「階段を降りるときに膝が痛い」「何気ない動作がつらくなってきた」。そんな声をよく耳にします。特に50代以降の女性に多くみられる膝関節の不安。この記事では、膝に負担をかけにくい階段の歩き方と、自宅で簡単にできるストレッチを紹介します。
日々のちょっとした工夫で、膝の痛みを遠ざけて、健やかな毎日を取り戻しましょう。
「膝が痛くて階段が怖い」…その不安、放っておかないで
「階段を降りるとき、膝がズキンと痛む」「買い物に行くのもおっくうになった」。50代~70代の女性から、こうした声をよくいただきます。膝の不調は、生活の質を大きく左右します。
この記事では、膝への負担を減らす階段の歩き方と、膝を守るためのストレッチを、久喜市の「ひのくま整骨院」が整体の視点からわかりやすくご紹介します。
階段で膝が痛くなる理由とは?
◉ 下りの動作が特に膝に負担をかける
階段の下り動作では、体重の3~5倍の力が膝関節にかかると言われています。とくに**太ももの前側の筋肉(大腿四頭筋)**が弱っていると、膝が不安定になり、痛みが起こりやすくなります。
◉ 神経と筋肉の連携がスムーズでないと危険
加齢とともに、筋肉の柔軟性だけでなく「動きをコントロールする神経」も反応が鈍くなります。神経と筋肉がうまく連携しないと、階段の一歩一歩が膝への衝撃となってしまうのです。
膝にやさしい階段の上り下り術
◎ 上るときのコツ
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足全体で踏み込む(つま先だけでなく、かかとも使う)
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ゆっくりと体を持ち上げるように意識
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手すりを軽く使うことでバランスがとれる
◎ 下りるときの注意点
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膝を伸ばし切らず、やや曲げた状態をキープ
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上半身をまっすぐにし、猫背にならない
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不安があれば一段ずつ足をそろえる「二段歩行」を
整体の視点で見る「膝を守る筋肉」と神経の関係
◉ 神経筋整復でアプローチする理由
ひのくま整骨院では、神経と筋肉の伝達異常に着目した「神経筋整復」という手技を使っています。これは、電気や器具を使わずに、手技だけで筋肉と神経のバランスを整えていく整体法です。
◉ 膝を支える主な筋肉
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大腿四頭筋(太もも前):膝のブレーキ役
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ハムストリングス(太もも裏):膝の安定性を支える
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腓腹筋・ヒラメ筋(ふくらはぎ):バランスと推進力に関与
膝に痛みが出る方は、これらの筋肉が「硬い」「うまく働かない」「神経の命令が届いていない」状態になっていることが多いです。
膝関節を守るストレッチ|簡単3選
① ハムストリングスのストレッチ(太もも裏)
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床に座って足をまっすぐ前に出す
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背筋を伸ばしたまま、両手で足先に近づける
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太もも裏が伸びるのを感じながら、5秒キープ × 5回
② ふくらはぎのストレッチ
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壁に両手をつき、片足を後ろに引く
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後ろ足のかかとを床につけ、ふくらはぎを伸ばす
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5秒間キープ × 左右5回ずつ
③ 大腿四頭筋のストレッチ(太もも前)
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立ったまま、片方の足首を持ってお尻に近づける
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太ももの前が伸びるのを意識しながら5秒 × 5回ずつ ※バランスが不安な方は壁に手を添えてください
ストレッチのポイント
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呼吸を止めずに、ゆっくりと行う
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痛みを感じたら中止し、無理のない範囲で行う
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1日1回でもよいので「続けること」が大切です
久喜市で膝の不安がある方へ|ひのくま整骨院の整体
ひのくま整骨院では、膝の痛みや違和感に対し、「神経筋整復」という手技を用いて、筋肉と神経のバランスを整える施術を行っています。
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筋トレや電器治療は行いません
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一人ひとりの体の状態を見極め、無理のない方法で対応
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痛みのある動きも、段階を追って楽になるように調整します
ご相談ください|あなたの膝、不安は一人で抱えずに
膝の痛みは、早めにケアすることで日常生活の快適さがまったく違ってきます。
「もう年だから仕方ない」と諦める前に、まずは状態を一緒に見直してみませんか?
階段の一段が軽やかになる、その一歩をサポートいたします。
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ひのくま整骨院|埼玉県久喜市