失った全てのストレスが、小さな肩関節に集中砲火のように浴びせられ、関節や腱、靭帯が悲鳴を上げて炎症を起こすのです。つまり、痛んでいる肩関節は、実は「肩甲骨が動かない」ことによって生まれた被害者に過ぎないのです。
セルフチェック!あなたの肩甲骨、ちゃんと動いていますか?
ご家庭でできる簡単なチェック方法があります。ぜひ試してみてください。
- 壁に背中、お尻、かかとをつけて、まっすぐ立ちます。
- 手の甲を壁につけたまま、ゆっくりと腕を上げていきます。(気をつけの姿勢から、バンザイをするように)
この時、
- 腕が耳の横までスムーズに上がらない
- 上げようとすると、腰が反ってしまう
- そもそも、肩や背中に強い張りを感じる
といった場合は、あなたの肩甲骨が正常に動いていないサインです。このような状態で投げ続けていれば、肩を痛めるリスクは非常に高いと言えます。
なぜ一般的な治療では「肩甲骨」が見過ごされがちなのか
多くの医療機関では、「痛み」という症状が出ている場所に注目します。レントゲンやMRIで肩関節の骨や腱の状態を確認し、そこに炎症があれば湿布や注射で抑えようとします。これは「画像診断」に基づいた、非常に論理的なアプローチです。
しかし、肩甲骨の「動きの悪さ」は、レントゲンには写りません。
そのため、体の動き全体を評価する視点を持たないと、この根本的な原因は見過ごされてしまいがちです。「異常なし」と診断され、対症療法を繰り返すだけで、根本改善に至らないケースが多いのはこのためです。
私たちは、痛みという「結果」ではなく、その痛みを引き起こしている「動きの異常」という原因にアプローチすることこそが、真の治療だと考えています。
神経筋整復法:”錆びついた土台”を解放する専門アプローチ
ひのくま整骨院の「神経筋整復法」は、まさにこの「肩甲骨の動き」を正常化させることを最も得意としています。
肩甲骨を無理やり剥がすような痛い手技(いわゆる”肩甲骨はがし”)とは全く異なります。
私たちは、肩甲骨の動きを邪魔している「サボり筋」と「頑張りすぎ筋」を特定し、それらの筋肉を支配している「神経」に直接アプローチします。
非常にソフトな刺激で、脳からの「動け!」という指令が正しく筋肉に伝わるように再教育してあげるのです。
すると、筋肉の異常な緊張が解け、肩甲骨はまるで錆びつきが取れたかのように、本来のスムーズな動きを取り戻します。この専門的な整体を久喜市内で受けられるのは、当院だけです。
【症例紹介】「腕がしなる感覚」を取り戻し、球速もアップ!
(F君・16歳・高校1年生・投手)
中学時代から肩の違和感を抱えながらプレー。高校に入り練習がハードになると、投球後にズキズキと痛むようになり、全力で投げられない状態に。フォームも小さくなり、球速が落ちてしまったと悩んでいました。
彼の体をチェックすると、投球側の肩甲骨が肋骨に張り付いたように全く動かない「翼状肩甲」という状態になっていました。これでは腕がしなるはずもなく、完全に手投げ状態でした。
施術では、肩甲骨を内側や下側に引き下げる筋肉(菱形筋や前鋸筋)の神経にアプローチし、働きを正常化させることに注力しました。数回の施術で、彼自身が「腕が後ろに大きく引けるようになった」「リリースポイントでボールに力が伝わる感じがする」と変化を実感。痛みなく投げられるようになっただけでなく、結果的に球速が中学時代よりも5km/hもアップし、自信を取り戻してくれました。
その一球に全てを懸ける君へ。久喜市から未来をサポートします
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
もし、あなたのお子様が野球肩で悩み、その原因が分からずに不安な日々を送っているのなら、ぜひ一度、その「肩甲骨」の動きを私たちに見せてください。
そこには、きっと痛みを根本から改善するための、大きなヒントが隠されています。
- 痛みの本当の原因を知り、的確な治療を受けたい
- 再発を繰り返す不安から解放されたい
- ケガを乗り越え、さらに高いレベルで野球を続けたい
その熱い想いを、私たちは決して諦めません。
痛みのない未来と、最高のパフォーマンスを発揮できる体を、ここ久喜市で一緒に作り上げていきましょう。
久喜市の「ひのくま整骨院」へ ご相談ください
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