変形性膝関節症

歩くと痛い、階段の登り降りが痛い、立ち上がるとき痛い、膝関節の痛み

変形した膝でも、3つの関節の位置関係と、股関節付近と膝関節とのねじれが許容範囲におさまると、不思議と痛みが落ち着いてしまいます。

変形性膝関節症は一生お付き合い、と思われたり、説明を受けたりすることが多いです。でも、できることなら痛みがない方が良い、と考える方の最後は、一か八かの手術に挑みます。一か八かとは、変形による痛みは金属の人工関節と交換するわけですから、そのものによる痛みはなくなる、という理論です。でも何割かの人は、前々からある足全体的な筋肉や関節の歪みから、私は痛みが続いてしまっていると考えています。

まず、変形性膝関節症は一次と二次とが、現在はわけられているようなんです。二次は、ケガや病気からの膝の変形なんだということです。一次は、閉経などのホルモンバランスの変化という話です。確かにホルモンバランスの不調和により、免疫機能にズレが起きて膝の内側に石灰が蓄積してしまうのかもしれません。

でも、私の考えは膝のO脚体型の変化から、膝の内側があたってしまい、保護機能の働きにより石灰が蓄積したと。ただ、当たっただけでは、軟骨があるので石灰化しにくいと思います、つまりすり減るということは、膝の筋肉がこわばり、大腿骨と下腿骨が作る膝関節のスキマがなくなってしまい常に軟骨で衝撃を受け止めてしまい、曲げ伸ばしの時には擦れて、薄くなってしまったと考えられます。

正しい位置に戻して正しく機能しだせば、理論上は軟骨の再形成は起こるはずなんです、その変形を作った期間と同じくらいの年月が費やされてしまうとは思いますが、何十年と。でも、軟骨がすり減っていたとしても軟骨同士がこすれ合うことがなくなれば痛みは出さなくなると考えられます。

その為にはまず、筋肉の歪みと関節の並べ合わせる事をしなければなりません。そのために足を伸ばしたり、股関節をまわしたり、あらゆる動きを3つの関節の可動を連続して整えあわせることをします。

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