運動の上手い、下手を考える

スポーツの得意な子供と

不得意な子供と

いますよね。

わたしは後者の方でしたが、

いろいろ体験していくうちに、

頭で考える動作が、

体の動きと丁度良いところで接することが無くなってしまっているんだと思うんです。

つまり、上手な人のシーンをよく目にしていると、

あのようになりたい、

あの形を真似たい、という気持ちだけが先走りしてしまうようになると考えます。

考えるだけですから、姿を見ずに思考だけを張り巡らせ、

結局体がついていかないわけです。

なら、その考え方を改めさせるにはどうするか?

指導者からのアドバイスが一番になると思います。

しかし、競技が得意だった指導者から、

同じように説明を受けるんですけどやってみるとどうもうまくできないことが多いですよね。

最近はそのような人たちのために動作解析を取り入れた指導をするようになっているようです。

小さいうちにそれを養い、身に着けていくと上級生になっても、無心で体の動き方を把握でき、

思った通りに体を動かせるようになります。

いろんな、動きに対する、神経回路の強靭化が出来上がるわけです。

運動の下手な子は、これが少なく回路も細いままなのです。

ただ、使い方を覚えていくとこれはいつでも発展していくと考えています。

筋肉は鍛えれば鍛えた分だけ筋線維を太くしますからね。

大人になって始めることの多い最近のスポーツは、

小さなころにいろいろと運動してきた人に比べるとうまくできないことが多いですよね。

運動をいっぱいしてきた人も、

お子さんの運動会などに出られて転倒される人もいますしね。

大人の運動は難しいんです、しかし、考え方ひとつでできるようになるかもしれません。

どんな運動でも行動でも、体の真正面で行うということを念頭に動けば、

自然な動きができるだろうと・・・現在実践中です。

まずは歩き方から練習しています。

歩くときの前に送る足を顔や胸より前に出さない、

という気持ちで歩きます。

こうすることで本来の体の動きが美しくも見えますし、

安定した歩きが確保できるので、

転倒する確率も少なくなると考えています。

転倒は年配になればなるほど心配ですよね。

マラソンでも体よりも前に出さないようにすることで、

体幹が前に倒れず、

美しいランニングフォームが得られます。

走り始めると気持ちの上で足が体幹より前に出さないようにしていても、

力の法則で自然と前に出るのですから、

無理に前に出す必要性が無くなるのです。

考え方ひとつで、運動オンチといわれコンプレックスを抱いている人も、

生まれ変われるかも知れません。

人は考える生き物なんですから。

まずは歩き方から一緒に改善してみませんか。

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