12月に入り、寒さも一段と厳しくなってきましたね。新年を気持ちよく迎えるための「大掃除」、皆様進んでいますでしょうか?
普段は手が届かない高い窓を拭いたり、重たい家具を動かして裏側のホコリを取ったり…。家がきれいになるのは嬉しいですが、終わった後に「あれ?腕が上がらない…」「肩がズキズキする」といった不調を感じてはいませんか?
「久しぶりに動いたから筋肉痛かな?」「放っておけば治るだろう」
もしそう思っているなら、少しだけ立ち止まって聞いてください。その痛み、単なる疲れではなく、体からの緊急停止ボタンが押されている状態かもしれません。
目次
- 大掃除の「やりきった感」に潜む落とし穴
- なぜ、休んでも痛みが引かないのか?
- 久喜市で唯一の「神経筋整復法」とは?
- 一般的な治療と当院のアプローチの違い
- 【実録】窓拭きで肩を痛めた50代女性の回復劇
- 痛みのない体で、良いお正月を迎えましょう
大掃除の「やりきった感」に潜む落とし穴
大掃除の動作は、日常生活ではあまり行わない「非日常」の動きの連続です。
特に窓拭きのように「腕を上げたままキープする」「雑巾を強く絞る」といった動作は、肩関節や腕の筋肉にとって過酷なマラソンのようなもの。掃除中は「きれいにしなきゃ!」という使命感(アドレナリン)で痛みを感じにくいのですが、ふとリラックスした瞬間に、体は悲鳴を上げ始めます。
「痛いけれど、我慢できるレベルだから」と放置するのが一番危険です。
体から発せられる痛みや違和感の信号は、最初は小さくても、無視し続けると次は「動かせないほどの激痛」という強烈な信号に変わってしまいます。
そうなる前に、体の声に耳を傾けてあげることが大切です。
なぜ、休んでも痛みが引かないのか?
「2〜3日安静にしていれば治る」と思っていませんか?
実は、筋肉のトラブルには「休めば治る疲れ」と「休んでも治らない機能不全」の2種類があります。
大掃除後の長引く痛みは、後者の「機能不全」であるケースが非常に多いのです。
筋肉は、チームプレーで動いています。例えば腕を上げるだけでも、肩の筋肉、背中の筋肉、胸の筋肉が絶妙なタイミングで協力し合っています。
しかし、無理な負荷がかかると、このチームワークが乱れます。
- ある筋肉は疲れ果ててサボりだす(機能停止)
- 残された筋肉が必死にカバーしてカチカチに固まる(過緊張)
この状態で安静にしていても、崩れたチームワーク(システム)は勝手には戻りません。これが、湿布を貼っても痛みがぶり返す原因です。
久喜市で唯一の「神経筋整復法」とは?
崩れてしまった筋肉のチームワークを立て直すために、当院では「神経筋整復法(しんけいきんせいふくほう)」という特別な施術を行っています。
これは、久喜市内では当院(ひのくま整骨院)だけが提供している技術です。
難しい言葉に聞こえるかもしれませんが、やっていることはとてもシンプルで優しいものです。
イメージしてください。
ブレーカーが落ちて停電してしまった家に、電気を通し直す作業に似ています。
- 感覚センサーへの刺激:筋肉の中にあるセンサーを優しく刺激し、「ここだよ!」と脳に信号を送ります。
- 神経回路の修復:脳から「動いて!」という指令がスムーズに筋肉へ届くように、神経の通り道を整えます。
- 筋肉の再起動:サボっていた筋肉が目覚め、本来の働きを取り戻します。
筋肉が正しく動けるようになると、血流が改善し、酸素や栄養が隅々まで行き渡ります。その結果、自分自身の力(自然治癒力)で痛みを治せる体へと変わっていくのです。
一般的な治療と当院のアプローチの違い
整形外科や一般的な整骨院に行くと、以下のような対応が多いのではないでしょうか。
- 「使いすぎですね」と湿布を出される
- 電気を当てて、痛いところをマッサージする
- 「痛みが引くまで動かさないで」と言われる
もちろんこれらも間違いではありません。しかし、当院では「痛みのある場所=原因」とは限らないと考えています。
肩が痛くても、原因は「雑巾を絞りすぎて機能不全を起こした前腕の筋肉」にあるかもしれませんし、「高いところを見るために反らしすぎた背中の筋肉」にあるかもしれません。
機械任せにせず、私の手で患者様の筋肉の状態を一つひとつ確認し、オーダーメイドで調整を行います。
「筋肉が落ちているから鍛えなきゃ」と無理な筋トレをする必要もありません。まずは、今ある筋肉が100%働ける環境を作ることが先決です。
【実録】窓拭きで肩を痛めた50代女性の回復劇
先日来院された、久喜市在住のAさん(50代女性)のエピソードをご紹介します。
【お悩み】
年末の大掃除で、家中の窓ガラスを半日かけて拭き上げました。翌朝、洗濯物を干そうとしたら右肩に激痛が走り、腕が水平までしか上がらなくなってしまいました。
【当院の見立て】
Aさんは「五十肩になってしまったのかも…」と不安そうでしたが、検査をすると肩関節そのものの炎症というよりは、「腕の付け根と肩甲骨周りの筋肉の連動不全」が原因でした。
窓拭きの上下運動で、特定の筋肉だけが酷使され、ロックがかかった状態になっていたのです。
【施術後の変化】
うつ伏せと仰向けの状態で、神経筋整復法を用いて関節の軸を合わせ、筋肉のセンサーを調整しました。
ボキボキするような怖い施術は一切ありません。
施術後、恐る恐る腕を上げていただくと…
「えっ!上がる!さっきより全然軽いです!」
と、驚きの声を上げられました。耳の横までスッと腕が上がるようになったのです。
その後、3回の通院で完全に痛みは消失し、「これなら残りのお掃除もできそうです」と笑顔で帰られました。
痛みのない体で、良いお正月を迎えましょう
「痛み止めを飲んで我慢すればいいや」
そう思って過ごす年末年始と、不安なく体が動く年末年始。あなたはどちらを迎えたいですか?
体からのSOSサインを無視せず、早めに対処すれば、体は必ず応えてくれます。
その「痛みの原因」を突き止め、根本から改善できるのは、久喜市ではひのくま整骨院だけです。
あなたが笑顔で新しい年を迎えられるよう、私が全力でサポートいたします。
まずは一度、ご相談ください。












