手首が痛い

★ 抱っこをすると腕が痛い。
★ 物を持つと手が痛い、

腱鞘炎や、遠位橈尺関節亜脱臼、手根管症候群などの傷病名は考えないようにしたとき、
日常の一連の動きを原因究明の手段と考えます。
得意な動きは原因にはつながりにくいと判断し、苦手な動きを探します。

判断する動きは、前後の動きと左右の倒しと、捻りの動き。
この動きの複合で、もっとも動きにくい(不安定だから筋肉が抵抗してこわばる)と痛みを出します。
それに関係する筋肉を調整し、関節の軸をそろえるのと、柔軟さを取り戻していきます。

もっと別の見方をすると、普段の生活の中で、私たちは地球の地軸にそって体の運動軸をそろえます。
その地軸に合わせる体内の、特に潜在意識の軸に傾きがあると、その傾いた軸に体幹を合わせようとするため、いつも脱力できずオーバーワークします。
わずかな刺激でも、必要な骨に必要な荷重がかかるように調整していくこともあります。

手首が痛くなってきたという方のほとんどが、ひのくま整骨院に来てくれる時にはいろんな医療機関でいろいろな説明を聞いてきているので、
違うことをしなければならないと考えています。同じ考えで同じような施術をしたところで、少しの気持ちよさがあるだろうけど変わらないと思うんです。

私は手首が痛くても、手首だけが悪くなっているわけではないと思っています。
生理学などの勉強をしてきて、自己防衛という言葉を理解しました。
でも多くの医療機関では自己防衛という機能のことは考えられない施術をしていますし、
保険療養の中には当てはめることができません。
自己防衛は、その体にとって一番被害を少なくするための防御防衛機能です。
つまり今手首が痛い人は、一人の人の身体の中で一番ゆがんでも良いけれども、それに連携する多くの肘や肩、背骨の関節までゆがんでいます。
そして、それは一つの関節だけが問題が起きているわけではないということ。
全身の使い方の中から整える必要性があることがわかります。

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