神経と筋肉の働きを活性化する事

いつも信頼して来院していただいている患者様から、
どんな目的で施術しているの?
と改めて質問を受けました。

施術の大基(おおもと)の理念は、筋肉の代謝を高めて神経筋接合部のシナップスの活性を図るもの
そして、感覚神経が受ける刺激を中枢の「脳、脊髄」で受け止め、「脳、脊髄」が運動神経を伝播し筋肉を動かす、神経反射弓の調整と活性です。

と以前も説明をしたんですけどなかなか理解し難いものですよね。

ただ、筋肉の代謝が上がると神経伝達物質の再合成が活発化します。筋肉内に滞っている疲労物質は、どんどん排泄されるので筋肉の不必要な緊張(こわばり)も出なくなってきて痛まなくなる、ということです。
さらに、緊張状態の筋肉が沢山あると、関節をまたいでついている筋肉の性質から、より最短の位置関係に着(付)いているところを近づけるので、関節をゆがみも複雑になり関節の整復も困難になります。

また、長いこと痛みに耐え抜かれた場合、体に習慣化された運動パターンが今までの位置に戻りたがります。そのため、施術間隔をあけすぎてしまうことはおすすめ出来ません。つまり、自己判断による間隔での施術周期はできる限りやめてください。一度傷みがなくなり私の判断で治癒したとみられる場合の月に一度のメンテナンスの場合は、少しアバウトでも心配はありません。

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