年末の大掃除で腰痛・肩こりに悩まないための体の負担軽減法

ブログ 2025/12/11 2025/12/11

年末が近づくと、気になるのが大掃除ですよね。普段はなかなか手をつけられない場所も、この時期にはしっかりとキレイにしたいもの。でも、張り切って掃除をした翌日、腰が痛くて起き上がれない、肩がパンパンに張って腕が上がらない…そんな経験はありませんか?

実は、年末の大掃除による体の痛みは、単なる「使いすぎ」だけが原因ではないんです。掃除という日常とは違う動きが、あなたの筋肉に大きな負担をかけているのかもしれません。

久喜市のひのくま整骨院では、大掃除後の腰痛や肩こりに悩む方々を、神経筋整復法という特別な施術でサポートしています。今回は、年末掃除で体の痛みに悩まないための予防法と、もし痛めてしまった時の対策について、分かりやすくお伝えしていきますね。

目次

• 年末の大掃除、あなたの体は悲鳴をあげていませんか?
• 神経筋整復法が大掃除による体の痛みにアプローチする理由
• 大掃除で起こる腰痛・肩こりのメカニズム(一般的な医療の視点)
• ひのくま整骨院が考える「掃除による体の痛み」の本当の原因
• 大掃除後の腰痛から解放された患者さんの体験談
• まとめ:年末を元気に過ごすために

年末の大掃除、あなたの体は悲鳴をあげていませんか?

年末になると、多くの方が経験する大掃除。窓拭き、床磨き、高いところの埃取り、重たい家具の移動…。普段はしない動作の連続で、体はいつも以上に頑張っています。

こんな症状、心当たりはありませんか?

窓拭きをしていたら肩がだんだん重くなってきて、次の日には腕が上がらなくなった。床を拭いていたら腰がピキッとなって、そのまま痛みが続いている。高いところの掃除で首を上げ続けたら、首から肩にかけてガチガチに…。

「まあ、掃除で疲れただけだから、少し休めば治るだろう」そう思って我慢していませんか?でも、その痛みを放っておくと、年末年始のお出かけや、新年からの仕事に支障が出てしまうかもしれません。

大掃除による体の痛みは、決して「年のせい」や「運動不足のせい」だけではないんです。実は、あなたの筋肉が普段から十分に働けていない状態で、急に負担がかかったことが原因かもしれません。

ひのくま整骨院では、そんな大掃除後の体調不良に悩む久喜市の皆さんを、神経筋整復法という施術でサポートしています。痛みが出る前の予防も、痛みが出てしまった後のケアも、筋肉の根本から整えることで、年末を元気に乗り切る体づくりをお手伝いしているんです。

この記事を最後まで読んでいただければ、なぜ大掃除で体が痛くなるのか、そしてどうすれば痛みを予防・回復できるのかが分かります。さあ、一緒に見ていきましょう。

神経筋整復法が大掃除による体の痛みにアプローチする理由

ひのくま整骨院で行っている「神経筋整復法」は、一般的なマッサージや電気治療とは全く違うアプローチで、あなたの体の痛みに向き合います。

神経筋整復法とは?

神経筋整復法は、PNF(固有受容性神経筋促通法)という理論をベースに、春日スポーツ医学研究所の春日啓先生が研究開発された手技療法です。簡単に言うと、筋肉そのものを元気にして、本来の力を取り戻させる整体なんです。

筋肉には「筋代謝力」という、エネルギーから力を生み出すシステムがあります。この筋代謝力が低下していると、ちょっとした動作でも筋肉が疲れやすく、痛みを感じやすくなってしまうんですね。

大掃除のような普段しない動きをすると、この筋代謝力が追いつかず、筋肉が「もう無理!」と悲鳴をあげて痛みとして現れるわけです。

神経筋整復法が体に与える効果

神経筋整復法では、筋肉の中にある感覚受容器を優しく刺激します。すると、その情報が感覚神経を通じて脊髄や脳に伝わり、脳が「この筋肉を動かそう!」と指令を出すんです。この指令が運動神経を通じて筋肉に届き、筋肉が本来の働きを取り戻していきます。

この一連の流れを「神経反射弓」と呼びます。神経筋整復法は、この神経反射弓を整えることで、筋肉が自然に働けるようにサポートする施術なんです。

筋肉がしっかり働けるようになると、血液の流れも良くなります。すると、酸素や栄養が筋肉にしっかり届き、疲労物質もスムーズに排出されるようになります。さらに、副交感神経の働きも促されるので、自律神経のバランスも整っていくんですね。

ひのくま整骨院だけの特別な施術

久喜市内で神経筋整復法を行っているのは、ひのくま整骨院だけです。多くの医療機関では電気治療器や機械を使った施術が中心ですが、ひのくま整骨院では最新機器に頼るのではなく、あなた自身が持っている自然治癒力を引き出すことを大切にしています。

一人ひとりの体の状態に合わせた、オーダーメイドの優しい手技療法で、根本からの改善を目指しているんです。

大掃除で起こる腰痛・肩こりのメカニズム(一般的な医療の視点)

では、一般的な医療機関では、大掃除による腰痛や肩こりをどのように説明しているのでしょうか?

急性腰痛(ぎっくり腰)

重いものを持ち上げたり、無理な姿勢で作業をしたりすると、腰の筋肉や靭帯に急激な負担がかかり、炎症が起こります。これが「ぎっくり腰」と呼ばれる急性腰痛です。

一般的な治療では、まず安静にして炎症を抑えることが優先されます。痛み止めの薬や湿布を使い、2〜3日は無理な動作を避けるよう指導されます。炎症が落ち着いた後は、ストレッチや軽い運動で徐々に体を動かしていくことが推奨されます。

回復には通常1〜2週間程度かかり、その間は重いものを持つことや、腰に負担のかかる動作は控えるように言われます。

肩関節周囲炎・腱板損傷

高いところの掃除や窓拭きなど、腕を上げ続ける動作を繰り返すと、肩の筋肉や腱に負担がかかります。特に肩を支える腱板という組織が傷つくと、腕を上げる時に痛みが走ったり、夜間に痛みが増したりします。

一般的には、まず安静にして炎症を抑えるため、消炎鎮痛剤の処方や、場合によってはステロイド注射が行われます。痛みが強い場合は、1〜2週間ほど腕を使う作業を控え、肩に負担をかけないようにします。

その後、理学療法やリハビリテーションで徐々に肩の可動域を広げていきます。回復には数週間から数ヶ月かかることもあります。

筋筋膜性疼痛症候群

長時間同じ姿勢で掃除を続けたり、普段使わない筋肉を酷使したりすると、筋肉が過度に緊張して硬くなり、痛みを引き起こします。これを筋筋膜性疼痛症候群と呼びます。

治療としては、温熱療法やマッサージ、ストレッチなどで筋肉の緊張をほぐすことが中心です。痛みが強い場合は鎮痛剤も使用されます。通常、数日から1週間程度で症状は改善していきますが、再発予防のためには姿勢の改善や適度な運動が推奨されます。

このように、一般的な医療では痛みの部位を中心に、炎症を抑え、安静にすることで自然治癒を待つというアプローチが主流です。しかし、ひのくま整骨院では、もう少し違う角度から痛みの原因を捉えているんです。

ひのくま整骨院が考える「掃除による体の痛み」の本当の原因

ひのくま整骨院では、大掃除で起こる腰痛や肩こりを、もっと根本的な視点から考えています。

痛みの種類は大きく3つ

体の痛みには、大きく分けて3つのタイプがあります。

1. ケガや感染に関する炎症性疼痛
これは、組織が実際に傷ついたり、炎症を起こしたりして生じる痛みです。ぎっくり腰などがこれに当たります。

2. 水腫や腱鞘炎などの代謝性疼痛
血流が悪くなったり、老廃物が溜まったりして起こる痛みです。むくみや腱鞘炎がこのタイプです。

3. 筋肉の閾値低下による痙攣性疼痛
筋肉が常に緊張状態にあり、ちょっとした負担で痛みを感じやすくなっている状態です。実は、大掃除での痛みの多くはこのタイプなんです。

痛い場所=原因の場所ではない

「腰が痛いから、腰が悪い」「肩が痛いから、肩が悪い」そう思いがちですよね。でも実は、痛みを感じている場所と、痛みの本当の原因がある場所は違うことが多いんです。

筋肉は単独で働いているのではなく、いくつもの筋肉が連携したり、協調したり、拮抗したりしながら、体を動かしています。このチームワークのバランスが崩れると、一部の筋肉だけに過度な負担がかかり、痛みとして現れるんです。

例えば、床を拭いている時の腰痛。腰の筋肉だけの問題ではなく、お尻の筋肉や太ももの筋肉、さらには背中の筋肉のバランスが崩れていることが原因かもしれません。

筋肉の機能障害が関節のゆがみを生む

筋肉がうまく働けない状態が続くと、体の各部のバランスが崩れていきます。すると、関節周りの筋肉の引っ張り合いのバランスも崩れ、関節に「ゆがみ」が生じてしまうんです。

関節がゆがむと、関節の隙間が狭くなったり、腱の通り道がずれたりします。すると、動くたびに摩擦が起き、熱が発生し、痛みが生まれるというわけです。

ひのくま整骨院の施術では、この筋肉の機能を根本から回復させることに重点を置いています。筋肉がしっかり働けるようになれば、関節のバランスも自然と整い、痛みも出にくい体になっていくんです。

「鍛える」前に「整える」

「筋肉が弱いから鍛えなきゃ」と考える方は多いですよね。でも、ちょっと待ってください。筋肉はあるのに、働けていないだけかもしれません。

機能が低下した筋肉に無理に負荷をかけてトレーニングをすると、働いている筋肉はさらに疲弊し、働けていない筋肉はますます機能不全に陥ってしまいます。

まずは神経筋整復法で筋肉を「整える」こと。そうすれば、自然と筋肉は本来の力を発揮できるようになり、日常生活での負担にも耐えられる体になっていくんです。

大掃除後の腰痛から解放された患者さんの体験談

ここで、実際にひのくま整骨院で施術を受けられた患者さんの体験談をご紹介しますね。

患者さんのプロフィール

50代女性、会社員のAさん。デスクワークが中心で、普段はあまり体を動かす機会がない生活を送っていました。

来院のきっかけ

年末の大掃除で、普段はやらない窓拭きや床の雑巾がけを一日中行ったところ、翌朝起きた時に腰に激痛が走り、まっすぐ立つこともできなくなってしまったそうです。

「ぎっくり腰かもしれない」と不安になり、近所の整形外科を受診しましたが、レントゲンでは特に異常は見つからず、痛み止めと湿布を処方されただけでした。3日ほど安静にしていましたが、痛みはあまり変わらず、このままでは仕事に復帰できないと悩んでいた時、知人の紹介でひのくま整骨院を訪れたとのことです。

初診時の状態

Aさんの体を診させていただくと、腰の筋肉だけでなく、お尻の筋肉や太ももの裏側の筋肉も非常に硬く緊張していました。さらに、背中全体の筋肉もガチガチに固まっている状態でした。

姿勢を見ると、骨盤が後ろに傾き、背中が丸まった状態。これは長年のデスクワークで、筋肉のバランスが崩れていたことを示しています。

施術の内容

ひのくま整骨院では、まず神経筋整復法で、Aさんの腰周りだけでなく、お尻、太もも、背中の筋肉を丁寧に施術していきました。

初回の施術後、「あれ?少し楽になったかも」とAさん。痛みが10段階で8だったのが、5くらいまで下がったそうです。

2回目、3回目と施術を重ねるごとに、筋肉の緊張がほぐれ、体のバランスも整ってきました。4回目の施術後には、痛みはほとんど感じなくなり、日常生活にも支障がなくなりました。

その後の経過

Aさんは合計6回の施術を受け、腰痛は完全に解消しました。今では、定期的にメンテナンスとして月に1回程度、ひのくま整骨院に通っているそうです。

「あの時、ひのくま整骨院に来ていなかったら、まだ痛みを我慢していたかもしれません。神経筋整復法で筋肉を整えるという考え方が、私にはとても合っていました」とAさんは笑顔で語ってくださいました。

大掃除での腰痛は、決して諦める必要はありません。適切な施術で、筋肉の機能を回復させれば、痛みのない快適な生活を取り戻せるんです。

まとめ:年末を元気に過ごすために

ここまで、年末の大掃除で起こる腰痛や肩こりについて、そして神経筋整復法がどのようにあなたの体をサポートできるのかをお伝えしてきました。

大切なポイントをもう一度おさらいしましょう。

・大掃除による体の痛みは、単なる「使いすぎ」だけが原因ではありません
筋肉がうまく働けていない状態で、急に負担がかかることが痛みの大きな原因です。

・痛い場所と、痛みの本当の原因は違うことが多い
腰が痛いからといって、腰だけに問題があるわけではないんです。体全体の筋肉のバランスを整えることが大切です。

・神経筋整復法は、筋肉の根本から機能を回復させる施術
一時的な痛みの緩和ではなく、筋肉が本来の働きを取り戻すことで、再発しにくい体づくりを目指します。

年末は忙しい時期ですが、だからこそ体のケアを怠らないでほしいんです。痛みを我慢してそのままにしておくと、年明けにはもっと深刻な状態になってしまうかもしれません。

もし今、大掃除後の腰痛や肩こりに悩んでいるなら、あるいは毎年この時期になると体が辛くなるという方は、ぜひ一度、ひのくま整骨院にご相談ください。

久喜市で神経筋整復法を行っているのは、ひのくま整骨院だけです。あなたの体の状態に合わせた、オーダーメイドの施術で、根本からの改善をサポートいたします。

本気で体の悩みと向き合いたいと思ったら、まずは専門家にご相談ください。

年末年始を元気に過ごし、新しい年を気持ちよくスタートするために、今できることから始めませんか?