筋肉 続き

筋肉は筋線維の束でできていて、筋トレをして筋線維を増やすのではなく肥大化させるために行う鍛錬、
そして、そのトレーニングでは、ケガをする原因が多くの場合見当たらない、というはなしを前回はしました。

骨格の筋肉の働きは、私が今考えているものは大きく分けて3つあります。
1,体を支える
2,熱を作る、平常時体温を一定に保つ
3,関節(からだ)を動かす または 地面からの衝撃を吸収する
筋肉の働きの重要度で、1,2,3を決めています。

みなさんのトレーニングに対する考え方は、3から1ということだと思います。
動きづらさが出てきた、なまってきた、だからトレーニングして、より動きやすくしよう。
動きがスムースになれば「からだ」は支えられる。
体温のことはほとんど考えていないと思います。

しかし私は、体を支えることが1番の働きと思っています。

先日、某有名社長が、宇宙ステーションに滞在していて、無事に帰還されましたよね。
その帰還後、やはり体が重く感じたとおっしゃっていました。
昔は無重力を体験されて無事に帰還された人は、立てていなかったように記憶しています。
つまり、私たちの住む地球には重力があり、それに反するように立ったり座ったり、横になるのも、その姿勢を筋肉の働きで維持していると考えています。

この考えから、よく耳にする「痩せなさい」という整形外科で言われたという話、一理あるとも考えることがあります。ただし、自分の体に対してだけです。患者さんにはあまりそのようなお話はしません、もちろん「歳だから」という発想も私には患者さんに対しては考えていません。ただ自分の体で見て、同じ量の筋肉で重いよりも軽い方が支える筋肉の負荷は確実に減るからです。

だからいつも痩せたいな~と、私、ひのくま整骨院の院長、日隈は考えています。
では~、今日は3つの筋肉の働きについて、私の考えを話してみました、失礼します。(≧▽≦)

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