手を上に挙げると痛い

腕を回すと痛い、手を前から挙げる(例えば、洗濯ものを干す、とか、頭を洗う)などの動作が痛い、自動車の運転をしていて、後部座席に置いておいたものを取ろうとするときに、痛い!

これを起こす原因が、もしかすると手先・指先の使い過ぎによる疲労が原因で、二次的、三次的傷害に移行してしまっている現象かもしれません。そうなると肩や背中の運動機能を整え合わせるのと同時に、指先から手首の運動機能の調整を必要とします。でも根気よく整え合わせることで、関節や筋肉のゆがみを整えることができます。

外出自粛で何をしようかと、そんな人たちは動画鑑賞や読書、勉強ということのほかやっぱりスマホのゲームや、TVゲーム、PCでオンラインゲームをする時間が増えると考えられます。いつも以上に指先を酷使するのと、腰かけ、あるいは座って足元を固定した状態で、手先を使うため背中を丸くした状態で作業をされることも考えられます。

こうした姿勢が続くと、指先の疲れの他に首の疲労感も普段以上に蓄積してしまいます。なかなか時間を気にしながらということはできないことはわかっています。なので、自分でできるケア行動をまずおこなって予防しましょう。

とりあえず、首の体操から、左右に首を倒す、左右に首を振り向く、そして肩甲骨を回す。腕や手の神経の大本になっているのが首から枝分かれする神経です、その周りの筋肉を緩めてあげましょう。それから肘を伸ばして、指先を見ながら、指先から腕を前から挙げるようにする運動と、肘を伸ばして腕を前方に出して反対の手で持って手首を曲げる運動、裏と表と腕をねじって指先が下を向くように行います。

これが自分で行えるケアです。これでもよくならなければ専門の施術を受ける必要があります、我慢し続ければ、症状は進行して様々な症状を蓄積していつかは継続した痛みになり、物を持ち上げるのが困難になることも予想できます。でも施術すれば私は運動機能を整えることができ、元の生活に、もしかしたらそれ以上の生活にもどれるとおもっています。

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