繰り返すテニス肘の正体。安静より大切な筋肉の正しい働かせ方

「良くなったと思ったのに…」またぶり返す肘の痛みにサヨナラしませんか?

「痛いからしばらく安静にしてください」

病院でそう言われて、サポーターをして、重い物を持つのを我慢して…。
そうして1ヶ月後、「もう痛くない!」と思って家事を再開したとたん、またあの嫌なズキッとした痛みが走る。

「ちゃんと休めたはずなのに、なんで?」
そんなふうに、何度も繰り返すテニス肘(上腕骨外側上顆炎)に心を痛めていませんか?

実は、体の仕組みから見ると「安静にするだけ」では、根本的な解決になっていないことが多いのです。
むしろ、使わない期間が長くなることで、筋肉が「動き方」を忘れてしまい、再発のリスクを高めている可能性さえあります。

埼玉県久喜市の「ひのくま整骨院」では、そんな繰り返す痛みに対して、筋肉を休ませるのではなく、「正しく働かせる」ことで改善を目指す独自の施術を行っています。

なぜ繰り返す?一般的な「安静療法」の落とし穴

テニス肘(上腕骨外側上顆炎)の一般的な治療法として、多くの医療機関では以下のようなアプローチがとられます。

  • 保存療法:湿布や痛み止めで炎症を抑える。
  • 安静・固定:テニス肘バンドなどで固定し、患部への負担を減らす。
  • 注射:痛みが強い場合は、ステロイド注射などで痛みをブロックする。

これらは「今ある痛み(炎症)」を抑えるには有効です。
しかし、痛みが引いたからといって、「なぜ痛くなったのか」という原因が解決されたわけではありません。

多くの場合、安静にしている間に筋力は落ち、筋肉同士の連携も悪くなってしまいます。
その状態で、以前と同じように家事や仕事を再開すれば、弱った筋肉に急激な負荷がかかり、またすぐにキャパシティオーバーを起こして痛み(炎症)が再発してしまうのです。

ひのくま整骨院の視点:痛みの正体は「筋肉のサボり癖」

当院では、繰り返す痛みの原因を「筋肉のシステムエラー」にあると考えています。

痛みは3種類ある

まず、痛みの性質を知る必要があります。

  1. 炎症性疼痛:ケガなどで熱を持っている痛み。
  2. 代謝性疼痛:血流が悪く、老廃物が溜まって起こる痛み(だるさ、水腫)。
  3. 痙攣性疼痛:筋肉が常に緊張して引きつっている痛み。

再発を繰り返す方の多くは、3の痙攣性疼痛の状態にあります。
筋肉は本来、たくさんの繊維が協力し合って動きます(協調性)。しかし、一部の筋肉が疲労や使い方の癖で機能停止(サボり状態)になると、残された頑張り屋の筋肉だけに負担が集中します。

その結果、頑張りすぎた筋肉は常に緊張してこわばり、骨を引っ張り続けて関節のバランスを崩します。
関節の噛み合わせが悪くなると、動かすたびに腱と骨が摩擦を起こし、熱と痛みを生み出します。これが再発のメカニズムです。

つまり、治すべきは「肘の炎症」だけではなく、「一部の筋肉に負担をかけ続ける、バランスの崩れた体の使い方」なのです。

筋肉を目覚めさせる「神経筋整復法」とは

そこで当院が行うのが、久喜市では当院だけの技術「神経筋整復法」です。
これは、春日スポーツ医学研究所の春日啓先生が考案した「神経筋整合法」をベースに、リハビリテーションの手法であるPNF(固有受容性神経筋促通法)の理論を取り入れた施術です。

神経の回路を繋ぎ直す

この施術の最大の目的は、「サボっている筋肉を叩き起こす」ことです。

特殊な手技で筋肉内のセンサー(感覚受容器)を刺激すると、その信号は「感覚神経」を通って脳や脊髄(中枢)へ送られます。
中枢はそれを受け取り、「運動神経」を通じて「もっと働きなさい!」という指令を筋肉へ送り返します(神経反射弓)。

この神経回路が整うと、今まで機能していなかった筋肉繊維が目覚めて活動を始めます。
筋肉全体がバランスよく働くようになるため、肘の一部分だけにかかっていた負担が分散され、痛みを出す必要がなくなるのです。

筋代謝力が上がれば、体は変わる

筋肉が正しく動くと、ポンプのように血液を送り出し、酸素と栄養を隅々まで届けます。
これを「筋代謝力の向上」と言います。血流が良くなれば副交感神経も働きやすくなり、自律神経のバランスも整うなど、体全体に良い影響(相乗効果)が期待できます。

【症例報告】仕事復帰のたびに再発していた40代女性

【患者様:40代女性・事務職】
パソコン作業が多く、半年前から右肘の外側に痛みを感じていました。
整形外科に通い、痛みが引いては仕事を頑張り、また痛くなって休む…ということを3回繰り返していました。「もう仕事を辞めるしかないのか」と悩んでの来院でした。

【ひのくま整骨院の見立て】
検査を行うと、肘そのものよりも、手首から肘、そして肩にかけての筋肉がガチガチに緊張し、ねじれ(捻転)が生じていました。
安静にしていたことで痛み(炎症)は引いていましたが、腕の筋肉が正しく伸縮できない「ロック状態」になっており、これではキーボードを打つだけで肘に過度な負担がかかる状態でした。

【施術内容と経過】
神経筋整復法を用い、まずは前腕のねじれを取り除く軸合わせを行いました。
さらに、肩甲骨周りの筋肉にも刺激を入れ、腕全体で負担を分散できるように神経回路を調整しました。

初回の施術で「腕が軽い!肘がスムーズに伸びる」と変化を実感。
その後、1週間おきに5回の施術を行い、仕事中の体の使い方もアドバイスさせていただきました。
現在は仕事をフルタイムでこなしながらも、再発することなく元気に過ごされています。

まとめ:一生使える丈夫な腕を取り戻すために

「痛いから動かさない」という常識は、時として回復を遅らせてしまいます。
大切なのは、痛みのない範囲で「正しく動かせる環境」を体に作ってあげることです。

ひのくま整骨院の施術は、ボキボキしたり、機械に頼ったりすることはありません。
あなた自身の筋肉が持つ可能性を引き出し、再発しない体作りをサポートします。

久喜市で「何度治療してもぶり返すテニス肘」にお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
あなたの「治したい」という気持ちに、確かな技術でお応えします。

本気でその悩みを治したいなら、
一度専門家にご相談ください

ひのくま整骨院


📍 所在地
〒346-0012 埼玉県久喜市栗原2-2-7

📞 電話番号
0480-31-7775

📅 診療時間
月~金:8:30~13:00 / 15:00~20:00
土曜日:8:30~13:00 / 15:00~17:00
※休診日:日曜日、祝日

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