変形性膝関節症で階段がつらいと感じたときに
こんにちは。ひのくま整骨院です。
階段を降りるときに膝が気になる。立ち上がる最初の一歩がこわい。歩き始めるまで膝がかたまったように感じる。変形性膝関節症と言われると、そんな毎日の小さなつらさが、急に大きな不安に変わってしまいますよね。
このページでは、一般的な医療機関でどのように見立てられることが多いのかをやさしく整理しながら、当院ではなぜ「膝だけ」を見るのではなく、足首・股関節・筋肉のつながりまで大切にしているのかをお伝えします。
久喜市はもちろん、幸手市・加須市・鴻巣市・宮代町・杉戸町・白岡市・春日部市から整骨院や整体を探しておられる方にも、安心して読んでいただけるように、やさしい言葉でまとめました。
そのお悩み、お一人で抱え込んでいませんか?
変形性膝関節症のお悩みは、ただ「膝が痛い」というひと言では言い切れないことが多いんです。
朝、布団から起き上がって最初の一歩が出しづらい。スーパーで買い物をしているうちに、だんだん膝の内側が気になってくる。階段では手すりを探してしまう。正座やしゃがむ動きが前よりずっと遠く感じる。そんな日が続くと、気持ちまで小さくなってしまいますよね。
でも、そのつらさは、気のせいでも、年齢のせいで片づけてよいものでもありません。あなたが弱いからでもありませんよ。
膝は、歩く、立つ、座る、向きを変えるといった毎日の動きの中心にいる関節です。だからこそ、少しの違和感でも生活への影響が大きくなりやすいんです。
「まだ我慢できるから」と頑張り続けている方ほど、足首や股関節、お尻の筋肉まで緊張してしまって、膝だけの問題ではなくなっていることもあります。
大切なのは、痛みを責めないことです。
今の膝の状態を、体からのサインとしてやさしく受け止めてあげること。その一歩から、体の見方は変わっていくかもしれません。
一般的な医療機関での見立てと対処法
変形性膝関節症とはどのような状態か
一般的な医療機関では、変形性膝関節症は、膝の関節にある軟骨が少しずつすり減り、関節のすべりが悪くなって、痛みやこわばり、動かしにくさが出てくる状態として説明されることが多いです。
初めは、歩き始めや立ち上がり、階段の上り下りなどで違和感が出やすく、進むと膝が伸びにくい、曲がりにくい、腫れぼったい、水がたまった感じがする、といった変化が見られることがあります。女性に多い傾向があることも知られています。[参考:日本整形外科学会 / 順天堂大学医学部附属順天堂医院]
一般的に行われる検査
見立てでは、まずレントゲンで関節のすき間や骨の変化を確認することが一般的です。必要に応じてMRIで軟骨や半月板、周囲の状態を詳しくみたり、ほかの病気との区別のために血液検査などが行われたりすることもあります。
同じ「膝の痛み」でも、半月板のトラブル、靱帯の負担、炎症の強い状態などが重なっていることもありますので、まず状態を整理することはとても大切です。[参考:日本整形外科学会 / 順天堂大学医学部附属順天堂医院]
一般的な対処法
対処としては、痛みの強さや生活の困りごとに合わせて、湿布や塗り薬、内服、関節内への注射、サポーター、杖の使用、体重管理、太ももまわりの筋力トレーニングやストレッチなどが組み合わされることが多いです。
状態が進んで日常生活への影響が大きい場合には、骨の並びを調整する手術や人工関節の手術が検討されることもあります。まずは手術以外の方法から始める流れが一般的です。[参考:済生会滋賀県病院 / 順天堂大学医学部附属順天堂医院]
安静や固定についての考え方
変形性膝関節症では、骨折のように長期間しっかり固定する、という考え方が中心になることは多くありません。腫れや熱感が強い時期は一時的に負担を減らしながら過ごすことがありますが、長く動かさなさすぎると、かえって筋肉が弱り、膝を支えにくくなることがあります。
そのため一般的には、痛みの強さを見ながら負担量を調整しつつ、無理のない範囲で動かすことが大切とされています。[参考:順天堂大学医学部附属順天堂医院]
一般的な対処と「少し違う」当院の考え方
ここからは、ひのくま整骨院が膝をどう見ているかをお話しします。
私たちは、痛い場所だけを、そのまま原因と決めつけないようにしています。もちろん膝そのものに負担が集まっていることは多いのですが、その負担をつくっている背景に、足首のかたより、股関節の動きづらさ、お尻や太ももの筋肉の連動の乱れがあることも少なくないと考えています。
たとえば、膝を曲げたときのコキコキという音も、膝だけが単独で音を出しているというより、足首の傾きや足の着き方の偏りをきっかけに、すねの骨がねじれ、大腿骨とのかみ合わせが不安定になり、さらに股関節やお尻の筋肉が補おうとして緊張した結果、膝のお皿の通り道に無理が出ている、という見方ができる場合があります。
炎症性のサインが前に出るとき
膝が熱っぽい、赤みがある、腫れが強い、触るだけでもつらい。そうした時は、炎症性の痛みが前に出ている可能性があります。この場合は、まず無理を重ねず、一般的な医療機関での確認が大切になります。
当院でも、こうしたサインが強い時は、今どの段階なのかを落ち着いて見極めることを大切にしています。
すべりの悪さや水腫が関わるとき
変形性膝関節症では、関節の中のすべりが悪くなったり、膝の動きの偏りが続いたりして、膝の中が張るような感じや、水がたまったような重だるさにつながることがあります。
当院では、こうした状態を、膝だけの問題としてではなく、足首・膝・股関節の並びの中で見ています。膝の内側に負担が寄っている方でも、実際には足首の倒れ込みや股関節の支え方の乱れが関わっていることがある、と考えています。
筋肉ががんばり続けて起こる痛み
もうひとつ大切にしているのが、筋肉の働きの低下です。
筋肉は、ただ縮むだけではありません。体温を保ち、姿勢を支え、動きをつくるために、たくさんの筋肉が協力し合っています。ところが、神経からの合図をうまく受け取りにくくなった筋肉が増えると、元気に働ける筋肉ばかりが余分にがんばることになります。
その結果、太ももの前だけが踏ん張りすぎる、ももの内側やお尻がうまく使えない、ふくらはぎが固まりやすい、といったアンバランスが起こり、膝の内側やお皿のまわりに痛みとして出てくることがある、と考えています。
痛い場所が「結果」になっていることもあります
膝を支える筋肉は、太ももの前の大腿四頭筋、ももの裏のハムストリングス、内ももの内転筋、お尻の中殿筋や大殿筋、ふくらはぎの筋肉など、たくさんあります。そして、それらは大腿神経、閉鎖神経、坐骨神経からつながる脛骨神経・総腓骨神経などの働きと深く関係しています。
こうした筋肉と神経の連係が崩れると、膝がまっすぐ伸びない、歩くたびに内側へ荷重が集まりやすい、お皿の動きが偏る、といったことが起こりやすくなります。長い時間その状態が続くと、関節の摩擦や偏った負担が積み重なり、変形が進みやすくなる場合もあると考えています。
「弱いから鍛えればいい」だけでは足りないことがあります。
どの筋肉を、どの順番で、どんなふうに働けるようにするか。そこまで含めて体を見ていくことが、膝の負担を考えるうえで大切だと、当院では考えています。
神経筋リセット療法という「優しい」アプローチ
ひのくま整骨院では、膝のつらさに対して、神経筋リセット療法という考え方で向き合っています。
これは、PNF(固有受容性神経筋促通法)の理論をベースに研究開発された手技療法で、神経の流れと筋肉・関節の連係をやさしく整えていくことを目指すものです。
「バキバキするのかな」と心配される方もおられますが、当院の施術は強い刺激で押し切るものではありません。眠くなるほどソフトな刺激で、神経のスイッチをやさしく切り替えていくようなイメージを大切にしています。[参考:春日スポーツ医学研究所 howto / 春日スポーツ医学研究所 tamatare]
神経筋リセット療法とは
当院では、神経筋リセット療法を、神経システムの組み立て直しと修正を目指す手技療法として捉えています。
土台にあるのは、柔道整復術の考え方である「関節整復」と「筋整復」です。関節整復では、関節の動く範囲の回復や動きの偏りの修正を目指します。筋整復では、筋肉どうしの協調性や反対側とのつり合いを見ながら、筋肉と関節の連係不全を整えていくことを目指します。
筋肉や関節の中には、体の位置や動きを感じ取る小さなセンサーがあります。そこへやさしい刺激を入れることで、感覚神経から脊髄・脳へ、そして運動神経から筋肉へと戻る神経の回路が、なめらかに働きやすい状態を目指していきます。
膝にはどのように向き合うのか
変形性膝関節症で膝の内側が気になる方でも、膝だけを触って終わることはあまりありません。
たとえば、足首の向きが内側へ崩れやすい方は、すねの骨の傾きが変わり、膝のかみ合わせに影響しやすくなります。逆に、股関節がかたくてお尻が使いにくい方は、膝が代わりに頑張りすぎてしまうことがあります。
そのため当院では、足首の可動、膝のお皿の動き、すねの骨と太ももの骨の関係、股関節の回旋、お尻や太もも前後の筋肉の反応までを一つの流れで見ていきます。
関係する筋肉としては、大腿四頭筋、ハムストリングス、内転筋群、中殿筋、大殿筋、下腿三頭筋などを重視します。支配神経では、大腿神経、閉鎖神経、脛骨神経、総腓骨神経の働き方も意識しながら、筋肉が受け取る命令のズレを整えることを目指します。
当院が目指していること
神経筋リセット療法では、筋肉の活動量が高まりやすい体の使い方へ導くことで、筋肉へ酸素や栄養を届ける流れや、休む力にもつながる体の働きに、よい相乗効果が出てくることを目指しています。
それによって、筋代謝力、つまり筋肉がエネルギーから力を生み出す働きが上がりやすくなり、疲れをため込みにくい体の流れへつなげたいと考えています。
当院の施術理念は、痛みを出す必要のない体内環境づくりです。言い換えると、その場しのぎではなく、根本的な改善へのアプローチを目指していくことです。
電気機器に頼るのではなく、その日のお体の反応に合わせて、手だけでていねいに向き合う。ご自身が本来もっている回復力が働きやすい方向へ、やさしく後押ししたいと思っています。
まとめ・ひのくま整骨院へのご案内
変形性膝関節症の膝の痛みは、膝だけを見ても分かりきらないことがあります。一般的な医療機関での見立てを大切にしながら、足首や股関節、筋肉と神経の連係まで目を向けることで、見えてくることもあります。
「年齢だから」とあきらめる前に、今の体がどんなサインを出しているのかを、一緒に整理してみませんか。
一律料金に込めた、私の思い
「腰も首も、膝もみてほしい」――そんなお気持ちは、とても自然なことだと思っています。
だから当院では、部位ごとに料金を気にせず、体のすべてを預けていただけるように、全身一律 7,000円としています。膝だけでなく、足首も股関節も、お体全体を見ながら最適なバランスを目指していきます。
通院中の方には、これまでの流れを大切にしながら、今のまま丁寧にお体をみさせていただきます。なお、前回から1か月以上あいた場合は、その間のお体の変化をあらためて確認しながら、全身をていねいに整える形になります。
まずは相談だけでも大丈夫ですよ。気になることがあれば、どうぞ無理なくお声がけください。
ひのくま整骨院
所在地:〒346-0012 埼玉県久喜市栗原2-2-7
電話番号:0480-31-7775
受付時間:月〜金 午前8:30〜13:00 / 午後15:00〜20:00、土曜 午前8:30〜13:00 / 午後15:00〜17:00
お休み:日曜日・祝日












