洗濯ものを干す動作で、肩に痛みが発症する

洗濯ものに限ったことではありませんが、手を前から上にあげようとしたときや、腕を外に開いたとき肩に痛みが出ることがあります。

この時点でこれだ、ここが悪いんだ!と断定することはできません。

もちろん私、柔道整復師である私は診断することができませんから、~だろう、という判断のもとで説明し施術を行わなければなりません。まして、このようなインターネットや看板などで「四十肩」治せますという、ことは決していえません。

話が少々ずれてしまいましたが、この腕を前から上げようとするときに痛みを出す人の多くは、肩関節が前方に変位してしまっている人がとても多いです。左右触って確認してみると半分以上はそのような状態です。さらに肩甲骨の向きが少しずつ違いがあります。

これは明らかに筋肉の関係なんです。使い方習慣によってもそのような変化が見られますが、私はこの場合肩関節の変位を起こす腕や手、指先の筋肉の疲労や変化が影響していると考え広範囲に施術を行います。

肩だけでゆがむことはとても考えにくいからです。筋肉は体温を一定に保つために、動いていない時でも働き続けています。しかしこれもバランスよく筋肉同士が助け合い、休んでいるのです。この休んでいるときに疲労物質の代謝を起こしてくれるため、寝起きには体が軽くなるのが普通です。

その無意識に働いているときに起きていた時の疲労が、筋肉や毛細血管のキャパシティーを超えてしまったときに、筋肉内に蓄積されてしまい、機能低下を起こして不安定な状況となり、常に痙攣してしまう筋肉となってしまいます。それもやがて限界が来た時に、筋肉はストライキして、筋肉はあるけれど筋肉としての機能を起こさなくなってしまうわけです。そこで身体は周りの筋肉を上手に使い、いつも通りの運動を起こすようになるために、動かしやすい環境づくりのため、関節をゆがませてしまいます。その繰り返しが、小さな関節を束ねる動きをする大関節にゆがみを作ったものがこれだと私は考えています。

繰り返し痛いということで頭を悩ませることがいやということをお考えでしたら、なるべく早くご相談のお電話、そして施術のご予約なさってください。お力になれるようにお手伝いします。

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