階段や坂道で膝が痛むときの予防と対策

階段や坂道で膝が痛むときの予防と対策

年齢を重ねると、階段や坂道の上り下りで膝の痛みを感じることが増える方も多いのではないでしょうか?膝の痛みは日常生活に大きな影響を与えるため、予防や対策が重要です。今回のブログでは、膝の痛みの原因と、その痛みを軽減するためのストレッチや筋肉強化の方法についてご紹介します。ぜひ、毎日のケアで膝の負担を減らし、快適な日常生活を目指しましょう。


膝の痛みの原因とは?

膝は体重を支える重要な関節の一つで、日常的に負荷がかかりやすい部位です。特に階段や坂道の上り下りでは、平地を歩くときに比べて膝にかかる負担が大きくなります。膝の痛みの原因としては、加齢による軟骨の摩耗や筋力の低下が挙げられます。これにより、膝関節がスムーズに動かなくなり、炎症や痛みを引き起こすことがあります。とここまでは一般的なお話です。

ひのくま整骨院では、加齢による軟骨の摩耗が膝の痛みの原因ではないと思っています。筋力低下が起きていることで、膝の痛みを起こしていることは、私もそうだと考えています。また、関節がスムースに曲がらなくなるのは、筋肉のバランスがゆがみ、関節軸が崩れるためだと考えています。


予防策1: 日常的なストレッチ

膝の痛みを予防するためには、日頃からのストレッチが効果的です。特に大腿四頭筋(太ももの前の筋肉)やハムストリングス(太ももの裏の筋肉)を柔らかく保つことが重要です。また、ふくらはぎの下腿三頭筋の柔軟性もとても重要だと思っています。以下のような簡単なストレッチを取り入れてみましょう。

  1. ハムストリングス・ふくらはぎのストレッチ
    床に座り、片足を伸ばし、もう片方の足を内側に曲げます。伸ばした足のつま先に向かって前屈し、太ももの裏をしっかりと伸ばしましょう。また、左右に開脚して膝を伸ばし、右足方向、左足方向、真ん中方向の3方向、各5秒間5回ずつ反復して伸ばしましょう。
  2. 大腿四頭筋のストレッチ
    うつ伏せになって、片足を後ろに曲げて、足首を持ち、太ももの前を伸ばします。反対側も同様に行い、左右5秒ずつ、5回ずつ反復して伸ばします。

これらのストレッチを毎日続けることで、膝関節周辺の筋肉を柔軟に保つことができ、負担を軽減できます。


予防策2: 筋肉強化

ひのくま整骨院では、極力、筋力強化を勧めません。ただし、日常生活動作、例えば散歩(ウォーキング)を無理のない程度で行うことをお勧めしています。これには条件があります。歩き方をマスターしてからです。とても重要なことなので、膝が痛い場合は、まず、歩き方の基本、ひのくま整骨院で教える、足踏みを交互に50~100回行うように指導しています。

日常生活での膝の負担を減らす工夫

日常生活でできる膝の負担を減らす方法もいくつかあります。

  1. 適切な靴選び
    クッション性のある靴を選ぶことで、歩行時の衝撃を和らげ、膝への負担を減らします。そして足のサイズにしっかりあった靴を履くこと。または、和装の履物をお勧めしています、例えば、下駄、草履、地下足袋など。
  2. 正しい姿勢で歩く
    前かがみにならず、背筋を伸ばして歩くことで、膝にかかる負担を軽減できます。つまり、足元ばかり見て歩かないようにということです。
  3. 休憩を取る
    階段や坂道を上るとき、また平たんな道を歩いているときも、無理をせず、途中で休憩を入れることも大切です。膝への負担を分散させるため、疲れを感じたらこまめに休むようにしましょう。

ひのくま整骨院でできること

当院では、膝の痛みに悩む方に対して、神経筋整復法を用いた施術を行っています。膝の痛みの原因を根本からケアし、日常生活の動作が楽になるようサポートします。また、個々の状態に合わせたストレッチや体の使い方・動かし方のアドバイスも行っています。

膝の痛みでお悩みの方は、ぜひ一度ひのくま整骨院にご相談ください。埼玉県久喜市をはじめ、幸手市、杉戸町、白岡市、宮代町、加須市、羽生市、鴻巣市などの近隣地域からも、また、東京や神奈川や栃木、青森などの遠方の地域も時々、多くの方にご来院いただいております。


膝の痛みを予防し、元気な毎日を送るために、日々のケアを欠かさないようにしましょう。ひのくま整骨院では、皆さまの健康をサポートするための情報を提供しています。スマートフォンからでも簡単にご予約いただけますので、お気軽にお問い合わせください。

トップへ戻る