膝の痛みとコキコキ音は筋肉のサインかもしれません

「最近、階段を降りるときに膝がズキッとする」

「椅子から立ち上がるとき、膝がコキコキ鳴る」

「病院でレントゲンを撮ったら、変形性膝関節症と言われてしまった…」

そんな経験、ありませんか?

膝の痛みって、じわじわと日常を不便にしていきますよね。「まだ大丈夫」と思いながら、気がつけば好きな散歩も控えるようになっていた、なんてことも少なくないと思います。

この記事では、変形性膝関節症の原因やメカニズムを、難しい言葉をできるだけ使わずにお伝えしながら、当院(ひのくま整骨院)がどのような考え方で膝の痛みにアプローチしているかをご紹介します。

ひとりで抱え込まず、ぜひ最後まで読んでいただければと思います。

そのお悩み、お一人で抱え込んでいませんか?

「朝、布団から起き上がるときに膝がこわばっている」

「スーパーで買い物していると、だんだん膝が重くなってくる」

「階段を一段ずつゆっくり降りるようになってしまった」

こういった変化って、最初はちょっとした不便さとして始まりますよね。でも毎日のことだから、いつの間にか「これが普通」になってしまっていることも多いと思います。

「年だから仕方ない」「運動不足だから自業自得かな」と、ご自分を責めていませんか?

でも、それは違いますよ。膝の痛みは、あなたが弱いせいでも、怠けているせいでもありません。体の中で、筋肉や神経や関節が一生懸命にバランスをとろうとして、限界を超えてしまったときに出てくるサインなのかもしれないのです。

そのサインをきちんと受け取ってあげることが、とても大切だと私は考えています。

一般的な医療機関での診断と対処法

整形外科を受診すると、レントゲン撮影を行い「変形性膝関節症」と診断されることがよくあります。これはどういう状態なのでしょうか?

変形性膝関節症とは

膝関節は、太ももの骨(大腿骨)とすねの骨(脛骨)が向かい合い、その間にクッションの役割をする軟骨と、半月板という組織があります。

変形性膝関節症とは、この軟骨がすり減ったり、骨の形が変わったりすることで、膝に痛みや動きの制限が出てくる状態です。特に中高年の方に多く、日本では推定で2,500万人以上がこの状態にあると言われています。

症状の特徴としては、次のようなものがよく見られます。

  • 立ち上がりや歩き始めに膝が痛む
  • 階段の上り降りがつらい
  • 膝が腫れぼったく感じる、または実際に腫れる
  • 膝を曲げると音(コキコキ・ゴリゴリ)がする
  • ひどくなると膝が伸びきらなくなる、O脚が進む

医療機関での一般的な対処法

整形外科では、主に以下のような対処が行われます。

  • 薬物療法:痛み止めや湿布による症状の緩和
  • 注射療法:関節内へのヒアルロン酸注射などによる潤滑性の補助
  • 運動指導:大腿四頭筋(太ももの前の筋肉)の強化体操
  • 装具療法:サポーターや足底板による負担の軽減
  • 手術療法:症状が重い場合の人工関節置換術など

これらは症状を和らげるうえで大切な選択肢です。医師の指示に従いながら取り組むことは、とても重要だと思います。

ただ、「なぜ軟骨がすり減ってきたのか」「なぜ今の状態になったのか」という、その手前の部分に目を向けることも、長く膝と付き合っていくうえで大切ではないか、と私は考えています。

一般的な対処と「少し違う」当院の考え方

膝が鳴るのは「膝だけの問題」ではないかもしれません

膝を曲げたときに「コキコキ」「ゴリゴリ」と音が鳴る。この音、実は膝だけが問題で鳴っているわけではない可能性があると、私は考えています。

少し想像してみてください。

たとえば、足首に小さなゆがみが起きたとします。足首がゆがむと、体は無意識にバランスをとろうとします。すると、すねの骨(脛骨)が少し傾いてねじれ、その上にある大腿骨が不安定になります。膝のお皿(膝蓋骨)も少しズレた状態で動くようになり、そのズレを補おうとして股関節がはたらき、お尻の筋肉がギュッと固まります。

こうして、「足首のゆがみ」→「すねのねじれ」→「膝のズレ」→「お尻の緊張」という連鎖が起きると、膝関節が本来の動ける角度を外れてしまい、その結果として「コキコキ」という音や痛みが出てくることがあると考えています。

つまり、「痛い場所が、必ずしも傷んでいる場所ではない」ということです。

変形性膝関節症と「痙攣性疼痛」という考え方

膝の痛みには様々な種類がありますが、変形性膝関節症に関連する痛みとして、私が特に着目しているのが「筋肉の疲労・機能低下から来る痛み」です。

筋肉は、神経から届く「電気のスイッチ」のような信号を受け取って、縮んだり伸びたりします。動脈から酸素と栄養をもらって力を発揮し、使い終わった老廃物(乳酸など)を静脈に戻して代謝します。

ところが、疲労が蓄積して老廃物の回収が追いつかなくなると、筋肉の中に老廃物が溜まっていきます。すると、その筋肉に栄養を届けていた血管も機能しにくくなり、少しずつ「動けない筋線維」が増えていきます。

動けない筋線維が増えると、残った筋線維に負担が集中します。体は日常生活を変わらず続けようとしますから、残った筋肉を常にフル稼働させ続けることになります。膝を支えるための筋肉が緩まることなく収縮し続け、関節に余計な圧や摩擦が生まれ、それが痛みとして現れてくると考えています。

「膝が弱いから、もっと鍛えなければ」と思いがちですが、すでに過負荷がかかっている筋肉をさらに鍛えようとすると、かえって症状が悪化するケースもあると考えています。

筋肉の機能低下が、変形をじわじわ進めてしまうかもしれない理由

筋肉は体を動かすためだけにあるのではありません。体を支え、関節が正しい位置でなめらかに動くよう、常に微調整をし続けています。この筋肉の協調システムが崩れると、関節に偏った摩擦や圧力が加わり続け、長期的には軟骨のすり減りや骨の変形を進めてしまう可能性があると考えています。

「あのとき、もっと早くケアしておけば」と思っていただかなくてもいいように、体からのサインには早めに向き合っていただきたいのです。

神経筋リセット療法という「優しい」アプローチ

バキバキしません。眠くなるくらい、ソフトな施術です

「整骨院って、ボキボキされそうで怖い」と思っていませんか?

ひのくま整骨院の施術は、バキバキしません。力任せに押したり、グイグイ引っ張ったりすることもありません。「これで本当に変わるの?」と思うくらいソフトな手の動きで、気がつくとウトウトしてしまう患者様もいらっしゃいます。

この施術を「神経筋リセット療法」と呼んでいます。

神経筋リセット療法とは

神経筋リセット療法は、PNF(固有受容性神経筋促通法)の理論をベースに研究開発された手技療法です。

柔道整復術の「関節整復」と「筋整復」という考え方を土台にしています。

  • 関節整復:関節の動ける範囲を回復させ、偏りを修正する
  • 筋整復:筋肉と関節の連携のズレ(協調性・拮抗性のバランス崩れ)を整え合わせる

この二つを組み合わせることで、筋肉・関節・神経システム全体のバランス回復を目指しています。

具体的には、筋肉の中や関節の中にある「感覚の受容器」と呼ばれる部分をやさしく刺激することで、「感覚神経→脊髄・脳→運動神経→筋肉」という神経の回路(反射弓)を整えることを目指しています。神経のスイッチが正しく入るように、体に語りかけるイメージといえばわかりやすいでしょうか。

また、筋肉の活動量が向上することで、血管の末端の機能や副交感神経のはたらきへの相乗効果も期待できると考えています。「痛みを出す必要のない体内環境」をつくっていくことが、当院の施術の根っこにある考え方です。

電気を使わず、手技だけで向き合います

当院では電気療法などの機器は使いません。機械にできることには限りがありますが、手技は患者様お一人おひとりの体の状態に合わせて、その日その瞬間に細かく調整しながら施術を進められます。体に触れながら、変化を感じながら、一緒に体を整えていくイメージです。

変形性膝関節症への具体的なアプローチの考え方

膝の痛みに関わる主な筋肉として、太もも前面の大腿四頭筋、太もも後面のハムストリングス、お尻の大臀筋・中臀筋、すねの前脛骨筋、ふくらはぎの腓腹筋・ヒラメ筋などが挙げられます。これらの筋肉は互いに連携し合い、膝・股関節・足首の三つの関節を協調して動かしています。

神経筋リセット療法では、まず足首や股関節も含めた関節全体の可動域の偏りや、筋肉同士の連携のズレを確認します。そして、関節整復により膝・足首・股関節の動きの偏りを修正し、筋整復により大腿四頭筋やハムストリングスなどの協調性・拮抗性のバランスを整え合わせることを目指します。

膝を支配する主な神経は、大腿神経・閉鎖神経・坐骨神経の3系統です。これらの神経回路が正しく機能することで、筋肉が本来の活動量を取り戻し、膝関節への負荷の偏りが軽減できると考えています。

「膝だけを診る」のではなく、体全体のつながりの中で膝を見ていく。それが当院の考え方です。もちろん、すべて「〜を目指しています」という言い方になりますが、患者様お一人おひとりの体と向き合いながら、できる限りの改善へのアプローチをしていきたいと思っています。

まとめ・ひのくま整骨院へのご案内

膝の痛みやコキコキ音は、膝だけに原因があるとは限りません。足首・膝・股関節をつなぐ筋肉と神経のシステム全体のバランスが崩れることで、膝に負担が集中している可能性があります。神経筋リセット療法では、そのシステム全体へのアプローチを通じて、「痛みを出す必要のない体内環境」づくりをサポートしていきたいと考えています。

「腰も膝も、気になるところをまとめて診てほしい」

そんなご要望にお応えするため、ひのくま整骨院では部位にかかわらず全身一律の料金(7,000円)で施術を行っています。どこを施術しても料金が変わらないから、体のことをすべて話してほしい、という院長の思いからです。

すでに通院中の方はご安心ください。今のまま、大切に施術を続けさせていただきます。

なお、お久しぶり(1ヶ月以上ぶり)の方は、体の状態をあらためて確認させていただく場合がございます。どうぞ気軽にお声がけください。

「まず相談だけでも」という方も、大歓迎です。一人で抱え込まず、ぜひお気軽にご連絡ください。


🏥 ひのくま整骨院

📍 所在地:〒346-0012 埼玉県久喜市栗原2-2-7

📞 電話番号0480-31-7775

🕐 診療時間
月〜金:午前 8:30〜13:00 / 午後 15:00〜20:00
土曜日:午前 8:30〜13:00 / 午後 15:00〜17:00

🔴 休診日:日曜日・祝日

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