2019年最後の研修会を終えて

12月7日(土曜日)に、2019年締めくくりのセミナーに行ってきました。

傷病のセミナーではなかったのですが、美容に特化した顎関節の整復ということで体験してきましたよ。顔の周りの筋肉を刺激するのですが、実に痛い!これは体験していてつらかったのですが男性と女性では少し違ったシステムにも差があるようです。私、男性ですからセルライトは恐らくないのです、このためにこの手技は非常に耐えがたい痛みを伴うのだと、勝手な解釈なんですがそう思いました。その点、女性はこれをすることで痛いのですが、アゴの調子が動きやすくなることはもちろん、むくんでいるといわれてしまうようなお顔も引き締まってくるようです。

またもしかするとですが、私の勝手な解釈ばかりですみませんが、痛み刺激があるということは、外部からの攻撃にあった、という体のシステムが起動して成長ホルモンの活性が促されるんだと思います。ひのくま整骨院の中で時々行う手技の一つに、筋線維に対して垂直圧をかけるというものがあります、これも同様に痛みを伴います。ただ、そのあとその刺激と反対に近いソフトな施術を行うと必ずといっていいほどみなさん早い段階で夢見心地になります。つまり、体は睡眠=回復というサイクルを導き出し、傷ついている組織の再生などにエネルギーを注ぎ込んでいるんだと思います。結構前に話題になった脳内革命という本をご存知ですか?その本の著者のドクターは筋トレをすると若返ると記しているのです、それがなぜならば筋肉痛を起こすということは傷ついた筋肉を修復するという時に全組織が活性するというもの、つまりは成長ホルモンの分泌を促し細胞分裂を速めて若返るということなんだそうです。だから、これも同じような原理が働いているんだろうなぁ、との解釈をしています。

最近、はやりつつある筋膜はがしという施術もTVで罰ゲームみたいに行われているものも、コラーゲンやエラスチンといった皮膚や膜の結合織に存在するたんぱく質のエラスチンの不足が起こることでコラーゲンがバラバラになるそうです、すると皮膚だったらシミやたるみが起きるというのですが筋膜は水分含有量も減ってしまい各々の筋肉を覆う筋膜が癒着してしまうという現象が起きているのを、その刺激を加えることで整えて筋肉や筋膜の代謝を促そうと試みているんでしょうね。つまり成長ホルモン分泌の向上が望めるのでしょう、あくまでも私の推測なんですけど。

有意義な時間を過ごせたことに感謝しています。また来年もセミナーに参加して技術の向上を図っていきたいとおもっています。

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