筋肉と神経と関節の同時整復で健康への近道に

【 筋肉と神経 】

筋肉と神経、動くために働く最重要臓器。

筋肉は「つまづいたり」、「段差から飛び降りたり」、「坂道の傾斜」などに遭遇すると、長さが変わったり、筋肉の厚みが変わったりすることで、何かがあることを感覚神経に情報を判断する器官としても働きます。そしてもちろん皆さんが良く知るように、動くために筋肉は収縮運動をします。その動きを起こすために、脊髄や脳からの指令を受けます。

つまり、筋肉は全ての動きを連携をとって行うことも重要ですが、様々な障害物や傾斜などの変化を察知するためになくてはならない器官であり、「痛み」の出た局所だけ変化を加えてもバランスを崩し早々の回復にはつながらないのです。そして痛みを長いこと感じていると、脳の中で間違った記憶を固定化させて本来の動きを忘れてしまいます。

【 筋肉と骨 】

筋肉は骨にほとんどがくっついています。(ものによってはスジにつくものや、皮膚につくものもあります)筋肉を動かしなさいと指令があっても、一部の筋肉がオーバーワークの状態のときに働かされると危険と、「筋肉」は判断してそれらを使わないようにするのと同時に、不安定な状態なのでとっさに筋肉を縮めることができるようにケイレン状態にあります。この状態を一般的に凝っているというのです。その状態で過ごすのにも限界があります。その時骨と骨をまたいでついている筋肉を働きにくくするために、効率の良かった関節の位置をゆがめてしまいます。結果、変形の初期に移行していきます、「変形性膝関節症」「変形性腰椎症」「変形性股関節症」などといったものから「O脚」のようなものまですべて原因は筋肉疲労から来ているのです。つまりよくするためには、筋肉をストレッチングさせるのと同時に、関節のゆがみを補正しなければなりません、補正していくと自然と筋肉が緩んだり縮んだりするので関節の可動範囲が広がっていくんです。

自分でできる予防法はストレッチングで関節補正まではできませんが、筋肉が働ける状態になってくれば理論上自然に関節の歪みが補正されて骨の並びが整ってきます。

私が行っているのは複数の関節の並び合わせなので、自分で行うストレッチングとは違います。さらに上記で筋肉と神経の関係性を記しましたが、疑似的にその情報を筋肉に与えて感覚神経から中枢(脊髄と脳)へ、中枢から筋肉へというフィードバックを同時に整え合わせる手技療法です。

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