ケガではない急性の痛み

腰だったり、首・背中だったり、ふくらはぎや膝だったり、急に体が痛くなることがあります。継続しないものであればそんなに心配しなくてもよい、と今まで考えていました。

それは間違いです、それは体のゆがみのサインです。早めに対処を心掛けなければ、ステップアップし、継続的に痛みが続くようになると、今は考えています。

だから一日でも早く医療機関への、もちろんひのくま整骨院でも対応し施術いたします。

学生までの間は適度な様々な動きができているので、体は無理のない動かし方ができると思われます。骨格もそうですが、おなかの中身にも同じようなことがいえそうです。20歳ぐらいの時はお酒を飲んでもアルコールが翌日まで残っているような感覚はありませんでしたが、いつの間にか、1リッターもビールを飲んだら翌日に二日酔いはなくても何となく残っているような感覚に私は感じています。

先日、今はほとんど行っていないのですがゴルフのスイングのことで少し考え、シャドーで素振りとまではいかないのですがやってみました。近頃の私のイメージは、サッカーのインサイドキックやインステップキックのイメージなんですが、右利きなので左足に体重を乗せるようにすると、足の感覚がありません。あれ?足からスネ、膝、腰と連続する動きに左足に荷重がかけられないのです。

ゆっくり、姿見で確認しながらすると、体は左に倒れ、右足を後ろに引いたとき足先が右側に行きたがります。本来は、真後ろ、あるいは左寄りに弧を描きながら下がらなければなりません。

それだけ動かし方にいつの間にか変な癖がついてしまっていたのです。何回か練習し今度はゴルフクラブを持って、サッカーのシュートのイメージで足を動かさないようにして骨盤の動きだけでゆっくり軌道をたどってみると、僕がイメージする動きになったのです。

何気なしに普段体を動かしていると、ゆがんだ動きも当たり前になってしまっています。機能的に問題ない許容範囲で動く分には、痛みは出ませんが、痛みが出るゆがみが起きていると、痛みが出たことの不安などから、かばい、またゆがんだ動きにプラスアルファーされ、悪循環を繰り返します。

筋肉のねじれや関節のゆがみから時々、筋肉の断裂を起こすという障害を耳にします。まだ私は出会ったことがないのですが。普通の肉離れではないので、再び筋肉がつくということが手術を施さないとできないようです。つまり出血を伴うことが少ないからです。けがは出血を伴い組織を着けようと自己治癒力が働きますが、慢性が引き起こす筋断裂は、筋機能が低下し続けるため、血流量は低下し、徐々にこすられ断裂時に残っていた筋繊維量が少ないため痛みは強く出るけど出血する血液量不足で筋断裂部の癒合(ゆごう:つくということ)はできないという状況になります。よく聞くのは肩の棘上筋なんですが、どこでもありうるのではないかと考えています。

結局何が言いたいかというと、痛みや違和感が出たら、安静で休んで痛みを落ち着かせるのではなく、ゆがみを整えて自己治癒力を高め、痛みが起こりにくい体づくりを提唱するということです。

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