昨日学んだ「交通事故」のこと

昨日はじめて知ったんでつぶやいてみます。

【 交通事故 】は普通警察が入り被害者加害者を割合で判定する、

もしくは、

任意保険会社が間に入り、その自己関係者の保証の話し合いをする、

というのが、私の知識だったのです。

診断書はどこが加害者側の保険会社に提出されるんだろう?ということまでは考えていませんでした。実際、交通事故の患者さんは沢山お見えになるのですが、加害者側からの保険会社さんの方から、「自賠責保険一括の請求でお願いできますか?」と依頼のお電話があります。

今回もそうでした、「良いですよ」と普通どおり受けました。

いつもなら当たり前の指定の施術証明書と施術費明細書と、”医師からの診断書”の患部の傷病名が記載された紙が同封されて送られてくるのですが、1週間待っても来ないのでその保険会社に問い合わせてみたんです。その時は警察が間に入っているものだと思っていたので、診断書が手元にないなんてありえないと思っていました。だから、「何を言っているんだ?この担当者は」と腹を立ててしまっていました。態度も電話口の発声にイラつきを感じていたから余計なんですけど、それとどういういきさつでこのように事故になったのかも教えてもくれなかったので。その時はいくらお話をしても同じ答えが返ってくるだけだったのですぐに電話を切り待っていたんです。一昨日施術中に患者さんの方から、「トラックに乗っていたからこのぐらいの事故で済んだのかな」という質問がなされました。「そうかもしれませんね」という話で受け答えを普通にしていました。

翌日、「レントゲンをとりに早めに医者に行った方後良いんですかね~」、「そうですね、早めに行ってもらった方がその手のしびれに関する、手首の捻挫と肘の捻挫の診断がつかないと思いますので」、という話の最中「診断書が保険会社の方に届いてないといっていましたから」と私が言うと、「診断書、保険会社がもらいに病院に行っていないのかなぁ、あの診断書送るのかなぁ?」と患者さん。

私は耳を疑いました、診断書がなぜ患者さんの手元にある?

「警察に診断書を提出するはずなんですけど・・・」

「警察が加害者側の罪をどうしますかといわれたので、特にしなかったんですよ」と患者さん。

つまり、交通事故がありましたよ、という警察の中での報告書は揚がるんでしょうけど、実際は警察はこの事故にはかかわりあいません、当事者同士で話し合いをしてくださいということなんだということを知りました。つまり、そこに保険会社が入って示談交渉をするはずなんです。両方の保険会社が責任をもって被害者さんが何をすべきか説明していないということと、被害者さんも事故に慣れてしまっているので、警察を介して被害者・加害者の問題を軽視した結果今の状態になったのだと。

つまり私も、保険会社からの一括請求の依頼を請け負う時に、警察が必ず間に入って話がまとまっているのかを確認しなければならないということを、学んだということのお話、なんですけど。

保険会社もそのぐらい責任をもって被害者さんに説明し、診断書をもらったらその診断書の提出先を指導すべきですね。

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