耳の聞こえが悪くなったものは治せますか?と質問を受けました

難聴の治療は「耳鼻咽喉科」にお任せをしましょう。

とはいっても、顔や頭の一部の「耳」ですから、顎関節のゆがみや、頭蓋骨のゆがみを整えることは良好な変化を起こせると考えられます。それに加え、顔の表情筋、咀嚼筋などのコリやむくみなど、体の水分の流れを促すことも良いと考えられます。

例えば、中耳炎、経験されていなくても聞いたことがあると思います。中耳は鼓膜を境にした顔面内部の空洞です。私は中耳炎を小学校のころに経験したのですが、その頃はわからずに鼓膜切開され炎症している腫れものも切開された記憶があります。
鼓膜には小さな骨が付き、そこから2つ、合計3個の耳小骨という骨を介して、蝸牛管を振動させそこから神経に「音」として伝わります。とても繊細な器官なので、中耳の中の圧が高くなったり、低くなりすぎたりすると、鼓膜の張力が変化しすぎてしまい、耳小骨がうまく動けなくなり、蝸牛管に振動の伝達が鈍くなります。そのための調節管が「耳管」で、中耳内の気圧を保つように、空気を抜いたり入れたりします。よく、トンネルに入ったり、飛行機で上空に上がった時、耳が「ツーン」とするのは耳管の作用が追い付けず中耳内が膨張して、鼓膜が張りすぎてしまうからです。
耳管は、耳から鼻、のどにつながっているので、顔面部のゆがみでも圧迫されてうまく機能できなくなることもあるんじゃないかと思います。なぜそんなことを考えるのかというと、顔の整復をしているときに、耳の中が張り詰めていた感覚が取れたということを何度も聞いたからです。鼻の通りも良くなったともききます、鼻詰まりが解放された、とかもよく聞きます。

私はハゲてきたのでスキンヘッドにしているのですが、そういう人も、耳の聞こえが悪くなったといわれる人も、「あるあるネタ」じゃないですが頭が固い。触った感覚で、頭が固いんです、施術前、施術後でご自身で触って確認してもらうんですが、硬さまではわからないけど、形が良くなり小さくなったといわれます。
だから、難聴の治療は耳鼻科で、聴力検査など行ってもらって、適切な治療をしてもらい、プラスアルファに顔の骨格の整復に継続的に来院されるといいかもしれません。

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