足の裏の痛み

足の裏に痛みを感じると、歩き方が変わってしまい、いろいろなところに痛みが飛び火します。ただし、痛みは、症状の軽いうち、わりと短期間ででなくなってしまいます。これは、かばって痛みを出さないような使い方を身に着けてしまうから、と私は考えています。全部が全部同じように悪い習慣を作っているからではないとは思いますが、できればその習慣を作らないようにするためにも早めの来院が望ましく考えます。

足の裏は小さな筋肉の集まりです。小さな骨に小さな筋肉が、体を支えるために働いてくれています。地面に接している一番最初に当たる部位なのでとても繊細にできていると、私は考えます。筋繊維の束に対して支配する神経の数は、手の指などに比べれば少ないかもしれませんがセンサーの種類が違って、手に比べて多いセンサーがあるかもしれないのではとも思っています。そうではないと、歩いたり立ったりと上手にできないでしょうから。

つまり足を入念に調整しないと、ほかの部位への傷みやゆがみが起きてしまい、その場合、原因不明となるだろうと予測できます。

ひのくま整骨院では、股関節をまげて膝を伸ばし、足首を曲げ足の裏を伸ばすようにしてから、関節の動きや、ゆがみを整え合わせるように刺激します。この刺激を体が許容してくれると痛くないのですが、「この形をされると痛みが出てしまう」という不安が脳内に生まれるとそうさせないとする力がかかってしまい痛みを感じてしまうこともあります。ただ、この痛みは、最近の教育の方針とは違う方向性なのですが、「あめとむち」のムチの部分で体への教育を行っているので必要刺激と考えます。(極力痛みは感じさせないように配慮はしています)

そのほかに、一人一人に合わせた、足の裏(つちふまず)のクッションを作ることもあります。症状の強い人には、良く足底板を作られる先生方もいらっしゃいますが、いずれ外すことを考えた施術をしているので、高価なものよりも、布団綿を使い自分の加重でフィットするものが無理なく最後に捨てられるという罪悪感のないものを、ひのくま整骨院ではチョイスしています。

ご自身で考えるよりも、広範囲で調整することが必要です。そのためにも早めに来院なさってくださいね。

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