オスグッド(成長痛:膝)

先日、長い事アチラコチラと医療機関を渡り歩いてきた中学生の患者さんが紹介で来てくれました。

オスグッド、または成長痛という診断を受けて、運動は中止という医師の指示で、安静にした日常を送られてきたそうです。で、痛みもほぼほぼ落ち着いてきたので、運動の再開を許可されて、通院も終わったそうなんですが、2日後には痛みの再発がおきてしまったといいます。

来院時にはオスグッドの炎症はほとんどなくなっていました。しかし、お皿の下(脛骨粗面部)は出っ張ってしまっていました。筋肉は大腿、下腿ともに脚全体がカッチカチに緊張していて、膝もねじれていました。

5回の施術でほぼ消失したんですが、2次的傷害があるんです。足首と下腿部の傷害があるんです。症状こそ感じていませんが、シンスプリント症候群の初期にあたる後脛骨筋の機能低下と足首の曲げにくいという機能傷害があります。つまりこの不安定さがしゃがんだ時に膝が曲げられないという症状を起こしてしまっていますし、腰の痛みも合わせて引き出してしまっています。

そして何より筋の代謝力がなかなか向上できないほどの体になってしまっていました。

長ーいこと、傷みを放置し続けた結果、身体の形を強度に変化させてしまいます。それと、防御する筋緊張無意識にするようになり更に動きの低下を起こし、自身で行うストレッチングも伸ばす手前で痛み出してしまっているようです。

悩まれている方、なるべく早く来院を決意されてお電話くださいね。

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