歩こうとすると太ももの内側がピキッと突っ張るように痛む。
椅子から立ち上がる時に、太ももと同じ側の腰に「ズキッ」と痛みが走る。
そして、歩き出すとなぜか膝まで痛くなってくる……。
このような複数の痛みが重なると、動くこと自体が億劫になってしまいますよね。
「ちょっと休めば良くなるだろう」と、体からのサインを我慢し続けてはいませんか?
痛みや違和感は、体が発している「無理をしていますよ」という大切な信号です。
この信号を繰り返し我慢することで、症状が複雑化し、回復までに時間がかかってしまう可能性があります。
本記事では、腰・太もも・膝と連鎖するような痛みの原因と、当院でのアプローチについて分かりやすくお話しします。
毎日を笑顔で過ごすためのヒントになれば幸いです。
目次
その症状、あなただけじゃありません
「立ち上がる時だけ腰が痛いのに、歩き始めると今度は太ももの内側や膝が痛くなるんです」
実は、こうしたお悩みをお持ちの方は、あなただけではありません。
私たちの日常生活は、立つ、座る、歩くといった動作の連続です。
例えば、ソファーから立ち上がって台所へ向かう時、車から降りてスーパーへ歩き出す時。
何気ない動作の中で、いくつもの関節や筋肉が協力し合って体を動かしています。
どこか一箇所に不具合が生じると、他の部分が「私が代わりに頑張るよ!」と無理をしてしまい、結果的にあちこちが痛くなってしまうことがよくあるのです。
「歳のせいかな」「最近運動していないから筋肉が落ちたのかな」と不安になるお気持ち、よくわかります。
ですが、決してご自身を責めないでくださいね。
まずは、体の中で何が起きているのかを知ることから始めていきましょう。
一般的な医療機関での診断と対処法
このような症状で整形外科などの医療機関を受診した場合、レントゲンなどの画像診断が行われます。
立ち上がり時の腰痛に対しては、「変形性腰椎症」や「腰部脊柱管狭窄症」、太ももや膝の痛みに対しては「坐骨神経痛」や「変形性膝関節症」といった診断名がつくことが一般的です。
骨や軟骨のすり減り、神経の圧迫などが原因とされ、お薬(痛み止め)や湿布が処方されることが多いでしょう。
また、リハビリテーションとして、患部を温める物理療法や、太ももの筋肉(大腿四頭筋など)を鍛えるための運動指導が行われることもあります。
痛みが強い時期は、コルセットやサポーターで固定し、数週間ほどの安静を指示されることも少なくありません。
こうした処置は、炎症を抑えたり、日常生活の負担を減らしたりするために大切な役割を持っています。
整骨院の視点から見た、その症状の原因
私たち整骨院の視点からは、少し違った角度から体を見つめます。
痛い場所が必ずしも「悪い場所(根本的な原因)」とは限らない、という考え方です。
「筋肉が弱いから鍛えましょう」という一般的な考え方がありますが、必ずしもそれが正解とは言えない場合があります。
問題なのは筋肉の「量(太さ)」ではなく、「うまく働けなくなってしまった筋線維(筋肉の細い糸)が増えていること」にあると私たちは考えています。
筋肉は、神経からの電気信号を受け取って伸び縮みします。
また、血液から酸素と栄養をもらい、使った後は老廃物を静脈へ回収して疲労を回復させています。
しかし、無理な姿勢や疲労の蓄積でこの「回収作業」が間に合わなくなると、筋肉内に老廃物が残り、栄養が届かなくなった一部の筋線維が「機能停止」を起こしてしまいます。
電気刺激を受けた筋肉が最大収縮を起こす値が閾値、その最大収縮位の値が働ける筋線維数が減ったために落ちる現象を「閾値(いきち)の低下」と呼びます。
筋肉には主に「熱を作る」「姿勢を保つ」「体を動かす」という3つの仕事があります。
もし、機能停止した筋線維が増えると、残った元気な筋線維だけでこれらの仕事をこなさなければなりません。
「熱を作る」「姿勢を保つ」仕事は休むことができないため、いざ「立ち上がる」「歩く」という動作をしようとした時、動かすための余裕が残っておらず、無理に力を振り絞ることで痛みを発生させてしまうのです。
例えば、立ち上がり時に腰が痛むのを無意識にかばうと、骨盤のバランスが崩れます。
すると、体を支えるために太ももの内側(内転筋など)が過剰に緊張して固まります。
その固まった太ももの状態で歩こうとすると、今度は膝の関節が引っ張られてねじれが生じ、結果として膝にまで痛みが出てしまう、という連鎖(システム障害)が起きている可能性があるのです。
神経筋整復法というアプローチ
ひのくま整骨院では、「神経筋整復法」という手技療法を用いて、このシステム障害の改善を目指します。
これは、PNF(固有受容性神経筋促通法)の理論をベースに開発された、柔道整復術の考え方を土台とするアプローチです。
電気療法などの機械には頼らず、すべて手技(手で行う施術)で患者様お一人おひとりの体と向き合います。
私たちの目的は、ただ筋肉をほぐすことではなく、「関節整復」と「筋整復」を組み合わせ、筋肉と関節の連携不全(チームワークの乱れ)を整えることです。
■ 当院ならではの少し変わった視点
初めて当院をご利用になる方には少し不思議に聞こえるかもしれませんが、いくつかの施設へ通われてきた方にお伝えしたい、私なりの体の捉え方があります。
筋肉と神経のシステム調整というアプローチは、一般的な処置とは少し異なる視点で行われます。
例えば、患者様の足に触れさせていただく時、私の頭の中では「手のひらの上に患者様を乗せて、指先に立てた棒を倒さないようにバランスを取る」ようなイメージを持つことがあります。
これは、「ここが悪いから」「ここが動かないから」と部分的に見るのではなく、「地上にまっすぐ立つ」という、より大きくてシンプルな視点で体を捉えているからです。
また、前かがみになった時に腰や太ももが痛む場合。
もしかすると、お腹の中にある内臓の重みが前に垂れないよう、無意識にお腹へ力が入りすぎている(かばっている)のかもしれません。
そんな時は、ただ揉むのではなく、背中や腕の位置をほんのわずかにずらしたり、動きの連続性をワンテンポ遅らせるように、方向と抵抗を合わせながら優しい刺激を加えることがあります。
さらに、人間の体の6割以上は水分でできていますよね。
私は体を巡るものを「血液」や「リンパ液」と限定して考えるのではなく、もっと大きく「体の中の水の流れ」としてイメージしています。
もしその流れに抵抗や滞りを感じる場所があれば、スムーズに流れる方向を探りながら、適切な圧をかけて調整していきます。
「なぜそんな方法を?」と疑問に思われるかもしれませんね。
ですが、これまでの一般的な見立ての処置を受けても変化を感じられなかったのであれば、こうして全く別の角度から体にアプローチすることで、良い変化のきっかけが生まれることがあるのです。
当院では、レントゲンやMRI、CTといった画像検査は行えません。
しかしその分、私の手から伝わる感覚や、患者様自身の体に行う「筋力検査(筋肉の反応を見るテスト)」などを通じて、あなただけの体の答えを探していきます。
お一人おひとりに合った施術を見つけ出し、「痛みを出す必要のない体内環境づくり」を全力でサポートさせていただきます。
まとめ・ひのくま整骨院へのご案内
立ち上がり時の腰痛や、歩行時の太もも内側の突っ張る痛み、膝の痛みは、バラバラに起きているのではなく、筋肉と関節の連携バランスが崩れているサインかもしれません。
「弱いから鍛えなきゃ」と無理をする前に、まずは正しく働ける筋肉の環境を整えてあげることが大切です。
久喜市をはじめ、幸手市、加須市、鴻巣市、宮代町、杉戸町、白岡市、春日部市など、近隣の皆様の健康づくりをお手伝いさせていただいております。
本気でその悩みをどうにかしたいとお考えなら、ぜひ一度、ひのくま整骨院にご相談ください。
ひのくま整骨院
所在地:〒346-0012 埼玉県久喜市栗原2-2-7
電話番号:0480-31-7775
診療時間:
月〜金 午前8:30〜13:00 / 午後15:00〜20:00
土曜 午前8:30〜13:00 / 午後15:00〜17:00
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