症状は椎間板ヘルニア

腰椎椎間板ヘルニア症によく似た、スネの違和感。

ということで、先日ヘルニアの時にする施術プログラムでトライ!
ゆっくり軽い筋肉の反応に、関節を動かし、
繰り返すこと5~6回、
やっとのことで股関節角度を目指すところまで確保でき、
骨盤の前後の回旋、それから左右の回旋、
つまり3D(三次元)の動きを確保するように試みる。

初回はそれにて終了。

2回目に来院してもらったとき、
おしりに出ていた症状は、
出ていない(患者様いわく)。
スネにだけは軽く違和感が残っている。

2回目の施術は同じように、股関節を目指す角度まで曲げていくのですが、
3度繰り返すことで到達。
そして、骨盤の3D(3次元)回旋、1回目の時よりも大きく動く。
このときは足首、膝、股関節、骨盤のつなぎ目(恥骨結合と仙腸関節左右)を軸合わせ。

3回目、症状に戻りが?
来院当初訴えていたお尻から太ももにかけての違和感、この場所が少し違うのと、
スネのムズムズ感(違和感)の症状の少し軽くなったとの訴えから、
うつ伏せメインの施術か、仰向けメインの施術かの検査を実施。
うつ伏せ後の動きの軽快さと症状の変化に、うつ伏せメインの施術にすすめる。
今度は、うつ伏せの施術パターンを検査。
Aは、背骨に沿った筋肉の連携不全中心か、
Bは、胴回りの筋肉の連係不全中心か、の2択。
どちらも変化を感じにくいことから、仰向け施術でうつ伏せタイプにシフトして調整。

施術のあと、検査中に動かしてもらって感じていた、
違和感、痛みは落ち着いたようで、
前後や左右の曲げ伸ばしでの可動範囲が同じぐらいになってます。

まだ、施術は繰り返すこととなるとは思いますが、何年も前から患ってきた症状はこの何回かでかなりの変化が出ています。
おそらくこの患者様の症状は、あと何回かで施術しなくても良いと考えられます。

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