薬を飲んでも、注射を打っても…なぜ痛みは消えないのか?
「病院でもらった痛み止めを飲んでいるのに、ズキズキする痛みが治まらない」
「ステロイド注射を打った直後は楽だったけど、またすぐに痛みが戻ってしまった」
もしあなたが今、このような状況で悩んでいるなら、それは薬が効かないほど重症なのではなく、「アプローチする方法がズレている」だけかもしれません。
一般的にテニス肘(上腕骨外側上顆炎)は「炎症」と診断されますが、実は長く続く痛みのすべてが炎症とは限りません。
薬は炎症を抑えたり、痛みの信号を脳に伝えないようにしたりするものです。しかし、痛みの原因が「筋肉の機能不全(働き方のエラー)」にある場合、いくら薬を飲んでも根本的な解決には至らないのです。
埼玉県久喜市の「ひのくま整骨院」では、薬に頼らず、体自身のシステムを整えることで、頑固なテニス肘の改善を目指しています。
【目次】
「痛み止め」は火災報知器を止めるようなもの?
痛みは、体からの「異常事態発生!」を知らせるサイレン(警報)です。
痛み止めや麻酔入りの注射は、このサイレンの音を小さくしたり、一時的に止めたりする効果があります。
ケガをして熱を持っている「急性期」には、炎症を抑えるために非常に有効です。
しかし、サイレンを止めても、火事(痛みの原因)そのものが消えたわけではありません。
「薬で痛くないから」と無理に動かしてしまえば、火事はどんどん燃え広がり、気づいた時にはもっと大きな損傷になってしまうこともあります。
薬が効かなくなってきたと感じるのは、体が「もうサイレンを止めるだけでは誤魔化せないよ!」と訴えているサインかもしれません。
その痛み、実は炎症ではないかもしれません
当院では、痛みを以下の3つに分類して考えています。
- 炎症性疼痛:ケガや細菌感染などによる、熱や腫れを伴う痛み。
- 代謝性疼痛:血流が悪く、疲労物質が溜まって起こる重だるい痛み。
- 痙攣(けいれん)性疼痛:筋肉がこわばり、常に緊張状態にある痛み。
長引くテニス肘の多くは、3の「痙攣性疼痛」が絡んでいます。
筋肉が疲労や使い方の癖で硬く縮こまり、常に骨を引っ張っている状態です。
この場合、筋肉の中は血管が圧迫されて「酸欠状態」になっています。
筋肉が「苦しい!酸素をくれ!」と叫んでいる声こそが痛みの正体なのです。これは炎症ではないため、消炎鎮痛剤の効果が出にくいのは当然と言えるでしょう。
薬を使わずに治す「神経筋整復法」のメカニズム
では、酸欠状態の筋肉を救うにはどうすればよいのでしょうか。
ひのくま整骨院では、久喜市で唯一の施術法「神経筋整復法」を用いて解決を目指します。
神経の反射を利用して筋肉を緩める
この施術法は、春日啓先生考案の「神経筋整合法」とPNF(固有受容性神経筋促通法)の理論をベースにしています。
硬くなった筋肉を無理やり揉みほぐすのではなく、「神経」にアプローチするのが特徴です。
施術では、筋肉内のセンサー(感覚受容器)に特殊な刺激を与え、神経のループ(反射弓)を整えます。
- 筋肉からの信号が、感覚神経を通って中枢(脳・脊髄)へ届く。
- 中枢から運動神経を通って、「正しく動きなさい(緩みなさい)」という指令が出る。
- 指令が筋肉に届き、こわばっていた筋肉が正常な活動を取り戻す。
この反応が起こると、筋肉はポンプのように動き出し、新鮮な血液を取り込み始めます。
酸素と栄養が行き渡れば、筋肉の酸欠状態は解消され、痛みというサイレンを鳴らす必要がなくなるのです。
これが、薬を使わずに体が本来持っているシステム(自然治癒力)で改善を目指す、当院の根本改善の考え方です。
【症例報告】注射を繰り返していた50代女性の変化
【患者様:50代女性・スーパー勤務】
レジ打ちや品出しで肘を酷使し、半年以上痛みと戦っていました。
整形外科で月1回ステロイド注射を打っていましたが、徐々に効き目が短くなり、「これ以上注射を続けると腱が脆くなる」と医師に言われ、不安を抱えて当院に来院されました。
【ひのくま整骨院の施術】
検査の結果、肘だけでなく、肩甲骨から指先までの筋肉の連動性が失われていました。
肘を守ろうとして腕全体がガチガチに固まり、血流が極端に悪い状態でした。
そこで、神経筋整復法で背中や肩の大きな筋肉からアプローチし、神経の通り道を確保。
その上で、前腕の筋肉のねじれを整える調整を行いました。
【結果】
施術直後、「腕に血が通ったような温かさを感じる」と驚かれていました。
3回目の施術時には、重いカゴを持っても強い痛みが出なくなり、10回の施術を終える頃には、注射も薬も全く必要ない状態まで回復されました。
「薬がないと不安だった生活が嘘のようです」と喜んでいただけました。
まとめ:自分の治す力を信じてみませんか
痛み止めは、辛い時には助けになりますが、治してくれる魔法ではありません。
薬が効かないと諦める前に、視点を変えて「筋肉と神経の機能回復」に取り組んでみませんか?
ひのくま整骨院では、患者さん一人ひとりの体の声に耳を傾け、その人だけのプランで施術を行います。
久喜市で、薬に頼らない健康な体を取り戻したいとお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。
本気でその悩みを治したいなら、
一度専門家にご相談ください
ひのくま整骨院
📍 所在地
〒346-0012 埼玉県久喜市栗原2-2-7
📞 電話番号
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