産後の骨盤の開きが戻らない？体型崩れと不調を解消する方法とは

ブログ 2025/12/30 2025/12/30

出産を終えて、愛しい赤ちゃんと過ごす毎日は幸せな反面、ふとした瞬間に鏡を見て「あれ、体型が戻っていない…？」と不安になったり、抱っこをするたびに腰や股関節に痛みを感じたりしていませんか？

「産後だから仕方がない」「そのうち治るだろう」と、その痛みや違和感を我慢しないでください。ひのくま整骨院では、産後のデリケートな体に負担をかけない「神経筋整復法」という独自の施術で、頑張るママさんの体をしっかりとサポートします。どうぞ安心して読み進めてくださいね。

産後のママさんが抱える「骨盤」の悩み、一人で抱え込まないで

出産という大仕事を終えたお母さんの体は、交通事故に遭ったのと同じくらいのダメージを受けていると言われることがあります。それなのに、休む間もなく始まる育児。本当にお疲れ様です。

当院にも、久喜市や周辺の地域から多くのママさんが相談にいらっしゃいます。

「妊娠前のズボンが入らない」

「仰向けで寝ると腰が痛い」

「抱っこのしすぎで手首も肩もボロボロ…」

こういった悩みは、決してあなただけのものではありません。そして、それは「あなたが運動不足だから」でも「弱いから」でもないのです。体の中で起きている「ある変化」に気づいてあげれば、体はまた良い方向へと変わっていきます。

なぜ骨盤はゆがむ？一般的な医療での見解

まず、一般的に言われている「産後の骨盤のゆがみ」についてお話しします。

妊娠すると、赤ちゃんが産道を通りやすくするために「リラキシン」というホルモンが分泌され、骨盤周りの靭帯（じんたい）を緩めます。これにより骨盤が開きやすくなるのですが、出産後すぐに元の固さに戻るわけではありません。数ヶ月かけて徐々に閉じていきます。

一般的な整形外科や産婦人科では、この時期に無理な姿勢を続けたり、筋力が低下していたりすると、骨盤が正しい位置に戻らず「ゆがんだまま固定される」と説明されることが多いです。

そのための処置として、

・骨盤ベルトでの固定

・骨盤体操やストレッチの指導

・痛みが強い場合は湿布や痛み止め

などが提案されます。「半年くらいかけて戻しましょう」と言われることが多いですが、育児に追われる中でセルフケアを続けるのはなかなか大変ですよね。

筋肉がカギ！ひのくま整骨院が考える「ゆがみ」の正体

では、ひのくま整骨院ではこの「ゆがみ」をどう捉えているか、少し専門的な視点（でも分かりやすく！）でお話しします。

実は、「骨」自体が勝手に動いてゆがむわけではありません。骨を動かして支えているのは**「筋肉」**です。

私たちは、痛みの原因を大きく3つに分けて考えています。

ケガや炎症による痛み（捻挫など）

代謝が悪くて起こる痛み（むくみや冷え）

筋肉がうまく働けなくて起こる痛み（痙攣性疼痛）

産後の不調の多くは、3つ目の「筋肉がうまく働けないこと」が大きな原因です。

筋肉は、ゴムのように伸び縮みして関節を動かしています。しかし、妊娠中の姿勢変化や出産時の負担で、筋肉への神経伝達（指令）がスムーズにいかなくなると、筋肉は「あるのに働けない（サボっている）」状態になります。

一部の筋肉がサボると、他の筋肉がその分を補おうとして過剰に頑張り、ガチガチに緊張します。このアンバランスな引っ張り合いが、関節（骨盤）の位置をずらし、「ゆがみ」として現れるのです。そして、その緊張が限界を超えた時、痛みというSOS信号を出します。

つまり、「ゆがんでいるから痛い」のではなく、「筋肉が正しく働けないから、結果としてゆがんで痛む」のです。

久喜市で唯一！「神経筋整復法」で根本ケア

そこで当院が行っているのが、久喜市ではここでしか受けられない「神経筋整復法（しんけいきんせいふくほう）」です。

これは、春日啓先生が考案された（別名：神経筋整合法）手技療法で、PNF（固有受容性神経筋促通法）というリハビリテーションの理論をベースにしています。

どんなことをするの？

ボキボキ骨を鳴らすような怖いことは一切しません。また、機械任せの施術でもありません。

筋肉の中にある「感覚受容器（センサー）」を優しく刺激し、その信号を脳や脊髄（中枢）に送ります。すると、脳から「もっとしっかり働きなさい」という指令が筋肉に返ってきます（これを神経反射弓といいます）。

この神経のやり取りを整えることで、サボっていた筋肉を目覚めさせ、「筋代謝力（エネルギーを力に変える力）」を向上させます。

期待できる効果

• 筋肉が正しく働く：骨盤を支える力が戻り、自然と正しい位置に整います。
• 血流が良くなる：筋肉が動くとポンプ作用で血流が改善し、酸素や栄養が行き渡ります。
• 自律神経が整う：心地よい刺激は副交感神経を優位にし、産後のイライラや不眠の緩和も期待できます。

「弱っているから鍛えなきゃ！」と無理に筋トレをする前に、まずは「筋肉が正しく働ける環境」を作ってあげることが大切なのです。

【体験談】産後1年、腰痛と体型に悩んでいたAさんの変化

ここで、実際に当院に来院された患者様（30代女性・久喜市在住）の例をご紹介します。

お悩み：

「産後1年経っても妊娠前のデニムが入らない。子供が重くなってきて、階段の上り下りや抱っこで腰と膝が痛む。」

当院での検査と施術：

Aさんは「骨盤が開いているせい」と思っていましたが、検査をしてみると、お尻の筋肉（大殿筋）と太ももの筋肉がうまく機能しておらず、結果として股関節が内側にねじれ、骨盤が外に張り出して見えている状態でした。

そこで、仰向けとうつ伏せの状態から、股関節・膝・足首の軸を合わせるように「神経筋整復法」で調整を行いました。痛みのある場所を揉むのではなく、連動して動く筋肉のスイッチを入れていくイメージです。

結果：

初回の施術で「あれ？立った時に足が軽い！」と驚かれました。週に1回のペースで5回ほど通っていただいた頃には、骨盤周りの張り出しが目立たなくなり、スムーズにしゃがんだり走ったりできるようになりました。「入らなかったデニムがすんなり入ったんです！」と笑顔で報告してくれた時は、私も本当に嬉しかったです。

まとめ：ママの笑顔は家族の宝物です

痛みや体型の崩れは、体からの「助けて」というサインです。

「ママだから我慢しなきゃ」なんて思わないでください。ママが笑顔で元気でいることが、お子様やご家族にとっても一番の幸せです。

ひのくま整骨院は、あなたの「治したい」「キレイになりたい」という気持ちに全力で寄り添います。

もし、少しでも体に不安があるなら、一度私たちにご相談ください。あなたの本来の体の力を取り戻すお手伝いをさせていただきます。